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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●某・国語辞典からの分野別問題・・・完了。
●故事成語類問題を、最近購入した故事ことわざ辞典から出題中。
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<故事成語類問題その27>*カタカナ部分を漢字にすること*
1.ケイを見て裏打つ
2.ウで居る
3.カク百日
4.カシャクの鬼
5.ゴコに薬を売る
6.ヒサゲの水が湯となる
7.セイトクの士は乱世に疎んぜらる
8.無功のシは君子は行(や)らず
9.命を信ずる者はジュヨウ亡し
10.ヘラ増しは果報持ち
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<解答㉗>
1.ケイ(罫)を見て裏打つ:紙に裏打ちするときは、罫線の縦横の具合を見てからすべきである。状態をよく見てから手を下せというたとえ。
2.ウ(鵜)で居る:口に出さないだけで、すべて知っている、よく知っているということ。「(鵜が魚を)飲み込んでいる」というのを、理解している意の「のみ込む」にしゃれたもの。
3.カク(膈)百日:胃癌・食道癌などを「膈の病」といい、食事ができなくなってからも百日は生きていられるものという。
4.カシャク(呵責)の鬼:良心が責められることのたとえ。
5.ゴコ(五湖)に薬を売る:官を辞して野に下り、薬を売って世を渡る。辞職して民間人としてのんきな生活をすることにいう。漢の時代、東方朔が乱世を避けて野に下り、五湖地方で薬売りをしたという故事。
6.ヒサゲ(提)の水が湯となる:嫉妬の火が燃えること。提=お銚子の一種。
7.セイトク(盛徳)の士は乱世に疎んぜらる:道徳観念の強い人は、乱世には除け者にされる。 *盛徳:すぐれて立派な徳(広辞苑)
8.無功のシ(師)は君子は行(や)らず:戦争をしても無駄な場合は兵を動かすべきでない。
9.命を信ずる者はジュヨウ(寿夭)亡し
10.ヘラ(篦)増しは果報持ち:年上の妻を持った人には福分があるという意。「篦持ち」ともいう。一歳上を「一篦」、二歳上を「二篦」などと呼ぶ。
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