漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

類義語問題 (おアソビ6) ・・・動植物の巻・・・

2017年09月10日 | 類義語・対義語
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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<予告>明日
 ①対義語・類義語問題<超A級レベル>・・・ただし、漢検記載の熟語もあり、為になるものもあります・・・でも半分はオアソビかも(笑)
 ②類義語問題<A級レベル>
の2記事を配信する予定です。多分、今季の最終問題となります・・・お楽しみに。
さて、 
●久しぶりに、ホントのオアソビ・・・第6弾・・・・・動植物類の類義語・・・でも、一応、マトモな熟語・読みです(主として大字源ベース)・・・
●問題形式でお楽しみください(笑)
●中には、なるべく発想できそうな出題(設問)にしたものもあり・・・そうでないものはかなり難問・・・というか、こんなん、わからんよ・・覚えようともしてもできないし・・・(苦笑)
●時間:無制限(笑) 
●さあて、どれだけの想像力があるか・・・6問以上できた方は天才かも・・・ヒマな方は遊んでください(笑)・・・ちなみに、私が問題作る前に知っていたのは3問ぐらいデチタ(^^;)
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<類義語>
1.郁李  2.霊蚌 3.金衣公子 4.胡麻   5.家鴨
6.金襖子 7.蝌蚪 8.蛉窮   9.紡織娘 10.羽蟻
<語群>
( かつかつじ、せっけい、そうこう、かっし、ゆうえん、ぼうと、とうてい、じょふ、しんこう、きょしょう )
👍👍👍 🐔 👍👍👍

<類義語問題 (おアソビ6) ・・・動植物の巻・・・>
ー解答ー
1.唐棣・棠棣(トウテイ):(大字源)すももの一種。あまなし。よねもも。●郁李(イクリ)。一説に、にわうめ。こうめ。
 *郁李(イクリ):にわうめの漢名(大字源)  
 *<唐棣・棠棣>は、熟字・当て字だと「はねず」。
2.霊蚌(レイボウ):はまぐり。蚌は、蛤。=蛤子(コウシ) 
 *蚌蛤(ボウコウ):どぶがいとはまぐり。 蛤蜊(コウリ):はまぐりの類。 ●蜃蛤(シンコウ):はまぐり。大きいのが「蜃」。
3.金衣公子(キンイコウシ) :うぐいすの異称。 ●倉庚(ソウコウ):鳥の名。うぐいす。商庚。
4.巨勝・苣勝(キョショウ):胡麻の異称。
5.舒鳧(ジョフ):あひるの異称。 =家鴨(あひる・カオウ):あひる。家鳧(カフ)
6.石鶏(セッケイ):かえるの一種。かじか。かじかがえる。 =●<金襖子かじかがえる> 
  *渓流などの岩間にいるからか(笑)・・・ 
7.聒子(カッシ):おたまじゃくし 「聒」・・・語源・由来などの説明ナシ、なぜか不明。
=●蝌蚪、科蚪、科斗
8.蛉窮(レイキュウ):虫の名。げじげじ。 ●蚰蜒
9.聒聒児(カツカツジ):(大字源)くつわむしの異称。絡緯。●紡織娘(ボウショクジョウ)。
  絡糸嬢(らくしじょう):(糸をつむぐ娘の意) クツワムシまたはコオロギの異称。絡緯( らくい)。
  デジタル大辞泉 - 絡糸嬢 - 《糸をつむぐ娘の意》クツワムシまたはコオロギ の別名。
10.蚌蠹(ボウト)=はあり(●羽蟻)  ・・・漢字からは全然想像できん・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-2向け <語選択問題 おさらい+α > (その2)

2017年09月10日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●漢検辞典、広辞苑、その他(大字源ほか)をメインに、おさらい(過去記事)を目的とした語選択問題を提供します。+α(新規)は少ないと思いますので、復習の目的でご活用ください・・・なお、5回程度(1回につき2問、計10問、50題程度)連続して提供していく予定です。
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<語選択問題3>
1.たまわること。また、そのもの。
2.知深く道理に明らかなこと 
3.いつくしみ養うこと
4.①才能や徳が乏しいこと ②衣服・食物などが粗末であること
5.人の意思が通じあうたとえ
<語群>
( ちょれき、ひはく、らいし、れいさい、としょう、けんよう、えいてつ、りろう )

<語選択問題4>
1.身をつつしみ神をうやまうこと
2.明るく透きとおっていること。澄みわたっていること。
3.りっぱな事業。
4.見下げはてた態度で招き寄せること 
5.たずねてなさけをかけること
<語群>
( ごうひょく、さらい、ぎけい、ひき、いぎょう、そんじゅつ、えいてつ、きゅうじゅつ  )
👍👍👍 🐔 👍👍👍

