１月２５日の社説は・・・

イスラム国、白鵬を取り上げる社があるでしょう。
湯川さんが殺害された可能性があります。

読売は欧州の金融緩和でしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　いま辺野古で―移設の状況にはない
・　白鵬最多優勝―「国技」考える契機に

読売新聞
・　欧州の量的緩和　政策協調強めてデフレ回避を（2015年01月25日）
・　年金給付水準　非正規や将来世代の改善図れ（2015年01月25日）

毎日新聞
・　日本人人質　解放へ幅広い連帯を NEW (2015年01月25日)
・　認知症国家戦略　「５人に１人」時代が来る NEW (2015年01月25日)
　
日本経済新聞
・　安倍政権は農協の抜本改革を断行せよ
・　実効性ある原発テロ対策を

産経新聞
・　北方領土問題　露こそ歴史歪曲をやめよ
・　インフルエンザ　ひとりの注意が社会守る
　
中日新聞
・　文明は異なれど争わず　週のはじめに考える　

※　イスラム国は毎日と中日、白鳳は朝日、読売は欧州量的緩和と予想通りの結果でした。

　中日を紹介します。

「「イスラム国」の蛮行は悪用の典型として、先日のパリの週刊紙銃撃テロの発端は新聞が掲げた預言者ムハンマドの風刺画でした。では、なぜムハンマドの絵はいけないのか。
　イスラム教の礼拝所、モスクに入ったことのある人はまず何もないことに気づくでしょう。」

「ムハンマドはメッカ征服時、神殿の偶像の撤去と破壊を命じました。神はアラーのほかなく、それまでの部族の多神教崇拝は誤りとして否定したのです。教えは神の言葉の内というのです。」

「一方でフランスは表現の自由を主張しました。
　フランス革命で勝ち取った権利であり、自由こそは西欧文明の核心、発展の源だからです。引っ込めるわけにはゆかない。」

「ムハンマド風刺画の転載についてニューヨーク・タイムズ紙は載せず、ワシントン・ポスト紙は載せた。それほどにきわどい判断が求められたということでしょう。」

「「文明の衝突」という言葉があります。
　アメリカの政治学者サミュエル・ハンチントン氏が、冷戦という超大国同士の抗争の次に来る争いとして予言しました。実際、ボスニア紛争では東方正教会系のセルビア人とイスラム系のボスニア人が戦い、９・１１テロでは悪用されたきらいがあります。」

「文明を衝突させないため、政治だけでなく個人も責任をもつ時代になっているのです。」

このブログでも何度も触れているのですが、表現の自由は、時には「暴力」にもなります。

人権の先進国、フランス。人権と表現の自由のバランスを考えてほしいものです。