漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 28ー②に向けての準備状況 その5

2016年08月20日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●「漢検1級模擬試験倉庫」・・初合格目指す方も高得点狙いのリピーターのかたにも最適!!1週間に1回の頻度で定期的に発信してくれています。トライされている方(ダウンロード数)はまだ30人前後・・・
●ぜひ、ご活用をお薦めします ・・・このブログのブックマークからもアクセスできます。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●28ー②に向けての準備状況 その5
 ①漢検辞典第2版の更なる精査 ➪着手開始(前回の整理の視点とはまた別の視点で整理開始。付箋400枚(¥218円)用意済み)+当ブログでまとめた<漢検漢字辞典第2版から>を読み直し・・・ 
 ②音訓整理の再開 ➪ 再開済み(記事公開・継続中) ➪ 予定より早めに完了しそうな作業状況
 ③国語辞典(電子辞書)の“再読み込み” ➪ 完了(A4用紙66頁分)。分野別に問題化して公開。「語選択問題」「類義語問題」「書き問題」を配信。完了
 ④「故事成語ことわざ」分野(別の事典での網羅的チェック) ➪(当該書籍をアマゾンで1200円で購入)完了。WP化も完了。「故事成語類」問題として公開継続中。現在、<その44>まで作成・配信予約済み。もうすぐ完了(<その46>ぐらいで完了予定)。

<今後の予定>そろそろ、
・書き練習・・・任天堂DS
・以前整理してある「広辞苑整理ノート」」語彙群)の読み直し
も始めるか・・・。

👍👍👍 🐒 👍👍👍
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 28ー① 講評 その4

2016年08月20日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<某団体の会議室にて>
(新・登場人物:京子(若くてそこそこ美形の女性課長代理・京都出身)・・・既登場人物:いつもの新人(広島出身):ますます、ルンルン気分・・・。課長(大阪出身・在住):所在不明。)
新人:京子はん、課長、どこ行ってまったんでひょ・・・前の会議から行方不明というか、全然、会社出てこんのですけど~!
京子:(はんなりと)あら、そうどすかあ~、いややわあ、困ったおひとやわあ~でも毎年、こんなもんどすえ、いつもこの時期、不機嫌になって大休暇になるんやわ・・・、新人はん、かんにんしてなあ・・・大概は、阪神電鉄の駅校内でやけ酒でも飲んで酔いつぶれてんのと、ちゃいますやろか・・・
新人:あ、いえ、へへへ、そんなやらかい言葉もろうたら、わて、ブチ、困りまんがな、というても、そろそろ28-②の打ち合わせ、本気出さんと間に合えへんのどす・・・(って、オレまでブチ京都なまりかよ!)
京子:あてで宜しかったら寄せてもらいまひょか(参加しましょうか)?
新人:(ムへへへへ・・・)へへ、んじゃ、お願いしまヒョか・・・(その後の28-①の平均点詳細分籍、得点分布状態、リピーターの脱落者数・率などなど、報告・・・)問題は、28-①の結果分析を踏まえてですね、「今後もこの水準で行くのかどうか」ということだと思いますねん・・・そこらへんの大方針をしっかり立てへんと、問題になりまへんで、作業にも入れんじゃろ・・・
京子:むっふ~ん!!そうどすねえ、!!そやけど、いきなり易しくするのはわやくちゃやわ、レベルを乱高下させたら、それこそ、何いわれるかわからしまへんで・・・特に、ブルグとかツイッテーとかやってはる関東のおひとって、好かんわあ、また、いろいろと云って来たら、かなんわ・・・
新人:京子はん、ブログ、ツイッターでんねん、知らへんの?・・・確かに関東人に多いですねえ、こういうの作ったり情報交換したりしてんの・・・ボコちん師匠やらrakurakuとかやら、鼻息の荒いの、多いですねえ、あ、あと、hyuuhyuuなんてのもあったな、もっと鼻息荒いヤツ・・・
京子:いややわあ・・・そんなんで、また、メールでもきたらどないしまヒョ・・・やっぱり、今年はレベルは同等のレベルを維持するのが良いと思いまへんか、新人はん・・・先生方もおおむね、そういうお考えの方が多いようよお、1級の権威、大復活って、喜んでいらっしゃったし・・・
新人:へえ~、そうなんでっか、京子はん、よう知っとりまんのう・・・
京子:むっふ~ん、それはそうよお、先生方のお相手は私の担当ですもん、もん・・・うふふ、この間も社費で、キブネにお連れしたのどすえ、夏のキブネはやっぱり涼しくてええわあ・・・そんときも、先生方、えろう張り切ってらしたわ、今度も難問10個ぐらいは用意できるって・・・
新人:きょ、京子はん、キブネ行ったんでっか、ワテ、まだ、課長に鴨川の川床にも連れて行ってもらってないですねん、ワテ、連れてってもらえんかのう、のう、のう・・・(28-②の問題作成云々は先送りや、なんとか京子と・・・、くへへへへへ・・・)
京子:うっふ~ん、よろしおま・・・でも、すんまへんなあ、社費、使えまへんえ、新人はん、そない、ぎょうさん、ナニをたんとお持ち?・・・
新人:う、う、う、そ、そんなブチ高くつくんでっか???
京子:まさか、あてに、キブネの流しそうめんでガマンせえってことはないでっしゃろ、うっふ~ん💛それに、夜は夜で、秘密の場所もあるのよお、京都は奥が深いんどすえ、祇園はおとこハンの世界、でも、男女でっていったら、嵐山か東山の穴場がよろしおま・・・
新人:ぐ、ぐ、ぐ・・・カモガワの川床と、キブネ、どっちが高いんでっかあ・・・そ、それに、夜って・・・いったいいくらぐらい用意したら・・・
京子:うふふふふふふふ・・・新人はん、まだまだあきまへんわ・・・いくらって心配するようじゃ、京都じゃ遊べまへんでえええ・・・
新人:・・・


