漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

29-2向け <語選択問題 おさらい(上級者用> その1

2017年09月22日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・これから8回程度、上級者向けの“おさらい”問題を提供します・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・

<語選択問題-上級者用- その1>
1.毛織物の毛のこと
2.文人が酒宴を開いて詩文をつくることのたとえ
3.辺りかまわず恐れはばからないさま
4.自分の美点をてらい誇る
5.口先だけで信の置けない人間
<語群>
(けいえん、もんしつ、せんもう、じんじん、しゅふ、きんそん、げんい、げんがく)
👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー
◎((DS)●旃毛=毛織物のこと  漢検2「・・・②けおりもの。「旃毛」」 *広辞苑掲載ナシ
       せんもう【旃毛】:毛織物の毛。
◎DS【琴樽】きんそん. 琴と 酒樽 ( さかだる ) 。文人が酒宴を開いて詩文をつくることのたとえ 。 *DSでは“楽しく遊ぶこと”
 漢検2「樽」下つき: 金樽(キンソン)・琴樽(キンソン)・酒樽(シュソン)・(さかだる)・芳樽(ホウソン)
 *参考:「金樽(キンソン):大字源 金樽・金尊:黄金の酒樽
 琴樽 :(大字源)「琴樽・琴尊」:①ことと、酒だる。②文人が宴会を開き、詩をつくること。
    ・「漢検1級 28-3向け <語選択問題1>&<語選択問題2>」にて既出。
    ・既出記事:故事成語類(実践問題その22)
    ・・・③ ・・・「樽」は酒に絡んで、「樽俎折衝」とか「 琴樽(きんそん)=琴と酒樽 。文人が酒宴を開いて詩文をつくることのたとえ」とか良く使われています。

◎捫蝨:(大字源)人前で蝨をひねる。辺りかまわず恐れはばからないさま。故事あり(略)。
    (漢検2)③ひねる。ひねりつぶす。「捫蝨(モンシツ)」
●衒異:ゲンイ・異を衒う(イをてらう):大字源:(衒異:ゲンイ・イをてらう):自分の美点をてらい誇る。 
     (参考)
     *「衒奇」熟語は掲載ナシ・・・奇を衒う(キをてらう)
     デジタル大辞泉 :奇を衒う:わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうとする。
◎壬人(じんじん) :口先だけで信の置けない人間 「壬人とは、佞人なり」(漢書)」」 (漢検2「意味②おもねる。へつらう。「壬人」」)
 *当模試の類義語問題で出題済み。語選択でも類義語でも、これは意外に難問になるかも・・・この言葉知らなきゃ、連想では出てこない熟語かも。

(解答)
1.旃毛 2.琴樽(琴尊) 3.捫蝨 4.衒異 5.壬人
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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慣用句的な表現~その2~(某・国語辞典から抜萃してみた)

2017年09月22日 | 慣用句
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●広辞苑の整理ノートをひととおり復習完了・・・ここしばらく広辞苑の復習をしていないかったので新鮮だった・・・それほど忘れていなかったので良かった・・・漢検2ベースで広辞苑掲載熟語なども加味した「語選択問題」や「類義語問題」なども整理中・・・
●今回から、広辞苑に掲載されていた慣用句的な表現について案内します・・・全5回・全50個・・・
●以前、広辞苑掲載熟語を網羅的に掲載していたら“著作権侵害の疑いあり”とかなんとかいわれて、掲載を削除したけど、今回のこういうものだったら許されるだろう・・・
●文章題などの書き問題対策の一助となれば幸い・・・問題形式ではありません・・・
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(頻繁に既出させていると思われる、「銷遣・消遣の具」「済勝の具」などは省略している・・・尤も、これらはこういう表現では掲載されていなかったけど・・・。また、「天賦の才」など人口に膾炙している語句は省略している・・・だから、すべてを網羅しているわけではありませんので念の為・・・)

