駅構内で歩行の邪魔になったからとベビーカーに乗っていた1歳の赤ちゃんを拳で殴りつける事件があった。60代の男だ。
知的障害児施設で50代の元職員の男が子供の陰部にハサミで切りつけた事件(本人は否定)があった。
いずれの被害者は弱者だ。
前々から気になっていたことがある。
世の中が冷え切った弱者しわ寄せの流れになっている気がする。
人々の幸福感や余裕やゆとりのスペースがどんどん無くなっている。
科学的な立証は出来ないので一個人の独断と偏見と言われればそれまでだが、
群衆の意識の底の底に流れているドロッとした不安感や怒りや嫌気が深層海流のように
流れているその表れなのではないか。
苛立ちを自分よりも弱いものにぶつける。
誰でも良かったと言っても必ずターゲットになるのは女子供やお年寄りやハンディキャップを持った人たちだ。
誰でもイイなんて嘘でしっかりターゲットを決めているのだ。
弱者が弱者を襲う。
それは昔からあったことかもしれないが、ここ数年でこの国は噴火するように露呈し始めている気がする。
考え過ぎだろうか(-_-;)?