(続く・・・かも)

👍👍👍 🐒 👍👍👍
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読(その285) 鈞 釿 鈔 鈕 鉅

2016年08月20日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●熟語の読み・一字訓読(その285)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<鈞:キン、ひと(しい)、はか(る)、ろくろ>
・ひと(しい):(=均)鈞諧(キンカイ)=ひとしくととのう、鈞等=ひとしいこと、鈞調=ととのうこと、鈞適=ひとしいこと=鈞敵
・はか(る):鈞衡(キンコウ)=①人材をはかりえらぶ ②政治の公平を保つ(宰相の称)  ③彼此差別のないこと(=平均)
・ろくろ:鈞陶(キントウ)=ろくろで陶器をつくる、「洪鈞(コウキン)・大鈞(タイキン)=①ろくろ ②転じて、造物主や天を表す」(漢検2)
*大鈞=天(万物造化の神) *鈞天=①九天の一。天の中央。 *鈞命=貴命・ご尊命 *鈞覧・・・(➪尊敬の意を表す接頭語)
*(「鈞」=まつりごとの意)国鈞=国の鈞を秉る(秉鈞)

<釿:キン、ギン、おの、ておの、き(る)、た(つ)>
*大字源:キン(漢・呉音)・ギン(呉音) *ギ音の熟語見当たらず。
*漢字源:キン・ギン(漢音)・コン・ゴン(呉音) *熟語掲載ナシ
・おの、ておの:釿鋸(キンキョ)=ておのとのこぎり(大漢和)、手斧(ちょうな)とのこぎり(大字源)
・き(る)、た(つ):熟語見当たらず(大漢和・字通・大字源・漢字源)
*「釿鍔(キンガク)」=器物の彫物の凹凸線。 *「“釿”は、器物のへりの意。「凹」部分を“釿”、「凸」部分=“鍔” という。あるいは、「沂」に作る。」(大漢和)
(注)大字源:「釿鍔(ギンガク)」=器物の表面の凸凹模様。釿(ギン)=くぼんだ所。鍔=盛り上がった所。 *「沂“鄂”(ギンガク)」あり、「沂」=「釿」とも・・・。
*大漢和にも「ギン、キン、ゴン」音あり。本熟語も「ギンガク」でも可かもしれない。

