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授業を変え、視聴率を高める学級づくり-12-

2011-06-23 05:46:43 | 教師のための指導法
授業実践フォーラムの授業実践講座「授業を支える学級経営」

 前回に続き「授業を変え、視聴率を高める学級づくり」國學院大學栃木短期大学教授 後藤正人先生のお話を聴いたことを紹介します。



 例によって、土井の主観的な解釈が混じっているため、講師の後藤先生、およびフォーラムの主催者には一切の責任はありません。
 
5 教師の覚悟 ③

○「聴く」~「子どもの考えをつなぐ」~「もどす」を繰り返す。

 ・授業の基本ですね。

○ 百の言葉より、一つの不思議を子どもの心に植つける

 ・チェックマンからチャッカマン(着火)、そしてチャンスマンへ

○ 正解を教える教師から、深く問い、考えさせる教師へ

 ・正解を教えるだけなら簡単です。

○ 三つの「せん」を言われたときの対応は

 ・「わかりません」「見えません」「聞こえません」
  なんと言いますか?
    
○ 子どもに追随、翻弄するだけの学習をしない

 ・許容は指導の撤退です。
 ・「子どもが主役」のスローガンのために、指導を躊躇するようなことがあってはいけません。

○ 教師の役割を自覚し、研鑽に励み、人格、見識を高める

 ・最後は「人間力」。


5 教師の覚悟 ④

○ 子どもを複数の職員で育てるという意識
 ・リレー(駅伝)ランナーのひとりであるという意識で
 ・観(子ども、学力、指導、教材、評価)を職員間で共有化しましょう。
 
○ 学級を開放し、自由貿易を推進(同僚性)
 ・教師の思いや願いを外に開示しましょう。
 ・弱く、足りない自分をさらけ出し、他者からの力を借りましょう。

○ 研究主任の下請的な授業研究会では、指導力は身に付かない。
 ・どうせやるなら前向きに。

○ 子どもの力を信じ切る(お手伝いを依頼する)
 ・「先生、教えてください」と言われたときの対応は。
 ・沈黙を恐れずに、待つ(信頼の証・積極性)ことも指導のうち。
 ・非言語で対応できる力を。
 ・結果に責任を持ちましょう。

続きます。

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