日本の問題と解決策を考える

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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

京都県警・検察の「危険運転致死傷罪」の適用を避ける奇妙な理屈

2012-07-19 14:31:53 | 日記
京都県警・検察は児童らの列に車で突っ込んで10人を死傷させた無免許居眠り運転の18歳の少年に「危険運転致死傷罪」の適用を避けました。

「無免許であっても、長時間運転していて運転技能が無いわけではないから適用できない」と言う説明。

この理屈は奇妙です。

 運転技能だけあったとしても、一度も免許を取ったことのない無免許ということは「運転に必要な安全運転についての講習を受けていない」のだから、「危険運転」に相当すると解釈できるはずでは?

むしろ、「安全意識が無くて運転すること」の方が「危険」ではないのか?

「事故原因が居眠り運転だから適用できない」と言うが「遊びで徹夜までして車を乗り回し続けた」こと自体が「居眠り運転の危険」そのものではないのか?

遺族だけでなく誰も納得できないでしょう。

それにしても早く法改正が必要です。 国会はぜひ必要な事に取り組むことがあまりに遅い・・・


志賀原発直下の活断層・・・建設当時から内部告発があった→市民の運転差し止め訴訟が始まった

2012-07-19 10:36:39 | 日記
志賀原発運転差し止め訴訟原告団の代表者たちの話、

「運転差し止め訴訟を始めたのは、建設当時から敷地内に断層があるという内部告発があったことがきっかけです」

「しかしこれに対して北陸電力は”それは活断層ではない、古い割れ目で原発に影響をおよぼさない”というふうに言っていました」

「立地点の選定があって、そこに次に活断層が見つかっても、無いことにする。 ”建設ありき”で進めて来た国の原子力行政が今の断層問題でも明らかになっているのではないか」

 1988年に1号機に建設着工したが、その前に敷地内の断層調査が行われていまいた。

そして通産省が断層などの調査結果を審査、原子力安全委員会と原子力委員会にも諮問し、建設許可を出していました。

2号機着工前にも断層調査が行われたが、問題なく許可を出しています。 活断層のことは議論にもなっていなかったらしい。

福井県の敦賀原発でも後から直下の活断層が見つかっています。