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★黒田日銀総裁はこれ以上の追加金融緩和と円安での悪い物価上昇だけはするな!

2014-12-20 09:56:47 | 日記

★黒田日銀総裁はこれ以上の追加金融緩和と円安での悪い物価上昇だけはするな!

賃金上昇による緩やかな物価上昇だけが所得を増やしての消費UPで良い景気回復をもたらすのです。

▼ 安倍首相の信頼する元財務官僚の黒田日銀総裁は少し前に「2%のインフレ目標達成のために、石油価格は下がらない方がよい」という呆れた発言していました。

12月19日にようやく黒田総裁は「最近の原油安は当面の物価を押し下げる要因になるが、経済活動に好影響を与える」という趣旨の発言しました。

しかし、それでも、2%賃上げが一部企業に止まり、物価上昇が2%に届かなかったら・・・「何としても2%のインフレ目標を達成するために、さらなる金融緩和をする」と言いかねません。

そんなことをすれば、もちろんお札の刷り過ぎで貨幣価値が下がり物価が上がるし、さらなる円安誘導となって輸入品とそれを使った国内加工製品が値上がりし、2%のインフレ目標は達成できるでしょう。

しかし、3%の消費増税があった上にそんなことになったら庶民の生活はたまりません。

それでは国民の実質所得が下がり、消費が落ち込んで、むしろ不景気になります。

一時的な駆け込み需要があってもその反動が酷くてとんでもないことになります。

とにかくインフレにさえなれば、悪性インフレで庶民や大半の企業が苦しんでもかまわない・・・という黒田総裁の本音によるこれ以上の悪い策を、他の日銀幹部は止めて欲しいものです。

 

★日本だけの長年のデフレは日本だけの賃金デフレ(特に非正規低賃金社員を増やした)によるもの

・・・そのデフレ脱却には日本全体の平均賃金を上げるための政策や対策を先行し、優先させるしかない!

★まず法定最低賃金の大幅UPと同一労働同一賃金の政策で賃金底上げが必要!