見せられたことに気付けた

市内のある交差点のちょっとした余った敷地に１～２年前から
花壇がつくられていた。
春にはパンジー、ビオラなど、今はニチニチソウが色とりどり咲いている。
面積にして・・畳２～３畳かなーー

今日、信号待ちをしていたら、その花壇の中に中年のご婦人がいた。
びっくりした！！

なにをやっているんだろうかと見ていた。よく見たら
まさに近くのヤオコーに買物に来たという服装。
片手にバックを持ってベージュのスカート。

花壇の中にいたというのは
花壇の植え込みに入っていたという意味でして
ご婦人どうやら通りかかった成り行きで草をむしっているのではないか・・
大きな草がどんどんひっこ抜かれているようだった。
実はyoshiもそこの花壇の草が前々から気になっていた。
信号待ちをしていると目に入るから、ウズウズ・・

 

今日はそのご婦人の姿に自分を重ねてしまう

 

腰をおろしての作業ではなくて、下ろしたらスカート汚れちゃうしね。
膝を伸ばした上体でお尻をつき出して
往来の激しい交差点で、草むしりを続けるご婦人・・・

丁度１１年前になるけど、子供３人連れて前期講習
３週間の間に色々と見せて頂いたことがあったので、担任だった
松本弘教（みつのり）先生から、理を頂くことになった。

「自転車が３台も壊れて乗れなくなってしまったということは、
１台目が壊れた時点でもう＜乗るな＞ということ。自分の足で泥にまみれて
傍目を気にせずありがたいありがたいと真実を見極めていく。
あんたはどちらかというと程よく通ろうとしているだろう。
自分の都合でやっていたんではいかん。
切り替えやな。。（以後省略）・・」

今も忘れない松本先生の言葉をご婦人の姿に出会って強烈に思い出した。

そうだった、、傍目を気にしないでいいんだった・・・

自分もチャリだったら、間違いなくご婦人に話しかけていたと思う。
一緒に草をむしっていたと思う。

勇気あるご婦人を通して、見せていただけたことをありがたいと思う。

 

　　　　　　　　　　　　　　☆画像は、別席場ちかくの花壇に咲いてましたよ