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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

★もし原油価格の急落(外的幸運)がなかったら、アベノミックスで国民生活は今よりもっと苦しくなっていた

2014-12-12 19:21:52 | 日記

★もし原油価格の急落(外的幸運)がなかったら、アベノミックスで国民生活は今よりもっと苦しくなっていた

適度な円安を通り越して40%以上もの行き過ぎた過剰円安にしたので、食品関係等々の高騰だけでなく、同様にガソリン・軽油・重油・灯油・プラスチック等々の石油関連も高騰していたら・・・

そうしたらアベノミックスと安倍政権への批判はもっと高まっていたはず・・・

しかし、まだ運が強い安倍自民党は、「今の内解散・総選挙」で勝利しそう。

そうなると一方で消費増税をしながら、公共事業を5兆円から10兆円に倍増して見かけだけの景気拡大を続け、財政を悪化させる。

それなのに財政悪化の原因を福祉予算と消費税10%を延期したためと主張する。

そして2年後には景気の良し悪しにかかわらず消費税10%に引き上げる。

法人税は引き下げる。

輸出大企業は大儲けする。 グローバル企業としてその利益の多くを海外投資に回す。

一方、非正規労働者にしかなれない人が増え、賃上げは物価上昇と消費増税には遥かに及ばず、国民は生活が苦しくなる。

今でさえ大きい貧富の格差は一層拡大する。

そして原発再稼働、大間原発新設、沖縄辺野古基地強行建設、解釈改憲で米軍と共に外国で戦争できる集団的自衛権行使のための法律制定などを強行していく・・・

安倍首相の目指す「富国強兵の大国日本」への道は・・・戦前もそうだったように、強きを助けるために大半の国民の生活を引き下げ、貧富の格差拡大を助長するものになる。