漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

ショショク馨(かんばし)きに非ず タクリョウ、禁なし・・・

2017年09月24日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
黍稷(ショショク)馨(かんばし)きに非ず 
 (注)「馨(かんばし)き」は現行読みにナシ。また、異なる読みをしているものもある

 ・黍稷非ㇾ馨(黍稷馨(かんばし)きに非ず):供物の黍稷が芳しいから神が感応するのでなく、人の明徳の力が神を感ぜしめるのだということ(書経)
 *馨:ケイ・キョウ かお(る)・かお(り)・・・現行訓には“かんばしい”はナシ。

(漢検2)
 ◎黍稷(しょしょく):もちきびとうるちきび。また、きびとあわ。転じて、五穀
(漢検2)「黍」:五穀の一つ。きび。イネ科の一年草。「黍禾(ショカ)」「黍稷(ショショク)」
(大字源)
 黍稷:もちきびと、うるちきび。
 黍禾:きび。禾黍。黍粢(しょし)。

(補足)
「黍稷非馨、明徳惟馨」(出典:書経 君陳)
(「書経 君陳編)
 「我聞曰至治馨香感于神明。黍稷非馨。明徳惟馨。爾尚式時周公之猷訓。」
 (我聞く、曰く、至治の馨香、神明に感ず。黍稷馨しきに非ず。明徳惟れ馨し。爾尚(ねがは)くば時(こ)の周公の猷訓に式(のっと)れ。)

 *この文の「至治の馨香、神明に感ず」は、漢検過去問(読み)で出ましたねえ・・・
(大意):神はお供えの黍稷をかんばしいとして喜ぶわけではない。供える人の神に対する明徳をかんばしいとして、喜ぶのである。人の明徳ほど神をよろこばせるものはない。

沢梁(タクリョウ)、禁なし
 沢梁(たくりょう):(大字源)沼地と、やな。魚や燃料としての葦などをとる沼地。
 沢梁、禁なし:人民が沼地で魚や燃料をとるのに禁制を設けないこと。人民の漁業を禁止しない寛大な政治。

(既出)「沢梁に禁なく、人を罪するに孥(ド)までせず:人民が沼地で魚や燃料をとるのに禁制を設けず、罪を妻子にまで及ぼさない。寛大な政治のこと。
*沢梁:漢検2掲載熟語
(「梁」の下つき)・・・橋梁(キョウリョウ)・魚梁(ギョリョウ)・沢梁(タクリョウ)・棟梁(トウリョウ)・・・

慎莫(シンマク)に負えぬ

 慎莫:①物事の始末をよくすること、身の回りの処理を良くすること。みじんまく。 ②実直、律儀、まじめ
 慎莫に負えぬ:進退きわまる。始末に困る。

 デジタル大辞泉「慎莫に負えぬ」:始末に困る。手のつけようがない。慎莫に いかない。
 「しばらく取っ組んでゐたが、身が重くて慎莫にをえなんだを」〈滑・浮世風呂・四〉
(参考)身慎莫(みじんまく):①身のまわりを引き締めととのえること。身じたく。身じまい。②金銭などを隠して貯えること。へそくり。

 *「慎莫(シンマク)に負えぬ」は、そのうち、「慣用句的表現」の記事にても再出予定・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慣用句的な表現~その5~

2017年09月24日 | 慣用句
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●広辞苑中心に国語辞典掲載熟語などの整理ノートをひととおり復習完了・・・ここしばらく広辞苑など国語辞典の復習をしていないかったので新鮮だった・・・それほど忘れていなかったので良かった・・・漢検2ベースで広辞苑掲載熟語なども加味した「語選択問題」や「類義語問題」なども整理中・・・昨日、整理完了。問題化作業開始・・・
●広辞苑はじめ国語辞典に掲載されていた慣用句的な表現について案内しています・・・全5回・全50個のつもりだったが・・・延長。あと数回、全90個弱の予定。
●文章題などの書き問題対策の一助となれば幸い・・・問題形式ではありません・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(頻繁に既出させていると思われる、「銷遣・消遣の具」「済勝の具」などは省略している・・・尤も、これらはこういう表現では掲載されていなかったけど・・・。また、「天賦の才」など人口に膾炙している語句は省略している・・・だから、すべてを網羅しているわけではありませんので念の為・・・)