<鈔:ショウ、ソウ、かす(める)、うつ(す)、うつ(し)、さつ> *ショウ(呉音)ソウ(漢音) *ソウ音の熟語見当たらず。
・かす(める):鈔略=鈔掠=抄略=かすめとる、鈔邏(ショウラ)=かすめとる、鈔撃(ショウゲキ)=かすめとる、鈔劫(ショウキョウ)=かすめとる、鈔盗(ショウトウ)=かすめぬすむ、鈔奪(ショウダツ)=かすめうばう
・うつ(す)、うつ(し):鈔写=うつしとる、鈔本(*)、鈔校=うつしただす、鈔録=①うつし記す、謄写する ②ぬきがきする、抄録。 
・さつ:(=紙幣のこと)鈔印=紙幣に押す印、鈔引=さつ、紙幣。
*「鈔」に“ぬきがき”(=抜録)する意あり。「うつす」意とは別羲のようであるが・・・。漢検2では“うつす”意のところに「鈔本」とあるが、「鈔本」=「①ぬきがきする ②紙幣を発行する準備金」(大漢和)となっている。
 同様に、“ぬきがき”する意の熟語として、
「鈔録」②(前記)、「鈔纂」=ぬきがきしてあつめる、鈔綴(ショウテイ)=ぬき出しつづる、鈔謄=ぬき写しする  等がある・・・厳密に区別しなければ、これらの熟語も“うつ(す)、うつ(し)”に対応する熟語として理解しておいても良いかも知れない。

<鈕:ジュウ、チュウ、つまみ、とって、ボタン> *ジュウ(漢音)熟語ナシ *チュウ(慣用音)
・つまみ:印鈕、玉鈕、璽鈕、瑞鈕、亀鈕、鉗鈕、鎖鈕・・・後記(参考)参照。
・とって:環鈕=鐶鈕=把手、とって、引き手 *金をもってするのが「“鐶”鈕」、玉をもてするのが「“環”鈕」。
・ボタン:鈕釦=鈕子=ボタン、鈕鉤=ボタン、こはぜ。鈕口=鈕孔=ボタン穴
(参考)<古代史>カテゴリーの記事より一部抜萃・・・
・「鈕」にはいろいろな種類があることがわかった。字通によれば・・・
「印鼻」という。古くは「紐(ひも)」の字を用い、のち、「鈕」を用いた。 (*糸・絹の時代から金属の時代への移行の反映だろうな。) 飾りによって、「亀鈕」「蟠蛇鈕(バンダチュウ)」「螭虎鈕(チコチュウ)」のように云う。諸蕃には「蟠蛇鈕」の類を与えた ・・・との事。

<鉅:キョ、おお(きい)、おお(い)、とうと(い)>
*漢検2「とうと(い)」訓ナシ。ただし、意味②「大きい、おおい、とうとい」の中に記載あり。意味①は「はがね、鋼鉄」
・おお(きい):(=巨)鉅偉=すぐれて大きいこと。 鉅魚、鉅過=大きな誤ち、鉅石、鉅大、鉅衍=おおきく広い・・・
・おお(い):鉅億=きわめて多いこと、鉅費=巨費、多くの入費、鉅萬=甚だ多い、鉅狡=きわめて悪がしこいこと
・とうと(い):(「鉅」=尊者の通称)鉅公=①天子の称。巨公。②大人物 鉅卿=大兄、鉅儒=大学者=碩学大儒、鉅人=高貴の人、鉅人長徳=大徳の偉人
*「鉅」に“はがね、鋼鉄”の意あり(漢検2でも意味①に記載あり)
「鉅鉄」(大字源)が該当しそう・・・「はがね、丈夫な鉄」(漢字源)

