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1月9日の社説は・・・

2015-01-09 05:22:44 | 社説を読む
パリの襲撃事件かマクドナルドか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ フランス週刊紙襲撃―言論への暴力を許すな

読売新聞
・ パリ新聞社銃撃 表現の自由に挑戦する蛮行だ(2015年01月09日)
・ 食品異物混入 企業も消費者も冷静に対応を(2015年01月09日)
 
毎日新聞
・ 仏週刊紙襲撃 憎悪あおるテロを断て NEW (2015年01月09日)
・ 国保改革 経済弱者の医療守ろう NEW (2015年01月09日)

日本経済新聞
・ 表現の自由へのテロは断じて許されない
・ 食品企業はもっと情報開示を

産経新聞
・ 仏紙銃撃テロ 表現の自由は揺るがない
・ 介護報酬引き下げ 待遇改善に工夫を凝らせ
 
中日新聞
・ 共存社会に大きな試練 年のはじめに考える 

※ 全社がパリの襲撃事件を取り上げました。

中日です。

「イラク戦争の暗い影

 容疑者は十八歳の少年と、アルジェリア系の三十四歳と三十二歳の兄弟。弟は熱心なイスラム教徒ではなく、スポーツジムのトレーナーを目指していましたが、パリで知り合った急進的な指導者の影響を受けたとされ、二〇〇五年、イラクに駐留していた米軍へのジハード(聖戦)に参加しようと、シリアへ出国しようとして逮捕されました。裁判では、イラクのアブグレイブ刑務所での捕虜虐待の写真を見て義憤に駆られたことが動機だったと証言しています。米ブッシュ前政権が主導したイラク戦争が暗い影を落としています。犯人らは自動小銃カラシニコフやロケット砲を手慣れた様子で扱っていたといいます。周到な準備がうかがえます。」

もちろん、表現の自由を暴力で封じることはいけません。

しかし、
「東京電力福島第一原発事故後、人体の奇形を扱ったフランスの漫画は無神経と批判されました。表現の自由はもちろん重要ですが、価値観や立場の違いによっては容認されないものもあることも忘れずにいるべきでしょう。」

北朝鮮を取り上げた映画もそうでした。

「イスラム教をめぐっては、〇五年九月にデンマーク紙がムハンマドの風刺画を掲載したのに対し、イスラム諸国で抗議行動が広がりました。当時、取材した欧州の雑誌編集者らの見解が「報道の自由のため掲載は当然」「人の心を傷つけるようなことをあえてすべきではない」と分かれていたのが印象的でした。」

私は、表現の自由とはいえ、「人の心を傷つけるようなことをあえてすべきではない」、すなわち、社としての品性の問題だと思います。

今回の風刺画は見ていないので、あくまでも一般論としてですが・・・・。



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