漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

読み問題 その3 (漢検DS:“読み”問題から・・・気になったところのみ・・・)

2017年09月18日 | 書き・読み問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・漢検DSの1級の読み練習・・・あと700語句程度・・・今日中には終わらせたいな・・・さて、(その3)気になった読みのみ、問題形式でお知らせ・・・まだあるけど、とりあえず15問程度まとめた・・・少しは役に立てば良いが・・・
・なんか、甲子園でカープの胴上げを見そうな雰囲気や(ーー)

特に指定しない限り、“訓よみ”ね・・・
1.桜の毛虫をいている
2.にある人相書きに心当たりがある  
3.知人の成功をむ  
4.自分の利益のためにく立ち回る  

5.童話にい狐が登場する      
6.翡翠の勾玉のをつけた上代の女性 
7.を鼓し、琴を鼓す  
8.になみなみと酒が入っている 
9.平たいを土間に敷き並べる  
10.急激な運動で足がる     

11.の封じ込めに尽力する    
12.竜胆(リンドウ)の古名を瘧草という    
13.人々を襲ったが沈静へと向かう 
14.森で獣をる  
15.を掘って食糧を貯蔵する  
👍👍👍 🐔 👍👍👍

1.桜の毛虫を燔いている     や(いて)
2.牘にある人相書きに心当たりがある  ふだ *読みとしては他に「かきもの、ふみ、てがみ」があるがどうかな・・・
3.知人の成功を猜む  そね(む) *「ねた(む)」でもOKだろう
4.自分の利益のために猾く立ち回る  わるがしこ(く)
5.童話に獪い狐が登場する      わるがしこ(い)*「ずる(い)」でもOKだろう

6.翡翠の勾玉の珥をつけた上代の女性 みみだま
7.瑟を鼓し、琴を鼓す  おおごと
8.瓮になみなみと酒が入っている もたい *「かめ」でもOKだろう
9.平たい甓を土間に敷き並べる  かわら *「しきがわら」でもOKだろう
10.急激な運動で足が痙る     ひきつ(る) *「痙」は「痙(ひきつ)る」のみ。「攣」は「攣(ひきつ)る」「攣(つ)る」アリ。

11.瘟の封じ込めに尽力する    はやりやまい *「えやみ」でもOK
12.竜胆(リンドウ)の古名を瘧草という    えやみぐさ  *広辞苑では「朮(おけら)の別称」でもあるようだ・・・
13.人々を襲った癘が沈静へと向かう えやみ *「はやりやまい」でもOK
14.森で獣を獮る  (か)る  *獮:セン か(り)・か(る)・ころ(す)
15.竇を掘って食糧を貯蔵する  あな *「あなぐら」でもたぶん〇  竇:あな、あなぐら、くぐ(り)、みぞ
👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読み問題 その2 (漢検DS:“読み”問題から・・・気になったところのみ・・・)

2017年09月18日 | 書き・読み問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・漢検DSの1級の読み練習、半分以上経過・・・あと1000語句程度・・・(その2)気になった読みのみ、問題形式でお知らせ・・・まだまだあるけど、とりあえず15問程度まとめた・・・少しは役に立てば良いが・・・
・「天下の民は皆悦びてこれが氓と為らんことを願わん」って出てきたけど、先の記事「市はテン(廛)すれども“征”せず」のところで既に出しちゃったわ・・・

1.った月の光
2.天下の財をくす
3.に貴人の遺体を安置する
4.川の魚を網でって獲る 
5.営々たる青蠅は、に止まる 

6.を履いて雪の上を歩く  
7.を山すそまで運ぶ  
8.客人にをすすめる
9.風邪の為、が止まらない 
10.に流れる水が田畑をうるおす

11.かの竜泉に剣をにぐとかや 
12.偉業もやがて歴史の中にむ 
13.い海に飲み込まれる心地がする
14.雨が上着にみている  
15.失意のに沈む      

👍👍👍 🐔 👍👍👍

1.沍った月の光  こお(った) 沍:コ、ゴ、か(れる)、こお(る) *冱:コ、ゴ、こお(る)、さむ(い)、さ(える)
2.天下の財を殫くす つ(くす) 殫:タン、つ(きる)、つ(くす)、ことごと(く)、あまね(く)
3.殯に貴人の遺体を安置する かりもがり  殯:ヒン、かりもがり、かりもがり(する)、ほうむ(る)
4.川の魚を網で樔って獲る すく(って)  樔:ショウ、ソウ、すく(う)、すくいあみ、す、た(える)、とだ(える)
 *漢検2は、「ソウ・ショウ すく(う)・すくいあみ・す」のみ掲載。ただし、意味欄は「①すくう。すくいあみ。 ②たえる。とだえる。「樔絶」 ③す。鳥の巣。」とある。
5.営々たる青蠅は、樊に止まる まがき (出典:詩経・小雅「青蠅」)

