６月２７日の社説は・・・

テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　電力株主総会　原発頼みで展望あるか
・　元少年に死刑　慣れることを憂う

読売新聞
・　ＡＴＭ不正出金　内外の犯罪集団が結託したか（2016年06月27日）
・　憲法改正　超党派の合意形成を追求せよ（2016年06月26日）

毎日新聞
・　元少年に死刑　慣れることを憂う
・　視点・２０１６参院選　災害大国　全政党が心構えを＝論説委員・伊藤正志

日本経済新聞
・　日本企業は冷静に欧州戦略の再構築を
・　ＬＮＧ調達変えるパナマ運河

産経新聞
・　参院選と社会保障　枠にとらわれぬ改革案を
・　原発政策　電源確保への責任を示せ
　
中日新聞
・　支え合いの橋懸けたい　週のはじめに考える

※　朝日と産経が真逆の論を展開しています。

朝日です。
「だが、東京電力福島第一原発事故を経験したわが国で、原発を動かすことは格段に難しくなった。経営環境の激変を率直に受け止め、乗り切るための長期展望を示すのが経営陣の務めだ。しかも電力小売りが全面自由化された時代に、「とにかく再稼働を」と繰り返すだけで、株主の信頼は得られるか。」

産経です。
「海外からのエネルギー輸入に依存する資源小国の日本にとって、原発を手放すことが果たして合理的な選択といえるのか。電源多様化の道を自ら閉ざすことは、国益にも反しよう。

　発電量が天候に左右され、コストも高い太陽光などの再生可能エネルギーは、原発の代替電源にはなり得ない。再生エネの拡大ばかりを唱えるようでは、責任ある政策には値しない。」

新聞社同士で公開討論会をやってほしいですね。

違った意見が言えるということは健全なのですが・・・。