👍👍👍 🐒 👍👍👍

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読(その284) 醢 醯 醵 醺 釉 

2016年08月20日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●熟語の読み・一字訓読(その284)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<醢:カイ、ひしお、ししびしお、しおから> 
・ひしお:醢漿(カイショウ)=ししびしおとひしお、醢豚(カイトン)=豚のひしお
・ししびしお:(骨を除いた肉の漬け物):醢漿、醢豚、覆醢(*)
・しおから:醢醯(カイケイ)=しおから *「醯」は“酢(す)”のこと。
*覆醢(フクカイ):「醢を覆う」=衛人が子路を醢にしたことを聞いて、孔子が家にある醢
を食うに忍びなく、これを棄てたという故事。
<醢汁(しょっつる)>(漢検2)
*魚醢(ギョカイ)、脯醢(ホカイ)、烹醢(ホウカイ)・・・大字源掲載熟語。

<醯:ケイ、す、すづけ、しおから> 
・す、すづけ:醯醢(ケイカイ)=すづけとしおから(大漢和)、「しおから。汁の多いししびしお」(大字源)、醯醬(ケイショウ)=「す」(大字源)、「すづけのしおから、また、す(酢)と味噌」(大漢和)、*大字源掲載熟語=「塩醯」「食醯」➪「す」のことと思われる。
・しおから:醯漿(ケイショウ)=「しおから、ししびしお」(大字源)、「しおから」(大漢和)
*「醯鶏(ケイケイ)」=虫の名。酒壺にわく小虫。
*「醯酸(ケイサン)は蚋(ゼイ)を慕わず」=酢は蚋を慕わないが、蚋がその味を好んで自然に集まってくる意。
*「醯(ケイ)、酸(す)くして蚋聚まる」 =醯は酸いので、蚋がその味を慕って集まってくる意。醯は一種の酢(す)。有徳者は自然、人にに慕われるに喩う。

<醵:キョ、あつ(める)、つの(る)> *漢検2:キョ音のみ掲載。訓ナシ・・・意味には記載あり。 
・あつ(める):醵出(=拠出)=金銭を出しあう。醵銭、醵資=衆人から金をあつめる(大漢和)
・つの(る):醵金(=拠金)=金銭をつのる *「もと、金銭をあつめる意。後、広く金銭をつのる意に。」(大漢和)

<醺:クン、よ(う)、ほろよ(い)> *漢検2「ほろよ(い)」訓ナシ。意味には掲載あり。
・よ(う)、ほろよ(い):醺然=酔ったさま、醺酣=よう、醺醺(クンクン)=酔って喜ぶさま。小醺、微醺、余醺

<釉:ユウ、うわぐすり、つや、ひかり>・うわぐすり:釉薬、釉灰
・つや、ひかり:(漆器の光、光沢のこと) 大漢和・字通・大字源・漢字源とも熟語見当たらず。

👍👍👍 🐒 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読(その283) 酣 酥 酳 酲 醋 醂

2016年08月20日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●熟語の読み・一字訓読(その283)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<酣:カン、たの(しむ)、たけなわ> 
・たの(しむ):酣興(カンキョウ)=心ゆくまで楽しむ、酣豢(カンカン)=酒食の楽しみ、酣楽=十分たのしむ。酣宴、酣歌、酣酔=酒を飲み気持ちよく酔うこと、また、すっかり酒に酔うこと。酒酣酣賞=心ゆくまで楽しむ ←漢検2では「たけなわ」の項での熟語となっている。
たけなわ:酣春=春たけなわ、酣飲=さかんに酒を飲む=酣觴、酣讌=さかんな宴、酣酔=大酔、酣戦=思う存分に戦う、酣眠=熟睡する、酣酣(カンカン)=たけなわ

<酥:ソ、ちちしる> 
・ちちしる:酥酪(ソラク)=ちちしる(牛や羊の乳でつくった飲料)。酥油、酥乳=酥汁=酥湯、牛酥、凝酥、酥灯・・・
*「酥胸(ソキョウ)」=白く滑らかな胸(大字源)

<酳:イン、すす(ぐ)、すす(める)、すす(る)、あま(り)>
・すす(ぐ):酌酳=酒で口をすすぐ(儀礼の際、食後に酒で口をすすぐことをいう)
・すす(める):酳醋(インサク)・酳酢(インサク)=尸(かたしろ)に酒をすすめ、また、尸が主人夫婦に酒をすすめる。酳尸(インシ)=尸(かたしろ)に酒をすすめる。酳酬(インシュウ)=酒を献酬する
・すす(る):酌酳=「わすかに少し飲む(すする)」(大漢和)という意味もあり
・あま(り):(熟語見当たらず)