11.御機根・気根(きこん)に ・・・。 
   *機根・気根:①(仏)教えを聞いて修行しうる衆生の能力・素質。
          ②物事に堪え得る気力・根気。③(「御・・・に」の形で)お気のままに。ご自由に。
12.鬼胎(きたい)を抱く *おそれ心配すること
13.危殆(きたい)に瀕する *非常にあぶないこと
14.他事ながら御休心・休神(きゅうしん)下さい *休心・休神:安心すること
15.休戚(きゅうせき)をともにする *休戚:喜びと悲しみ

16.矯激(きょうげき)な言動、矯激(きょうげき)な振舞い *言動が度はずれて過激なこと。
17.欣快(きんかい)の至り *欣快:喜ばしく気持ちがいいこと。
18.欣懐(きんかい)を叙す *「欣懐(きんかい)」:喜ばしくおもうこと。
 *広辞苑には成句ないが、大辞林に次の用例あり(欣懐:よろこばしく思うこと。また、その気持ち。)
 *三省堂 大辞林 【欣懐】よろこばしく思うこと。うれしい思い。 「 -を叙す」
19.化外(けがい)の民 *王化の及ばない所。教化の外。「・・・の民」
20.化他(けた)に歩く *化他:①(仏)他人を教化すること。大乗仏教の目的の一。⇔自行・自利。②門付け。「・・・に歩く」
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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慣用句的な表現~その1~(某・国語辞典から抜萃してみた)

2017年09月22日 | 慣用句
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●広辞苑の整理ノートをひととおり復習完了・・・ここしばらく広辞苑の復習をしていないかったので新鮮だった・・・それほど忘れていなかったので良かった・・・漢検2ベースで広辞苑掲載熟語なども加味した「語選択問題」や「類義語問題」なども整理中・・・
●今回から、広辞苑に掲載されていた慣用句的な表現について案内します・・・全5回・全50個・・・
●以前、広辞苑掲載熟語を網羅的に掲載していたら“著作権侵害の疑いあり”とかなんとかいわれて、掲載を削除したけど、今回のこういうものだったら許されるだろう・・・
●文章題などの書き問題対策の一助となれば幸い・・・問題形式ではありません・・・
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(頻繁に既出させていると思われる、「銷遣・消遣の具」「済勝の具」などは省略している・・・尤も、これらはこういう表現では掲載されていなかったけど・・・。また、「天賦の才」など人口に膾炙している語句は省略している・・・だから、すべてを網羅しているわけではありませんので念の為・・・)

1.家内が一和(いっか)する  *一和:一つにまとまって円満なこと。いちわ。
2.一半(いっぱん)の責任は当方にある  *一半:二分したものの一方。なかば。
3.考えの一斑(いっぱん)を述べる  *一斑:一部分
4.自分一己(いっこ)の考え  *一己:自分ひとり。
5.栄利聞達(えいりぶんたつ)を求めず *栄利(エイリ):栄誉と福利。

6.幹国(かんこく)の器(き)  *国家を治める器量
7.御加餐(ごかさん)を祈る :食事に意を用いて養生すること。相手の健康を祈るときに用いる。
8.奇警(きけい)の言  *奇警:すぐれて賢いこと、転じて、言動などが普通には思いもよらない、人の心を鋭くつくようなこと。奇抜。
9.機警(きけい)の士  *機知があって賢いこと。
10.機巧(きこう)を弄す *機巧:①精巧にできた装置。細工。からくり。工夫。②いろいろに才知をめぐらすこと。「・・・を弄す」 
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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書き問題 その4 (漢検DS:“読み”から“書き”に転用してみた)

2017年09月22日 | 書き・読み問題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・漢検DSからの“読み”問題(その1)~(その5)は配信完了・・・
・漢検DSからの“書き”問題(“読み”問題を“書き”問題へ変更)の(その4)を配信・・・
・難易度によって<A~B級レベル>と<超A級レベル>に分けてます・・・
 <A~B級レベル>漢検辞典や広辞苑などの国語辞典をある程度こなしていればなんとかなるレベル
 <超A級レベル> 向上心、高得点を目指す方に向いているレベル
・なお、各レベルとも、(その1)からの連番を振ってますので、<A~B級>は設問31~40、<超A級>は設問16~20となっています。
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・このシリーズも、5回程度に分けて配信していく予定です。毎回、<A~B級レベル>10問、<超A級レベル>5問。
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<A~B級>
31.恐ろしい夢にうなされることをムエンという
32.窃かにタンゼンとして羞じろんだ 
33.長男が父のヘンキを継いだ    
34.長年に亘るホダツが判明した  
35.これをゴウリに失すれば謬るに千里をもってす  
36.仕事を放りだしてトンザンする 
37.を碩学の門に執る  
38.努力して追いつくことをキキュウという  
39.城の周りにラキを配置する  
40.門前のエンケンたる松の枝が見事だ  

