９月８日の社説は・・・

ＩＡＥＡ報告書、幼稚園バス、五輪不正、英国首相など話題は豊富です。

 

朝日新聞

・　安保文書改定　開かれた議論欠かせぬ
・　企業人権指針　取り組み強める契機に

 

読売新聞

・　ＩＡＥＡ報告書　露は直ちに原発から撤退せよ
・　園児バス放置死　命を預かる責任感が薄すぎる

 

毎日新聞

・　英新首相にトラス氏　欧州結束への責任は重い
・　通園バスで置き去り死　教訓なぜ生かせなかった

 

日本経済新聞

・　日本の国力を損ねる若者の「博士」離れ
・　五輪の再検証で信頼の回復を

 

産経新聞

・　療養期間の短縮　医療体制充実とセットだ
・　五輪汚職事件　アスリートらに謝罪せよ

 

中日新聞

・　国連報告と中国　批判にも耳を傾けよ
・　新型コロナ対策　現場の混乱招かぬよう

 

※　いろいろありました。

 

読売です。

国際原子力機関（ＩＡＥＡ）が、ロシア軍が占拠しているウクライナ南部のザポリージャ原発に関して、９月初旬に行った調査の報告書を公表した。

　原子炉近くにある放射性廃棄物を保管する建物など、複数の施設で砲撃による損傷が確認されたとして、攻撃の即時停止を呼びかけた。原発周辺に「安全保護地帯」を設置することも求めた。事実上の非武装地帯にするものだ。

　ロシア軍はウクライナへの侵略開始から間もない３月、ザポリージャ原発を攻撃した。その後、不法占拠を続けている。稼働中の原発を軍事作戦に利用するというロシアの卑劣な戦術が、危機を招いているのは明らかだ。

その通りです。

しかし、ロシアは無視するでしょう。

 IAEAは、国連の後援のもとに、1957年に自治機関として設立されました。

IAEAの管理機関は、全加盟国（173か国）で構成される「総会」、および35カ国から構成される「理事会」で成り立っています。

総会は年1回、理事会は4回開かれます。

本部はオーストリアのウィーンにあり、2,500人以上の職員がいます。

173か国が力を合わせて、安全保障理事会の常任理事国の権利を揺さぶるなどの働きかけが欲しいところです。