6.橇を履いて雪の上を歩く  かんじき  橇:キョウ、セイ、ゼイ、そり、かんじき
 *他に、「檋」(キョク・キョウ かんじき) 「蹻」(キョウ・キャク・キョク あげる・おごる・かんじき)あり。
7.樸を山すそまで運ぶ  あらき  樸:ハク、ボク、あらき、きじ、ありのまま、すなお *漢検2は「ボク・ハク あらき・きじ・すなお」
8.客人に椅をすすめる  こしかけ *準1級レベルの読み。 *驚いたことに漢検2「椅」には訓読み掲載ナシ。
                  *漢字辞典では「椅:中学…イ 準1…こしかけ」。 *1級だから出ないとも限らないので念の為。
9.風邪の為、洟が止まらない はなじる *“はな”も〇、*“なみだ”は微妙
10.洫に流れる水が田畑をうるおす  みぞ 
   *“ほり”訓もあるが「(漢検2)洫(みぞ):田畑をうるおすためにめぐらされた用水路。」であり、意味「田の間のみぞ(溝)。ほり(壕)。」であるから、“ほり”は不適当かも・・・

11.かの竜泉に剣をに淬ぐとかや にら(ぐ) (出典:奥の細道 最上川)「か の竜泉(りようせん)に剣(つるぎ)をにらぐとかや
12.偉業もやがて歴史の中に湮む しず(む)
13.滉い海に飲み込まれる心地がする  ひろ(い)
14.雨が上着に滲みている     し(みて) *シン、にじ(む)、し(みる)
15.失意の潭に沈む        ふち *“みぎわ”読みもあるが不適。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

纘緒ー緒を纘ぐ 纂緒ー緒を纂ぐ 属纊ー纊を属く

2017年09月18日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●「纘緒」は漢検2掲載熟語、「纂緒」は掲載無いが、同義。また、「属纊」は著名な熟語、漢検2には掲載無いが、広辞苑などの国語辞典はまず載ってる熟語・・・当ブログでも記事や問題(模試など)で何度も掲載しているもの・・・
●今回は、これらの熟語はそれぞれ、「纘緒ー緒を纘ぐ」「纂緒ー緒を纂ぐ」「属纊ー纊を属く」と読むようなので、その読みを確認しておいた・・・。

<纘緒ー緒を纘ぐ>  緒を纘(つ・うけつ)ぐ
 
<纂緒ー緒を纂ぐ>  緒を纂(つ)ぐ    

ー参考ー
纘(纉):サン、つ(ぐ)、うけつ(ぐ)、あつ(める)
纂   :サン、あつ(める)、つ(ぐ)、くみひも

(大字源) 纘緒(サンショ・ショをつぐ)前人の事業を受け継ぐ。同)纂緒(サンショ) ⇦ 漢検2には「纂緒」は掲載ナシだが、同義で〇だろう。
(漢検2)
纘(纉):意味 ①つぐ。受け継ぐ。「纘継」「纘緒」 ②あつめる。 類)①②纂(サン)
(漢検2)
纂   :意味 ①あつめる。あつめてまとめる。「纂修」「編纂」 ②つぐ。受け継ぐ。「纂承」 類)①②纘(サン) 

*なお、「継ぐ」でも良いかどうか、調べたが、「継」での熟語は見当たらなかった・・・「纘(纉)」も「纂」も“うけつぐ”という字義があるので、「継」とは違うようだ・・・だから、「・・・を“継”ぐ」と書いたら、たぶん✖になるんだろうな・・・

<属纊ー纊を属く> 纊を属(つ)く
ー参考ー
:ゾク 外)ショク 外)つ(く)・やから
(漢検2)①つく。つきしたがう。「属国」「帰属」 ②つける。たのむ。まかせる。「属目(ショクモク)」「属託(ショクタク)」「属望(ショクボウ)」 類)嘱 ③つらねる。つらなる。 類)続 ④なかま。たぐい。やから。同類。「属性」「金属」「卑属」 類)族 ⑤したやく。部下。「属官」 ⑥生物の分類上の単位。「科」の下、「種」の上。 ⑦さかん。律令(リツリョウ)制度で、四番目の地位。

*「纊を属(つ)く」は、上記②の「属(つ)ける」意のほうだと思うけど・・・

属纊:大字源(ショクコウ・ゾクコウ)(コウをつく):人の死に際・・・。
   広辞苑:ゾッコウ:・・・臨終。しにぎわ。
*故事あるも省略(他の記事参照)
*「属纊」は大字源では“ショクコウ・ゾクコウ”となっている。国語辞典などでは“ゾッコウ”が一般的か・・・。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする