日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

まだ検査のハードルを下げない、増やせないなら、政治が全くの無責任!

2020-04-06 22:35:38 | 日記

▼日本の医師たちのレベルは高いが、人口当たりの医師の数が欧米に比べて少ない イタリアよりも少ないのだ。

小泉政権時代に医学部定員を減らして抑制して以来、後に定員を戻しても医師不足はいまだ解消せず、勤務医等の過労状態が続いて来ていた。

そこに新型コロナが来て、日本の医師・看護師は随分頑張って死亡者数を抑えているが、感染爆発が起こる前から、既に疲労が深刻だ。

医療崩壊はもう差し迫っているのでは・・・と心配だ。

▼ニューヨークでは検査で陽性と判明した感染者が百人になってからわずか4日後には10倍の千人になったという。

これは何を意味するかというと、「4日間で10倍になった」というのは見かけ上のことで、百人見つかった時には既に1万人以上の感染者が市中にいて、4日間で2万人以上に増えていて、検査を増やしたら陽性と判明した感染者が千人と出たのだろう。 だから今では検査で陽性と判明した感染者がニューヨークだけで累計15万人になっていて、更に増え続けているのだろう。

今、東京でも検査で陽性と判明した感染者が毎日百人前後に増加し始めた。

都市部では夜の接客店等々を核に市中に感染が拡がっていて、首都圏には既に1万人以上の感染者が居るだろう。

これから・・・まさかニューヨークのようなことは無いだろうが・・・ただでは済まないだろう。

「緊急事態宣言」は遅すぎで、即、夜の接客店など感染リスクの高い所を閉めさせねばならない。 

また、とにかく早く検査のハードルを下げ、検査を増やして陽性者を早く見つけて直ちに指定ホテルなどに隔離しまくるべき。 

まだ出来ないというなら、これまでに出来るようにしなかった政治が全くの無責任!

 


ドイツ政府 「アビガン」調達へ、 新型コロナ重症者の治療に使用予定

2020-04-06 21:04:41 | 日記

〇ドイツ政府 「アビガン」調達へ 、新型コロナ重症者の治療に使用 予定
 (4月2日、ドイツの連邦保健省がNHKの取材で明らかに)

ドイツ政府は、新型コロナウイルスに対応するため、富士フイルム富山化学((株)が開発したインフルエンザの治療薬「アビガン」を調達し、治療に役立てることにしています。 

ドイツの専門家が、効果が得られる可能性があるとしていて、重症者の治療で使用することを予定しているということです。

また、ドイツの有力紙が、政府が購入する「アビガン」の量は数百万セットにのぼる、と伝えています。

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ただし、ライセンス契約をしている中国企業が量産を始めているらしく、そっちに発注する可能性もあります。

中国ではアビガン錠の有効性が確認されたとして正式採用されるそうで、中国での収束化に貢献したのかも。

日本政府もアビガン錠200万人分を富山化学や材料メ-カーに手配しました。

〇いずれにしても、中国に続きドイツでも効果が認められれば、また日本での治験や観察研究でリスクの高い人に軽症のうちから投与して多くの患者に効果が認められれば、承認も早まるでしょう。

人により、また症状のどの段階で投与するかにより、効果のある場合も無い場合も有るでしょうが、何割かでも効果が認められ、死亡者を減らすことが出来、死亡率を減らすことが出来れば大きな希望となります。 別な薬もこれに続くでしょう。

広く使えるようになれば、日本から輸出や供与をして世界の大ピンチに光明を与えられることになります。