日本の問題と解決策を考える

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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

福島原発の仮設汚染水貯蔵タンクが劣化して再度次々水漏れ・・・東電と国のその場しのぎの対策のつけ

2013-12-24 21:54:56 | 日記

★福島原発の仮設汚染水貯蔵タンクが劣化して再度次々水漏れ・・・東電と国のその場しのぎの対策のつけ

★安倍政権は東電に10兆円もの無利子の追加融資をして支援すると言う。 

結局、何としても東電は助ける。 各対策は結局、東電を通して実施する。

そんなことだから何も抜本的解決は追及されない。

そして汚染水対策は最小限の仮で小手先のやり方しかしてこず、わずか2年余で劣化や不作為による汚染水漏れが続出し、解決せずに続いて行く。

 ★山側から毎日1000トンもの地下水が流入しているので、抜本的対策としては地下水流を・・・汚染水タンクよりもっと山側で地下深くまで全て堰き止める・・・そして大元からパイプなどを通して別な方向の海に流す大工事が必要なはず。 (しかしそんな話は出てもいない)

 ★それができるまで、地下水の流入を少しでも減らす緊急の対策として「地下水汲み上げ井戸」は至急必要ですが

 国の案では・・・水漏れした汚染水タンクの下を通った地下水の一部(毎日100t程度)を原子炉建屋の前に井戸を掘って汲み上げパイプを通して海に流す・・・としています。

これでは漁民たちが承知しかねるのも当然です。

すでに1000個ほどもある汚染水タンクは今後もどんどん増加するし、それ自身が劣化や地震などを含めて相当なリスクがあるのです。

 国は「地下水汲み上げ井戸」をなぜ汚染水タンクよりもっと山側でやろうとしないのか?

★それから、海岸線には当然もっと長く恒久的で頑丈な遮水壁が必要。

    それとは別に、より大きな危険もあります。

★福島原発の汚染水・・・地下水だけでなく、次の津波で大量流失の危険有り!

福島第一原発の故吉田所長は「一番怖いのは次の津波だ」と言っていたそうですが、私もそう思います。

福島を次に襲う可能性のある津波としては地震学者たちの研究で房総半島沖のプレート境界型大地震が想定されています。

また福島沖のアウターライズ地震も想定されています。

これは敷地包囲型の大堤防を築かないと防げません。

福島第一原発敷地の周囲を要塞のようにぐるりと囲う海抜25m以上で幅30m以上の頑丈な防潮堤を構築することが必要なのです。

  国主導で何千億円掛かろうと1兆円以上掛かろうと至急やらなければ、日本近海全体が危ないのですから。