41.心中を表白(ひょうはく)する :表白(ひょうはく):言葉や文書で述べあらわすこと。
42.偏諱(へんき)を賜う:貴人の名の一字を賜うこと。
43.不軌(ふき)をはかる:むほんを企てること。反逆。
44.不帰(ふき)の人 :不帰:帰らないこと。また、帰るのを忘れること。忘帰。転じて、死ぬこと。
45.衾(ふすま)の宣旨:犯人を捕らえるために下された宣旨。
46.不退(ふたい)の土・不退の浄土 *不退:極楽浄土のこと。ここに生まれれば再び穢土(えど)に退転しない。
47.瑞歯含(みずはぐ)む   ①老人に瑞歯が生える。 ②甚だしく年をとる。 
  *瑞歯・稚歯(みずは):①わかわかしい歯。めでたい歯。
              ②老人となってから生える歯。長寿の相という。
              ③(「瑞歯ぐむ」から)非常に年老いること。はなはだしい老人。「かまど守る・・・の嫗(おうな)」
48.坊間(ぼうかん)の書:世間で広く読まれている書物。通俗書。
49.梁塵(りょうじん)を動かす 
   *梁塵(りょうじん):①うつばりの上に積もる塵 ②(「梁塵を動かす」の故事から)すぐれた歌謡・音楽の意。
50.老懶(ろうらん)の身: *老懶:年老いて体を動かすのが大儀なこと・・・「老懶の身・・・」
   *(漢検2)下つき:・・・放懶(ホウラン)・老懶(ロウラン)・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

29-2向け <語選択問題 おさらい+α(上級者用> その4

2017年09月24日 | 語選択
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・上級者向けに“おさらい”問題を提供しています・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・全8回程度の予定でしたが、これも回数が増えそうなので前倒しでドンドン提供します。次回からは2題ずつ(その5&その6・・・)提供する予定です(^^)

<語選択問題-上級者用- その4>

1.そしる。悪口をいう。
2.よそよそしいこと。
3.友人がむつまじく唱和すること。
4.水力によって動かす臼。みずうす(水碓)。
5.貴人の死を敬っていう語。
<語群>
( しょきゅう、かっそ、じょうせん、てんがい、きし、おうめい、ろやく、めいせん  ) 

👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー

◎(漢検2)「疵」の下つき:「③そしる。悪口をいう。「毀疵(キシ)」」
 毀疵(きし):(大字源)そしる。悪口をいう。
●闊疎(かっそ):①ひろくまばらなこと。②よそよそしいこと。
*そかつ【疎闊】久しく会わないこと。親しくないこと。 また、そのさま。疎遠。
*(大辞林)そかつ【疎闊・疎濶】久しく会わず、間柄が親しくない・こと(さま)。疎遠。  *(漢検2)「疎闊(ソカツ)」は下つきであり。

●嚶鳴(おうめい):①鳥が仲むつまじく鳴きかわすこと。また、鳥が友を求めて鳴く声。 ●②友人がむつまじく唱和すること。
●碾磑(てんがい):水力によって動かす臼。みずうす(水碓)。

(漢検2):僊:やまびと。仙人。「僊人」 類)仙  下つき:◎上僊(ジョウセン)・神僊(シンセン)
デジタル大辞泉 - ●上僊/上仙 - 1 天に昇って仙人になること。●2 貴人の死を敬っていう語。3 仙人のうちで、すぐれた者。

(解答)
1.毀疵 2.闊疎 3.嚶鳴 4.碾磑 5.上僊/上仙
👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

29-2向け <語選択問題 おさらい+α(上級者用> その3

2017年09月24日 | 語選択
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・上級者向けに“おさらい”問題を提供しています・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・全8回程度の予定でしたが、これも回数が増えそうなので前倒しでドンドン提供します。

<語選択問題-上級者用- その3>

1.あわただしいさま
2.樹木などのひと抱え
3.祭りの供物としての飲食物
4.たかぶりおごること
5.中国古代の宮城の門。転じて法令の称。
<語群>
( ていてい、きょうきょう、そうじ、しょうぎ、きょうは、どうし、せんしゅう、ぜんしゅう ) 
👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー

●草次(そうじ):あわただしいさま。造次(ぞうじ)。
◎拱把(きょうは):樹木などのひと抱え、またはひと握りほどの太さ。
*「拱把の桐梓、人、苟も之を生ぜんと欲すれば、皆之を養ふ所以のものを知る」
*拱把(漢検2掲載熟語下つき「拱把(キョウハ)」) *ひと抱え、ひと握りの桐や梓 (孟子)

●薦羞(せんしゅう):(広辞苑)(「羞」は食物をすすめる意)祭りの供物としての飲食物

*「驕矜」「矜驕」どっちでも〇だとおもうが、漢検2掲載は「矜驕」
(広辞苑)●驕矜(きょうきょう):たかぶりおごること
◎(漢検2)下つき:(悍驕(カンキョウ)・) ◎矜驕(キョウキョウ)
<驕:キョウ、おご(る)、ほしいまま、つよ(い)、さか(ん)>
・おご(る)、ほしいまま:驕奢、矜驕(キョウキョウ)、驕佚=驕逸、驕誇(キョウカ・キョウコ)、驕傲、驕侈=驕奢、驕恣=驕肆、驕児、驕慢、驕易(キョウイ)=たかぶって人をあなどる、驕栄、驕盈、驕淫、驕行、驕慠、驕矜(キョウキョウ)、驕色、驕人=おごってほしいままな人、驕縦(キョウショウ)=ほしいままなこと、わがまま
「如何に天才でも非凡人でもこう易々とトントン拍子に成上ると勢い矜驕となり有頂天となるは人間の免かるべからざる弱点である。」(〔出典〕美妙斎美妙(新字新仮名)/内田魯庵(著))

