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台湾レポート-3-

2010-08-17 22:32:11 | 取材・旅行
自分の目で見た台湾を社楽的に紹介する台湾レポート第3弾。

忠烈祠

忠烈祠は、日本の靖国神社にあたるものです。
辛亥革命を始めとする中華民国建国や革命、抗日戦争などで戦没した英霊を祀る祠です。
かつては、台湾護国神社があったところで、その跡地に1969年に創建されました。
中華民国国防部が管轄しています。

見物は、何と言っても衛兵交代のセレモニー。

陸・海・空軍より選抜された兵士が、1時間交代で大殿を2人で守ります。
任務に就くと、1時間微動だにしません。

今朝は、8時40分に到着。



あいにく大門は工事中。



最初の兵が出てくる9時まで、暑い中待っていました。

「待ってました!」



5名の兵士が、ゆっくりと出てきました。



この2枚が繰り返されていると思ってください。

中央で、大殿に向かって向きを変えます。



大殿前では、銃を回すセレモニーが行われます。





その後、2人を残して帰っていきます。



その後の2人は、35度を超える中でも、微動だにしませんでした。



これらの兵士はエリート中のエリート。
体重まで制限されていると聞きました。
指名されたら断れないとも聞きました。

いずれにしろ、観光気分で見ている我々のためではなく、英霊のために懸命に任務を果たしているのです。

国のために命を落とした人を、国として祀るのは世界の常識です。

しかし、日本はうまくいっていないのは、昨日の社説でも書きました。
靖国神社では、憲法に抵触するからです。

憲法に反しない、国立の慰霊施設の実現を願いたいと、忠烈祠を見ていて思いました。

このブログでのシリーズ記事は・・・
台湾レポート-1-
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このブログでの他のシリーズは・・・
さわやか中欧 見てある記 -1-
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-
タイ・バンコク 見てある記-1-
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