見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 KPモデル Hawker Tempest Mk.Ⅱ/F2 (7)

2022年08月01日 | 1/72 イギリス空軍機
ショート・ショート
July 1945 RAF Ckakeri India

ボンベイとチャキリの間を何十回往復したことだろう
単調な、それでいて結構危険な勤務にいい加減ウンザリしている
海外勤務が決まった時には、飛び上がって喜んだものだが・・・
そんなある日
いつものように空輸を終え
疲れた体をコックピットから主翼上に移した時
機の後を通り過ぎようとしている人影が目に入った
胸にウィングマークを付けたパイロットの大尉、渋めのイイ男だ
ヘッドギアのせいで乱れた髪を素早く左手で整え
誰にも聞き取れない程の小さな声でつぶやいた『Tally-Ho~♪』

ピントが合わず、これはスマホで撮った写真です(^^;

ここからはデジカメです



二人の間に遠近距離があり、ピントを合わすのに苦労しました
というか未だにピッタリ合っていません、見切り発車です(^^;

ピントが合った、下面です(笑)


ヒロイン?のATAパイロットです

これでもかなり頬と顎のラインを削っています、結構ぷっくらしたお顔でした
鼻はゼリー瞬着の替りにイージーサンディングを使って高くしてます

そして渋めのFLIGHT LIEUTENANT(空軍大尉)

ポーズ変更は一切なし、ブッシュジャケットに制帽着用の姿にしただけです
イチイプライザーの中では、一番年恰好がイメージに合っていたのですが(^^;

原型から改造途中です、タミヤ速硬化エポキシパテを使っています

盛って削ってそれだけ、ポーズ変更なしはとっても楽でした(笑)

ユニフォームは、またもOSPREYの
”The Royal Air Force 1939-45”のお世話になりました

もう文句は言いません、お世話になります<(^^;)>

【どうでもいい話、その1】
昨年BoB記念でスピットを作った際、記事の中
PILOT OFFICERとFLYING OFFICERの違いがよ~分からん
と云う様な事を書いていたのですが、
どうも、パイロットに限らず空軍将校であれば、全てこの呼称になるみたいです
そうなると
PILOT OFFICER(少尉)、FLYING OFFICER(中尉)、FLIGHT LIEUTENANT(大尉)となって
すんなりつながるみたい
WWⅠ時、陸軍から分離する際のアレコレでこんは名称になったみたいです(^^;

【どうでもいい話、その2】
塗装はSEACなのですが、箱裏の塗装図をよく見てみると
”Chakeri - Research”などと書かれております
”Chakeri ”はインド北部、首都ニューデリーより東よりで
ヒマラヤ山脈に近い、要は北の涼しそうなイメージ
今、インド第二の空軍基地があるとかで、ここまでは何とか分かるのですが
続いて”Research(研究)”となっているのが判らんのです。
もう実戦配備になった1945年になって、しかもインド、いったい何を研究していたのか?

MkⅡは対日戦用に開発されたという話なので、ひょっとしてソレ用の運用研究だったのでしょうか
そうだとすると、部隊配備前というワタシの作ったストーリーは成り立たなくなってきます(-_-;)

それと前回、空輸でしょ、なんて書いていましたが
英本土からインドまで、常識的に考えれば海上輸送(船)ですよねぇ
そうなると、ATAの線も怪しくなる(汗)
そんな訳で苦し紛れに、陸揚げして整備してからチャキリまで空輸、と云う設定にしました(^^;

まぁそんなこんなで、いい加減な設定ですが
(ワタシが)楽しければ「それでいいのだァ~♪」という事で、勘弁してやって下さいませ<(^^;)>


【終了】