さわやか中欧見てある記－１０－

2019-09-01 06:07:30 | 取材・旅行

2019年８月21日から27日までの７日間、中欧４カ国（チェコ、オーストリア、ハンガリー、スロバキア）へ行ってきました。
自分にとっては初めの訪問なので、社会科教師としての最初の印象を80回にわたって書き留めています。
ただ、あまりにも短期間での訪問であり、現地の人への取材もわずかなため、あくまで主観的なものです。誤解や曲解も十分あり得ますので、引用にはご注意いただくと共に、間違いはご指摘いただけると幸いです。

今回は第１０回 再びプラハ城です。

プラハ城は、神聖ローマ帝国、ボヘミア王家の居城として870年に建築が開始され、完成までになんと600年を要しています。

広さは東西430m、南北70～140m、城内には教会が３つと宮殿が5つ、火薬塔、庭園、使用人の家などがあり、まるで町のような巨大なお城です。

第2中庭です。
第1中庭よりも古く、15世紀頃に形づくられました。第2中庭も第1中庭と同様に掘りを埋め立てて建設されました。

聖十字架礼拝堂です。

広場中央のバロック様式の噴水は1687年に神話をテーマにして建設されました。

中央扉を飾るルネット「キリストの受難」。非常に詳細に彫り込んだ装飾が特徴的です。

第1中庭です。

第1中庭の奥に堂々とそびえるのが「マチアスの門」。
17世紀に造られ、初期のバロック様式の影響を強く受けた建物です。

その外にあるのが

正門、別名「巨人の門」です。門に置かれた２体の闘う巨人像が見事です。

正門の両脇には常に衛兵が二人立っています。微動だにしません。
毎日午前5時から午後11時までの間、毎時0分に衛兵の交代式が行われます。
以前紹介しましたが、正午の交代式は盛大で、ファンファレーに合わせて旗の交換も行われます。

プラハ城正門前がフラッチャ二広場です。

広場の西側には1726年に建てられたペストの記念柱（グレーの塔）があり、広場の周囲を複数の宮殿が取り囲んでいます。

2009年の4月には、この広場でオバマ大統領が演説を行い、核のない世界を目指す宣言をしました。プラハ演説です。

　画像出典は JIJI.comhttps://www.jiji.com/jc/v2?id=20091112obama_words_10photo

大司教館です。左下の赤い膜のあるところが、プラハ国立美術館（ナショナル・ギャラリー）の絵画館になっているシュテルンベルク宮殿への入口です。デューラー、クラナッハ、ルーベンス、ブリューゲルなどの作品を見ることができます。

入り口で、奥がシュテルンベルク宮殿です。

大司教館の飾りです。

トマーシュ・マサリク初代チェコスロバキア大統領の像です。

オバマ大統領の演説にも登場しました。
Behind me is a statue of a hero of the Czech people –- Tomas Masaryk.
私の背後には、チェコ国民の英雄たるトマーシュ・マサリク像がある。

In 1918, after America had pledged its support for Czech independence, Masaryk spoke to a crowd in Chicago that was estimated to be over 100,000.
1918年に、アメリカ合衆国がチェコ独立の支援を約した後、マサリクはシカゴで10万人！を超えるといわれる群衆の前で演説を行いました。
I don't think I can match his record but I am honored to follow his footsteps from Chicago to Prague.
私はとてもその記録には及ばないとは思う (笑) 。しかし私はシカゴからプラハへと、かの英雄の足跡に従えて光栄です。

Just as we stood for freedom in the 20th century, we must stand together for the right of people everywhere to live free from fear in the 21st century.
20世紀に我々が自由のために戦ったように、21世紀には人々が (テロや核ミサイルの) 恐怖を感じることなくどこでも自由に暮らせるように、共に立ち上がらなければなりません。

And as nuclear power –- as a nuclear power, as the only nuclear power to have used a nuclear weapon, the United States has a moral responsibility to act.
核大国として、それも過去に核兵器を使用した唯一の核大国として、アメリカ合衆国は行動すべき道徳的責任があるのです。

We cannot succeed in this endeavor alone, but we can lead it, we can start it.
この使命を達成するためには我々だけでは成功できないだろう。しかし、私達は導くことができ、はじめることができるのだ！
　引用元は　https://ameblo.jp/eme-flo/entry-12208810062.html

その横で、結婚式の前撮り？撮影を行っていました。

次回に続きます。次回は、カレル橋に向かって１です。

今回は、阪急trapicsのツアー「さわやか中欧」での旅行でした。感謝の気持ちを込めて、この名前をお借りします。

2025年1月
日	月	火	水	木	金	土
			1	2	3	4
5	6	7	8	9	10	11
12	13	14	15	16	17	18
19	20	21	22	23	24	25
26	27	28	29	30	31

アクセス
閲覧	3,873	PV
訪問者	1,774	IP
トータル
閲覧	20,028,186	PV
訪問者	3,716,953	IP
ランキング
日別	93	位
週別	252	位

あなたも社楽人！

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

さわやか中欧 見てある記 －１０－

コメントを投稿

さわやか中欧見てある記－１０－