日中、2年ぶり外相会談…関係改善へ一歩(読売新聞) - goo ニュース
【ネピドー(ミャンマー)=仲川高志、牧野田亨】ミャンマーの首都ネピドーで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に出席した岸田外相は9日、韓国の尹炳世ユンビョンセ外相、中国の王毅外相と相次いで会談し、冷え切っている中韓両国との関係改善に向けた一歩を踏み出した。
10日には北朝鮮の李スヨン外相とも非公式に接触し、日本人拉致被害者らの再調査について意見交換した。
岸田氏と米国のケリー国務長官、尹氏による日米韓外相会談も行われた。
岸田氏は9日深夜(日本時間10日未明)、ネピドーで中国の王毅外相と会談した。日中外相会談は、日本政府が尖閣諸島(沖縄県)を国有化した直後の2012年9月に米ニューヨークで行われて以来約2年ぶりで、第2次安倍内閣が発足してからは初めて。
会談後、岸田氏は記者団に「関係改善をいかに進めるかについて、ゆっくりと長時間話をした。意見を率直に述べあった」と語ったが、内容の詳細は明らかにしなかった。尖閣諸島の問題などについて両国が立場を説明したとみられる。岸田氏は「私としてはこれをきっかけとして、両国の関係改善を進めていきたいと思っている」と述べた。
安倍首相は11月のAPEC首脳会議の際に、習近平との会談を望んでいると言われています。
福田元首相が7月下旬に習近平と会談しましたが、その内容は明らかにされていません。
多分、従来の主張「中国の条件を飲んだら会ってやる」みたいな事を言われたのでしょうね。
今回の王毅外相も条件を付けてきたようです。
それは安倍首相が靖国に参拝しない事。
そして尖閣問題を棚上げするというか、尖閣諸島には領土問題が存在することを認める事。
この二つです。
日中首脳会談を実現する為に、中国側の条件は飲むべきではありません。
靖国参拝と、尖閣問題で譲歩すべきではありません。
そんな事なら、永久に中国と首脳会談をしなくても結構です。
安倍さん、絶対に中国の要求に応じないでください。
屈辱的でもありますし、大きく国益を損ないます。
絶対一歩も引かないでもらいたいです。