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平成25年度北方四島交流訪問事業 -穴澗桟橋上陸 -

2018-08-06 06:06:33 | 北方領土関係
5年前に行った色丹島の報告を再掲しています。
直接見聞きしたことをご覧ください。
少しでも北方四島についての理解につながれば幸いです。

※ この色で書いたものは、平成28年、平成30年に書き足したものです。
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平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告4回目です。

 個人的な見解や誤解も含まれるかもしれませんので、引用にはご注意ください。

 今日は、穴澗桟橋上陸です。

 8月3日(土)5:00 朝食です。元色丹島の島民である中田 勇さんよりレクチャーをいただきました。
 元学校の先生をしてみえた方です。



 上陸までの間、えとぴりかの操舵室を見学しました。





 レーダーです。



 ここで質問。
その後、操舵室を見学。
「昨日の海のシケはよくあることですか?」

「普通なら、出ないよ」運行中止ということだ。
「船としては全然問題ないけど、お客さんがトイレばかりに行かなければいけないからね」

「今回は、目的地が穴澗湾ということがわかっていたので、静かに待機できるので出たが、択捉や国後なら出なかったかも。」


 そうなんですか・・・。ありがとうございました・・・。


 湾の東側の光景です。

 高台に家が見えます。

 湾の南側の光景です。水産加工場でしょうか。
 

 東北部に朽ちた建物がみえました。
 
 何だと思いますか?

 拿捕された漁船の乗組員を収容する施設なのです。
 かつての日ソ(日ロ)の関係を象徴しています。

 10年ほど前(15年ほど前)からは使われていません。

 7:30から上陸です。桟橋は工事が行われていました。
 

 出迎えのロシア人のみなさんです。
 民族衣装で出迎えてくれました。その左の女の子は17歳。


 パンをちぎって、塩をつけて食べるのがおもてなしを受ける側の流儀です。

  


 一人ひとりと笑顔で挨拶をしながら握手をします。



 「Здравствуйте!(ズドラーストヴィチェ)」  
 
 ロシア語で「こんにちは」の意味です。

 気持ちの良い歓迎を受けました。

 桟橋はこのような状態ですが、1日でかなり工事は進みました。


 車に分乗して、目的地へ向かいます。
 
 ほとんどが日本製の4WD

 後でわかったのですが、。4WDでないと島内は困るのです。
 日本では、4WDが盗難されロシアに送られると聞いていました。ひょっとして・・・・。

 バスは韓国のHyundai。フランスのプジョーも1台ありました。

 道路は未舗装。色丹には、舗装された道路は全くありません。日本の島なら、人が住む島ならまず舗装されていることでしょう。


 舗装された道路がないということで、この島の位置づけがわかるのではないでしょうか。
 インフラ整備の進む国後や択捉とは扱いが違います。


 続きます。


このブログでのシリーズ記事は・・・
平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-
-古釜布湾2-
-穴澗湾 船中研修 -
-穴澗桟橋上陸 -
-歓迎式 -
- 穴澗初等中等学校視察 その1-
- 穴澗初等中等学校視察 その2-
- 穴澗初等中等学校視察 その3-
- インペリアルでの昼食 -
- 交流行事アトラクション -
- 意見交換会 その1 -
- 意見交換会 その2 -
- 意見交換会 その3 -
- 図書館見学 -
- 色丹島穴澗発電所見学 -
- 8月3日の夕食 -
- 稲茂尻視察 -
- 稲茂尻墓地墓参 -
- 斜古丹墓地墓参 -
- ホームビジット -
- サッカー大会 -
- 穴澗商店視察 -
- 夕食交流会 -
- 別れ ~ 出航 -
- 根室へ -
- 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター -
- 日本地図 -
- 出 発 前 -

このブログでの他のシリーズは・・・
さわやか中欧 見てある記 -1-
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-
タイ・バンコク 見てある記-1-
シェムリアップみてある記 -1-
香港に来ています
台湾レポート-1-

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