◎象魏(しょうぎ):(「象」は法律、「魏」は高い意。「周礼」より)中国古代の宮城の門。この二階造りの門上に法令を掲げ示した。転じて、法令の称。象闕(しょうけつ)。
(漢検2下つき)象魏(ショウギ)

(解答)
1.草次 2.拱把 3.薦羞 4.矜驕(驕矜) 5.象魏
👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慣用句的な表現~その4~

2017年09月24日 | 慣用句
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●広辞苑中心に国語辞典掲載熟語などの整理ノートをひととおり復習完了・・・ここしばらく広辞苑など国語辞典の復習をしていないかったので新鮮だった・・・それほど忘れていなかったので良かった・・・漢検2ベースで広辞苑掲載熟語なども加味した「語選択問題」や「類義語問題」なども整理中・・・昨日、整理完了。問題化作業開始・・・
●広辞苑はじめ国語辞典に掲載されていた慣用句的な表現について案内しています・・・全5回・全50個のつもりだったが・・・延長。あと数回、90個弱の予定。
●文章題などの書き問題対策の一助となれば幸い・・・問題形式ではありません・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(頻繁に既出させていると思われる、「銷遣・消遣の具」「済勝の具」などは省略している・・・尤も、これらはこういう表現では掲載されていなかったけど・・・。また、「天賦の才」など人口に膾炙している語句は省略している・・・だから、すべてを網羅しているわけではありませんので念の為・・・)

31.井臼(せいきゅう)の力(つとめ)  :料理など台所仕事を手ずからすること。
32.疎音(そいん)をわびる *疎音:久しく便りをしないこと。無沙汰。
33.霜下(そうか)の傑(けつ) :菊の異称。(陶淵明の詩から)
34.大白(たいはく)を傾ける  *大白:大きな杯。大盃。
35.知死期(ちしご)の道行(みちゆき)  :死を目的とする道行。
  *知死期:陰陽道で、月の出入りと潮の干満の時刻から予知される、人の死ぬ時刻。死期(しき *「しご」とも)。しにぎわ。
36.東道(とうどう)の主(しゅ) 
  *(左伝)(鄭が晋と秦とに挟撃されたとき、鄭の使者が秦の王に、鄭を滅ぼすより、秦が東方へ行く際にもてなす主人として存続させる方が得だと説得した故事から)主人となって来客の世話や案内をする人。東道の主人。 *東道:①東方の道。②「東道の主」の略。
37.能化(のうけ)付く:能化(のうけ):能化らしくふるまう。つまらぬ者が自慢顔に奔走する。 
  *能化:①一切衆生を教化するもの、すなわち仏・菩薩 ⇔所化 ②一宗派の長老または学頭。化主。
38.発祥(はっしょう)の地:発祥(はっしょう)
   ①天命を受けて、天子となる吉兆を現すこと ②帝王またはその祖先の出生 ③転じて、物事の起り出ること 「発祥の地」
   *発祥地(はっしょうち):物事のはじめて起った土地。
39.不香(ふきょう)の花:(匂いのしない花の意)雪の異称。
40.瓶水(びょうすい)を写す 
   *瓶水:瓶に入っている水。また、それを仏教の奥義にたとえ、師から伝え受けることを表すのに用いる。「瓶水を写すごとく、法文をならひ伝へ給ひて」(宇治拾遺)
(注)既出記事・・・瓶水(ヘイスイ)の故事と「瓶水(びょうすい)を移す」を混同しないように・・・なお、「写す」と「移す」は、広辞苑・大辞林の語をそのまま転記しています。
瓶水(ヘイスイ)の凍るを見て、天下の寒(カン)を知る
 *部分的な事柄から全般的な事柄を察知することのたとえ。
(注)デジタル大辞泉なんかだと、「瓶水 ビョウスイ」という読みがあって、(仏教語だと思うが) 瓶水(びょうすい):瓶の水。瓶を師にたとえ、水を仏法の奥義にたとえる。
 「瓶水(びょうすい)を移す」:かめにたたえた水を一滴もこぼさずに移すように、師の教えを誤りなく弟子に伝える。・・・ というのがあります。
 👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする