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ハイドン:交響曲第68番変ロ長調 (スコア付き)

2023-07-21 06:30:05 | 音楽雑感&関連サイト

ハイドン:交響曲第68番変ロ長調 (スコア付き)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン: 交響曲第68番変ロ長調 Hob.I:68 (スコア付き) 作曲年代:1774–75年 演奏:ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア

00:00 第1楽章 Vivace (変ロ長調) 07:02 第2楽章 Minuet – Trio (変ロ長調) 10:33 第3楽章 Adagio cantabile (変ホ長調) 24:08 第4楽章 Finale. Presto (変ロ長調)

《交響曲第68番変ロ長調》は、ハイドンがエステルハージ家に仕えていた時期の作品である。作曲年代はよくわかっていないが、《第66番変ロ長調》《第67番ヘ長調》《第68番変ロ長調》の3曲が1779年に「作品15」として出版されており、それ以前の1774–75年ごろの作品と考えられる。 この交響曲の最大の特徴は、第2楽章にメヌエット、第3楽章に緩徐楽章が置かれている点である。同様の例は《第15番ニ長調》《第32番ハ長調》《第44番ホ短調『悲しみ』》《交響曲B変ロ長調》があり、年代順では《第68番変ロ長調》が最後の例である。なお、メヌエットは当初存在しないとされていたが、残されたパート譜から復元された。 いわゆる「教科書的」な交響曲であるが、ファゴットが活躍したり、第3楽章は《第101番『時計』》を先取りしていたりするなど、斬新なアイデアも垣間見える。この演奏のように繰り返しを省略しないと、演奏時間は30分程度となるが、標準的な演奏は約25分である。


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