<超A級>
16.男女が成人の礼をあげることをカンケイという
17.能く人を官すれば、即ち民にユシン無し
18.船のような形をした大きな杯をコウセンという
19.インシツとは、天がひそかに人の行為を見て禍福を下すことである 
20.批判して正すことをハクセイという 
👍👍👍 🐔 👍👍👍

<A~B級>
31.恐ろしい夢にうなされることをムエンという
 夢魘 *広辞苑にもアリ
32.窃かにタンゼンとして羞じろんだ 赧然 *広辞苑にも掲載アリ
33.長男が父のヘンキを継いだ    偏諱 *広辞苑にも掲載アリ
34.長年に亘るホダツが判明した  逋脱  *広辞苑にもアリ
35.これをゴウリに失すれば謬るに千里をもってす  毫釐 *広辞苑アリ
36.仕事を放りだしてトンザンする 遯竄・遁竄
 (漢検2)「遁竄」とも書く。
37.シを碩学の門に執る  贄
38.努力して追いつくことをキキュウという  跂及・企及
 *DSでは「跂及」となっていたが、「企及」のほうが一般的。
39.城の周りにラキを配置する  邏騎 *広辞苑にも掲載あり
40.門前のエンケンたる松の枝が見事だ  偃蹇 *広辞苑掲載熟語

<超A級>
16.男女が成人の礼をあげることをカンケイ(冠笄)という
 (漢検2):意味 こうがい。かんざし。(こうがいを髪にさすことから)女子が成人に達する。対)冠  ・・・ここから想像できそうか・・・
  冠笄(カンケイ ): 男女の成人式。男は二十歳で元服して冠をつけ、女は十五歳で笄(こうがい)をさす礼。〔礼記〕
 (参考)
<笄:ケイ、こうがい、かんざし>
・こうがい、かんざし:笄冠=かんざしとかんむり(男女とも成人の礼を挙げるにいう)、笄年=女子15歳のこと(「女子、十有五にして笄し・・・二十に して嫁す」)、笄礼=笄を戴く式、笄珥=かんざしと耳がね(みみだま)、笄齔(ケイシン)=童子
*笄字=女子が成人(15歳)して婚約すること(笄簪を挿すに当たって字(あざな)をつけることー「女子、許嫁し、笄して之に醴(レイ)し、字を称す・・・醴:あまざけを酌む礼・・・」)
*笄丱(ケイカン)=青少年(字)、初めて成年となった年頃(大)・・・「君子の徳を脩むるは笄丱に始まり、鮐背(タイハイ)に終わる」(*「鮐 背」:ふぐのようなしみのある老人という意味。「鮐(タイ・ふぐ)」=駘背(タイハイ)=老寿 *この駘は、「みにくい という意味・読み。)
*笄蛭(こうがいびる)=蛭の一種

17.能く人を官すれば、即ち民にユシン(覦心)無し
・DS
・覦心(ユシン): 「春秋左氏伝」(襄公十五年) 能官人、則民無覦心

18.船のような形をした大きな杯をコウセン(觥船)という

19.インシツとは、天がひそかに人の行為を見て禍福を下すことである 陰騭
 *広辞苑:「陰騭文インシツブン」(陰騭は、天帝がひそかに人間の行為をみて、禍福を下すこと)明末にまとめられた道教の経典。善書の一種。
 *当ブログにも「騭」のところに掲載済み。

20.批判して正すことをハクセイという 駮正
 *“バクセイ”と読んでいるものもある。 *漢検2掲載ないが、「駮議」は“ハクギ”。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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