<酲:テイ、よ(う)、あ(きる)、わるよ(い)> 
・よ(う):酲酔=よう、酲魂(テイコン)=酔い心地、酲夢=酔夢、解酲=酲解=酔いざめ
・あ(きる):酲酔=酒に酔い心が歓楽に飽き足る(大漢和) 「心、酲酔・・・」(西京賦:酲、“飽”也)
・わるよ(い):酲困=悪酔い=酲煩。宿酲
*「酲湎(テイメン)」=酒の疾。*「酲」に、もともとこういう意味(酒のやまい)あり。

<醋:サク、ソ、す> *サク(慣用音)ソ(漢・呉音) *「酢(サク、す、す(い))」の別字。 
・す:酢酒(ソシュ)=酢(す)、酢甕(ソオウ)=酢がめ、酢蛤(ソコウ)=蛤の剥き身を酢に浸したもの、また、その蛤。=酢蛤 酢芹(ソキン)=せりやき、酢浸し芹。
・その他①:酬醋=酬酢(シュウサク) *「醋・酢」に、「客が主人に杯を返す」「むくいる」意あり。(対:「酬」)
・その他②:醋酸(サクサン)=無色酸性液=酢酸、醋漿(ソショウ)=ほおずき、*酢漿(草)=かたばみ 漢検2<酸漿草(かたばみ)>、醋大(ソダイ)=措大=士人、大事を挙措する者、醋龞(サクベツ)=貝の名、醋母(サクボ)=醋酸菌
・その他③(大字源によれば「俗語」の由。大漢和・字通にはナシ):醋缶(ソカン)=嫉妬する、醋意(ソイ)=やきもち、悋気、嫉妬。醋興=嫉妬する、醋性=嫉妬心、醋文=むずかしい文語 *「醋興」「醋性」「醋文」には読みフリなし。

<醂:リン、さわ(す)、あわ(す)、さわしがき、たるがき>
*リン(慣用音)*現行音にないが、本来は「ラン」(漢・呉音)・・・漢字源・大字源・・・
・さわ(す)、あわ(す):醂柿(リンシ)
・さわしがき、たるがき:醂柿(さわしがき:漢検2)、醂柿(リンシ)=さわしがき、たるがき。酒を垂らして渋を去った、たる柿。「醂(さわ)し柿」とも書く(大字源)。
*「味醂(ミリン)」(邦語) 

👍👍👍 🐒 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

故事成語類:鳳凰、笯(ド)に在り、鶏鶩(ケイボク)翔舞す

2016年08月20日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●「28ー②に向けて 故事成語類問題」を配信中です。完了まで<その44>か<その45>ぐらいまでかかりそう・・・と、案内しましたが、もう少しかかるかも知れません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<個別の記事は、出題されそうもないもの・・・対象外漢字を含んでいたり、とても故事成語類とは云えそうもないものなど・・・をピックアップして個別に紹介しています>

●「鳳凰、笯(ド)に在り、鶏鶩(ケイボク)翔舞す」:尊敬されてよい人材が、かえって才能を伸ばすことができず、取るに足らない小人が我が物顔にはびこっていることのたとえ。

*笯=鳥籠 (「笯」は対象外漢字) *鶏鶩(ケイボク)=鶏(にわとり)と鶩(あひる)

<参考>漢検四字熟語辞典
鳳凰在笯(ホウオウザイド)」:すぐれた人材が地位に恵まれず民間に埋もれていること。・・・「鳳凰、笯(ド)に在り」とも読む。

👍👍👍 🐒 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

故事成語類:「萵苣(ちしゃ、ちさ)」「苣(ちしゃ、ちさ)」がらみの故事成語類

2016年08月20日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●「28ー②に向けて 故事成語類問題」を配信中です。完了まで<その44>か<その45>ぐらいまでかかりそう・・・と、案内しましたが、もう少しかかるかも知れません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<個別の記事は、出題されそうもないもの・・・対象外漢字を含んでいたり、とても故事成語類とは云えそうもないものなど・・・をピックアップして個別に紹介しています>

