安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」の策定に向けて設置された有識者懇談会の初会合の議事要旨が公表され、委員からは歴史認識に関する意見が相次いだほか、未来志向の議論への期待感も示されました
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安倍談話についての有識者懇談会の初会合が一昨日開かれました。
その議事要旨が公表され官邸HPでも閲覧できます。
20 世紀を振り返り 21 世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会
(「21 世紀構想懇談会」) 第一回議事要旨
○歴史の中に反省や教訓を持ちながら、未来を考えていく「ゆとりのある反省」と 20世紀を振り返ってみるとそこには21世紀が見える「ふりかえれば未来」と いう二つの観点が重要。
○安倍総理は中東で「中庸」のメッセージを発したが、日本が本来の穏やかなプレ ゼンテーションを続けていくことが有用と考えられる。
○歴史に関する議論と言うと、往々にして敏感なものであり、我々は可能な限り史 実に忠実になり、公平かつ誠実な態度で歴史に向き合っていく必要があると考え る。
○我々は戦争、またその後について正面から取り組んできたのか、もう一度結果を 見つめ直して、外へ向かって発信していけるような議論をしたい。
○総理から提示された5つの論点の中に示されている20世紀と21世紀、戦後7 0周年という時間の括り方は有益な視点を与えてくれる。
○歴史を鑑として未来に向かうということがよく言われる。1945年以前の歴史 も重要であるが、それ以後の歴史も大事であり、これをもって未来への鑑として いく、そのような未来思考も重要と考える。
○日本の戦後の道のりを再確認し、今後の世界の中で果たすべき役割を考えること は時宜を得ている。
○戦後70年の日本の歴史に自信を持つべきであり、日本が勝ち得てきた信頼をど うやって維持していくかを議論したい。
○20世紀は人類史上かつてない規模で人権の踏みにじられた世紀であったと同時 に、戦後70年間日本のたどった道は誇るに足る経験であった。このコントラス トを総体としてどう引き受けていけるのか考えていきたい。
○世界の中の日本、アジア太平洋の中の日本という視点が重要。
○欧州の戦争、アジア・太平洋の戦争が、きちんと仕分けをせずに、時には同じよ うな視点となったり、時には全く別の視点から考えられたりしており、理論的に も具体的にも問題意識を感じる。
○戦後の和解は中国や韓国だけではなく、米国、豪州、欧州を加えた和解であった ことを踏まえ、全体を見ていくことも重要な点と考える。
○中国・韓国と東南アジアで日本に対する見方はだいぶ違っているという点をどう 見るかについても関心がある。
○日本の行いうる国際貢献のポテンシャルについて、また、自衛隊や NGO が現場で 実質的にどんな貢献ができるのかということも含め、対外的な日本の役割につい ても議論したい。
○国民が誇りをもって仕事をできるようなメッセージを発出したい。
○戦後の貢献に注視し、過去ではなく未来を見て、明るくなるような、夢のあるよ うな議論をしたい。
○国民の意見や認識を引き裂くのではなく、コンセンサスを作っていくような議論 をしたい。国民の中にはコンセンサスが形成されつつあると考える。
○国民の中に静かなコンセンサスがあるという見方に賛成するが、一方で、マスコ ミは分裂している。的確な日本語と的確な翻訳で発信していくことが重要。
○国際関係において政府だけではなく、人々や諸集団の影響が拡大しており、パブ リック・ディプロマシーの重要性が高まっている。政府が表明した意図を他国の 政府や人々に誤解が生じないようにすることがますます重要。
○この有識者懇談会は米国、アジア諸国などでも注目が高い。
有識者懇談会が今後何回開催されるのかわかりませんが、初回は安倍首相からの挨拶もあり
そして1時間弱という日程や自己紹介もあって各人十分な意見をまだ述べていないと思います。
しかし、初回の会合では前向きな意見が多かったようです。
特亜への懺悔ともとれる謝罪、すなわち過去の政権から引き継がれている「植民地支配や侵略」
のような言葉に拘らない、未来志向の意見が多かったようです。
私達国民もこの安倍談話は誰に対して発信するかを考えるべきです。
何も文句ばっかり言う中国韓国に対しての談話ではありません。
日本国民に、そして全世界に向けての談話です。
間違っていけないというか誤解している人や、何となくモヤモヤした感じを持っている人も多いと思いますが
日本は先の大戦で韓国とは戦っていません。
というか南北朝鮮は日本に併合されていましたから、韓国人は日本人として戦ったのです。
また今の中華人民共和国は成立していませんから厳密に言うと中国とも戦っていません。
日本は中華民国と戦い、その中華民国は台湾に追い出されています。
また、真珠湾攻撃で日本は卑怯だったと教えられ、ずっとそう思っていましたが、そうとも言い切れません。
東京裁判だって、南京事件だって、そして漸く嘘だったと暴露され始めた慰安婦も。
ネットが無かった時代、そう教えられたら信じ込んでしまいますよね。
しかし誰でも調べられる時代になっても、嘘がまかり通り、嘘を教えられ・・・・・。
知らなかったでは済まされません。
マスコミたちはその点では一般国民より知り得る情報が多い筈です。
教育者も間違った事を教えてはならないという責任が重い筈です。
一般国民より情報量が多く、教育という重責を担っているのにも関わらずマスコミや教育者は無責任過ぎます。
「日本は悪かった、アジアの国々で酷い事をした、
だから私達は懺悔しないといけない。」
こんな自虐史観を植え付ける目的は何なんでしょう。
マスコミや日教組に聞きたい。
話が逸れましたが、安倍談話を今夏出すなら、過去の自虐史観を反省し、未来志向の談話にしてもらいたいです。
反日の中韓と惜別し、先の大戦に関する談話として安倍談話が最後で締めくくりの談話にしてもらいたい。
そう思います。