<語選択問題3>
1.賚賜(ライシ):(漢検2)(広辞苑)たまわること。また、そのもの。
2.叡哲(エイテツ):(広辞苑)知深く道理に明らかなこと (「英哲・穎哲」:(広辞苑)すぐれてさとくかしこいこと。英俊。)
漢検2)②すぐれている。さとい。かしこい。「穎悟」「穎才」「穎哲」:人並み以上にすぐれて賢いこと、また、その人。
 *広辞苑では「叡哲」と「英哲・穎哲」は別建てになっているので、意味が少し異なるようだ・・・。漢検2ではこの違いはちょっと不明。
3.眷養(ケンヨウ):(広辞苑)いつくしみ養うこと
4.菲薄(ヒハク) :(広辞苑)①才能や徳が乏しいこと ②衣服・食物などが粗末であること
5.霊犀(レイサイ):(広辞苑)霊力のある犀は角に筋または穴が通っていて、先端と根元があい通じているということから、人の意思が通じあうたとえ。

<語選択問題4>
1.祇敬(ギケイ):(広辞苑)身をつつしみ神をうやまうこと
2.瑩徹(エイテツ):(漢検2)明るく透きとおっていること。澄みわたっていること。
3.懿業(イギョウ):りっぱな事業。 (漢検2)「懿業」あり。*偉業:(大字源)大事業。大きな手柄。優れた業績。(広辞苑)すぐれた仕事。偉大な事業。
4.嗟来(サライ):(広辞苑)見下げはてた態度で招き寄せること 
5.存恤(ソンジュツ):(広辞苑)たずねてなさけをかけること。(漢検2)存恤(ソンジュツ):あわれんでねぎらうこと。慰問して恵むこと
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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動(やや)もすればシンとショウの如し  ほか

2017年09月10日 | 故事成語類
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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動(やや)もすればシン(参)とショウ(商)の如
*人生において別れた友に再び出会うことのむずかしいことは、ともすれば参星と商星が同時に現れることのないのに似る。

離朱は百歩を易しとして、而もビショウ(眉睫)を難しとす(韓非子)
*離朱は百歩の距離にある物がすぐ目の前にあるようによく見えるのに、自分の眉やまつげは見ることができない・・・(百歩は近くて眉やまつげが遠いわけではなく、事の道理ー目と物との間には距離を要するという自然の理ーとして不可能だからである)・・・

(安術に七有り・・・)六に曰く、尺寸有りてイタク(意度)なし ・・・(新釈漢文大系・韓非子)
 *物ごとを規則で扱い、できごころで扱わぬこと
 (注)「安術」:国家を安泰にする術(法)。「尺寸」:ここでは規則の意。 
 *「意度」・・・この熟語、大字源やネットでは見つけられない・・・忖度とか揣度の類だろうけど・・・そのうち、検索のプロが見つけて教えてくれるかもしれない(^^;)

己の施を計り、人の報を責めなば、ヒャクイツ(百鎰)と雖も一文の功を成し難し (菜根譚) *下記注1参照


今此にハクギョク(璞玉)有れば、マンイツ(万鎰)なりと雖も、必ず玉人をして之を彫琢せしめん (孟子・梁惠王篇 十六章)*下記注2参照


(注1)該当文の全文 (菜根譚)
 「恩を施す者、内、己を見ず。外、人を見ざれば、即ち斗粟も万鐘の恵に当るべし。物を利する者、己の施を計り、人の報を責めなば、百鎰と雖も一文の功を成し難し」

 解釈:人に恩恵を施す者は、心の中に施す自分を意識せず、施される相手の感謝を期待しないようであれば、たとえわずかな恩恵であってもその価値は莫大である。ところが、人に利益を与える者は、自分の与えた利益を計り、その報いを要求する心を起こすようであれば、喩えどれほど莫大な大金を得たとしても一文の価値もない。(ネットから借用)

(注2)孟子(梁惠王篇 十六章)
 「今此(ここ)に璞玉(はくぎょく)有れば、万鎰(ばんいつ)なりと雖(いえど)も、必ず玉人(ぎょくじん)をして之を彫琢(ちょうたく)せしめん」
 解釈:今ここに原石のままの宝玉があるとします。たとえ、その値が一万鎰(銀二十万両=銀七千五百キロ)もするような高価な玉だとしても、必ず玉磨きの専門家にこれを磨かせるでしょう。(ところが国家を治めることになると、『とりあえずお前の学んだことは置いて、わしの言うことに従え』とおっしゃるならば、それは(玉磨きの素人である)王様が専門家に磨き方を教えるのと同じことではありませんか)」(ネット上より借用)

ー参考ー
(漢検2)
 鎰:イツ かぎ:意味 ①金貨の重さの単位。二〇両、または二四両・三〇両。 ②かぎ(鍵)。
「鎰」から始まる言葉:鎰(かぎ) 鎰取(かぎとり) 鎰役(かぎヤク)

(大字源)“かぎ”は和語。万鎰(バンイツ・マンイツ):多額の金銭。鎰は二十両、または二十四両。

 *「万鎰」の読みは大字源では“マンイツ”“バンイツ”両読みになっているが、この文の場合“マンイツ”が適切な気がするが・・・
 *過去問(H4~H17)に「千鎰の価に当たる」の読み問題あり。この文自体は故事成語でもなんでもないようだ・・・。以前、故事成語類の問題で記事にしたような気がするが・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍

コメント (2)
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