●「柿の木であってもチサ(萵苣)の木」:自分の言い分を曲げない強情さのたとえ
●「チサ(苣)食わぬ者は歯延びる」:俗信
●「チサ(苣)の千枚ばり」:いくら取っても、次々と出てきて尽きないということ
●「チサ(苣)の葉の搔き取り」:少しずつ取っていくことのたとえ

*辞典では上記のような訓フリとなっています。
*表題のとおり、「ちしゃ」「ちさ」、「萵苣」「苣」と書いてもOKでしょう・・・。出ないでしょうけど・・・。
*序でに・・・「萵苣」、音読みなら「ワキョ」または「カキョ」。
👍👍👍 🐒 👍👍👍


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手賀沼  アマサギの季節 その6

2016年08月20日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
☆↑どれか一つでもポチっとしていただけると嬉しいです↑☆
●手賀川沿いの田園地帯にもアマサギが一羽・・・近くにチュウサギも一羽・・・








●羽を広げて威嚇?



●チュウサギがどんどん近づいてくる・・・


●特に争い事は起らず・・・



●このアマサギは若そうに見える・・・


👍👍👍 🐒 👍👍👍
アマサギの季節その6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手賀沼  アマサギの季節 その5

2016年08月20日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
☆↑どれか一つでもポチっとしていただけると嬉しいです↑☆
●手賀沼東端から少し手賀川へ入ったところ・・・サギ類が樹上に・・・


●ここにも一羽、アマサギがいた・・・

●他は、チュウサギみたい・・・



●これはなかなか精悍な顔つきをしたアマサギだった・・・

👍👍👍 🐒 👍👍👍
アマサギの季節その5
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手賀沼  アマサギの季節 その4

2016年08月20日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
☆↑どれか一つでもポチっとしていただけると嬉しいです↑☆
●手賀沼東端から望む手賀沼の風景・・・今回もアマサギが一羽・・・ほかにもいろいろな水鳥たちが・・・



●コサギと一緒だった・・・






👍👍👍 🐒 👍👍👍
アマサギの季節その4
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 28ー②に向けて  故事成語類問題その41

2016年08月20日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●某・国語辞典からの分野別問題・・・完了。
●故事成語類問題を、最近購入した故事ことわざ辞典から出題中。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<故事成語類問題その41>*カタカナ部分を漢字にすること* 
1.タンピョウ屢空し
2.ベツジョウと小遣い銭とはあったことがない
3.ヒチョを失う
4.腐木は柱と為すべからず、ヒジンは主と為すべからず
5.ブンゼイ山を負う
6.文籍腹に満つと雖も、イチノウセンに如かず
7.ラッコの毛に触る如し
8.離朱が明もショウジョウの塵を視る能わず。
9.ロウジュの二つを積む
10.ヨウチョウ百日
👍👍👍 🐒 👍👍👍

<解答㊶>
1.タンピョウ(箪瓢)屢空し
2.ベツジョウ(別条)と小遣い銭とはあったことがない
3.ヒチョ(匕箸)を失う
4.腐木は柱と為すべからず、ヒジン(卑人)は主と為すべからず
5.ブンゼイ(蚊蜹・蚊蚋)山を負う:力のないものに大きな仕事をさせる。任に堪えないことのたとえ。
6.文籍腹に満つと雖も、イチノウセン(一囊銭)に如かず
7.ラッコ(猟虎・海獺)の毛に触る如し:どちらを向いても頭を下げ、誰にも逆らわないさま。猟虎の毛=「猟虎の皮」ともいう。上下に従順な人にたとえる。猟虎=「海獺」でも可か。
8.離朱が明もショウジョウ(睫上)の塵を視る能わず。
9.ロウジュ(臈寿)の二つを積む:長寿をし、年功を積む。名実ともに長老となる。
10.ヨウチョウ(瘍疔)百日:瘍や疔になったら、治るには百日はかかるものと思わなくてはならないこと。瘍=急性の腫れ物。傷みが激しく、広がると死ぬことさえある。疔の数多く集まったもの。 *こんなの知ってなきゃ、書けない!!
👍👍👍 🐒 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 28ー②に向けて  故事成語類問題その40

2016年08月20日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●某・国語辞典からの分野別問題・・・完了。
●故事成語類問題を、最近購入した故事ことわざ辞典から出題中。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<故事成語類問題その40>*カタカナ部分を漢字にすること* 
1.トチほどの涙
2.トリモチで蠅を刺すよう
3.コハクを以て犬羊を補い、身その炭に塗る
4.シュンエン帰って林木に巣くう
5.天下道あれば、走馬を却けて以てフンす
6.ドクヨウ生ぜず
7.鳥を弾ずれば即ち千金もガンデイの用に及ばず
8.南山ジュハイを送る
9.鶏鳴いて起きジジとして善を為すは舜の徒なり
10.ニンガイは七苦八難
👍👍👍 🐒 👍👍👍

<解答㊵>
1.トチ(栃、橡)ほどの涙:とてつもなく大粒な涙。*辞典では「栃」
2.トリモチ(鳥黐、黐)で蠅を刺すよう:方法が悪い。無理なことはやっても無駄である。
3.コハク(狐白)を以て犬羊を補い、身その炭に塗る
4.シュンエン(春燕)帰って林木に巣くう
5.天下道あれば、走馬を却けて以てフン(糞)す
6.ドクヨウ(独陽)生ぜず:太陽ばかりでは物は生じない。相手がなければ物事はできない。
7.鳥を弾ずれば即ち千金もガンデイ(丸泥)の用に及ばず: *丸泥=どろの玉
8.南山ジュハイ(寿杯)を送る:=南山の寿
9.鶏鳴いて起きジジ(孳孳)として善を為すは舜の徒なり
10.ニンガイ(人界)は七苦八難
👍👍👍 🐒 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 28ー②に向けて  故事成語類問題その39

2016年08月20日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●某・国語辞典からの分野別問題・・・完了。
●故事成語類問題を、最近購入した故事ことわざ辞典から出題中。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<故事成語類問題その39>*カタカナ部分を漢字にすること* 
1.センゲン澄めりと雖も烏浴びて流れを濁す
2.千日の勤学よりも一時のメイショウ
3.ジョウジョウ綺羅の晴れ着なし
4.ショウロクの夢
5.リョウシュウ能く舞う
6.竜は初夜後に吟じ、虎はゴコウ前に嘯く
7.レイジン怒る時は災害衢に満つ
8.ロウカイ悲しむ
9.ワタ持ちの弥陀如来
10.①ワタ持ちのお大黒、②コウガイワゲの尊像
👍👍👍 🐒 👍👍👍

<解答㊴>
1.センゲン(仙源)澄めりと雖も烏浴びて流れを濁す:名君の高い徳が臣下の者に遮られて汚されることのたとえ。
2.千日の勤学よりも一時のメイショウ(名匠)
3.ジョウジョウ(常常)綺羅の晴れ着なし
4.ショウロク(蕉鹿)の夢
5.リョウシュウ(綾袖)能く舞う:=長袖善く舞い、多銭善く買う
6.竜は初夜後に吟じ、虎はゴコウ(五更)前に嘯く:竜は夜鳴き、虎は早朝にうそぶき風を起こすという俗説。
7.レイジン(霊神)怒る時は災害衢に満つ
8.ロウカイ(老槐)悲しむ:年を経たえんじゅの木には霊があるということ。樹霊が生命の終りを嘆く。「老槐悲しむ声も袂をうるおすや」(謡曲)
9.ワタ(腸)持ちの弥陀如来:生き身の仏。美人の形容。 
10.①ワタ(腸)持ちのお大黒、②コウガイワゲ(笄髷)の尊像:妻帯僧を諷することば。腸持ち=内臓のあること。大黒天でなく、生きた大黒(僧の妻)。笄髷=こうがいの周りに毛を巻き付けた女の形。
👍👍👍 🐒 👍👍👍

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする