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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

川辺川ダム議論再燃も熊本県、球磨川治水で検証対象

2020-07-08 23:25:15 | つぶやき

川辺川ダム議論再燃も熊本県、球磨川治水で検証対象

2020/07/08 15:00

 熊本県南豪雨災害を受け、県が今後進める球磨川の治水対策の検証対象に、当時の民主党政権が建設を中止した川辺川ダムによる治水効果を含めることが7日、関係者への取材で分かった。特定多目的ダム法に基づく計画の廃止手続きは取られておらず、検証結果次第では、ダム建設計画の議論が再燃する可能性がある。

 検証では、今回の豪雨に対する市房ダムなど既存ダムの治水能力に加え、川辺川ダムの有無による影響を調査するとみられる。国や流域市町村との検証を目指しているが、救援活動を優先するため、開始時期は未定。

 蒲島知事は豪雨災害を受けた5、6日の会見で「ダムによらない治水を極限まで検討したい」とする一方、「今回の災害対応を国や流域市町村と検証し、どういう治水対策をやっていくべきか、新しいダムのあり方についても考える」とも述べていた。

 川辺川ダム建設計画を巡っては、蒲島郁夫知事が2008年9月に流域首長の意向などを踏まえ、「計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきだ」として建設反対を打ち出した。

 その後、国と県、流域市町村が治水代替策を検討。19年に代替策の整備10案がまとまったものの、事業費は2800億〜1兆2千億円と巨額で、工期も45〜200年と長く、最終的な整備方針は決まっていなかった。(野方信助)

川辺川ダム建設計画 1966年、建設省(現国土交通省)が球磨川流域の洪水防止を目的に、支流の川辺川(相良村)に建設を決定。その後、用途を農業利水と発電にも広げ、総貯水量1億3300万トンの多目的ダム計画になった。住民の賛否が割れる中、2007年に利水事業の休止が確定。蒲島郁夫知事の白紙撤回に続き、前原誠司国交相が09年に建設中止を表明したが、特定多目的ダム法に基づく計画は存続している。

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球磨川氾濫で川辺川ダムの事を知りました。

八ッ場ダムは有名です。

民主党政権が「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズの象徴としたダムです。

当時の前原誠司国交相が建設中止だ、いややっぱり建設だと優柔不断そのものでした。

結果として昨年の台風では試験運用中でしたが被害が最小限で済みました。

この時に八ッ場ダムと一緒に建設中止にされたのが川辺川ダムだったのです。

この事は今回の球磨川氾濫で初めて知りました。

 

当時はテレビでも反対運動をクローズアップし大々的に報道していたと辛坊治郎氏が証言しています。

 

 

 

その後、ダムに代わる治水を模索しているようですが、遅々として進まず今回の水害に。

住民の反対運動が激しく、考えがまとまらないのでしょうか。

 

民主党政権が中止を決めてからも11年です。

その後反対集会が開かれているようですが、そこでは既存のダムまで不要だとの話も。

2020年1月15日
「耐越水堤防で安全守れる」 川辺川ダム反対派が集会(熊本日日新聞)

 

また国交省は地元自治体との議論も重ね、昨年は代替案10案を纏めたようですが、

工期も長く、費用も膨大なものになるので実現は難しいようです。

球磨川治水対策協議会・ダムによらない治水を検討する場

 
しかし当初の予定通り川辺川ダムを建設していたら、氾濫も免れられなくとも、

被害がこんなに大きくはならなかったのではと思います。

 

ダムと洪水について先日の当ブログでも紹介させて頂きましたが、

和歌山県の仁坂知事の話も是非ご覧頂きたいです。

令和2年6月29日 「風水害とダムの事前放流」

 

今回は気象庁も予想できなかった急な大雨だったのかもわかりません。

しかし梅雨時です。

ですから大雨を見越して事前にダムの放水をしておけば、貯水量を稼げたのではないかと。

 

自然を守る事は大事です。

しかしそれ以上に人命やライフラインが大事です。

自然が残っても、そこに住む人がいなければ何にもなりません。

 

因みに川辺川ダム建設の為にダム湖に沈む五木村は既に高台に移転しています。

高台ですから、今回の水害の難を逃れたと思うので、せめてもの救いでしょうか。

 

※参考:記事中にある「特定多目的ダム法」はこちら ↓

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=332AC0000000035

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鹿児島のショーパブが謝罪「力不足」火山灰で開放できず

2020-07-08 10:48:19 | 呆れる

鹿児島のショーパブが謝罪「力不足」火山灰で開放できず
2020/07/07 17:02

 クラスターが発生した鹿児島市のショーパブ「NEWおだまLee男爵」のフェイスブック(FB)に6日、謝罪文が投稿された。「多大なる影響とご迷惑をお掛けした事を心より深くお詫(わ)び申し上げます」としている。

 投稿では、アルコールジェルの使用推奨や店内の消毒、換気などの感染対策を取っていたが、雨や桜島の火山灰が降る時は出入り口の開放ができず、「対策が甘かったと言われてしまうのは私共の力不足を疑う以外ございません」とする。感染が分かった利用客は6月27日に来店した人が多く、同日は雨だった。

 市によると、同店の従業員8人の感染が確認されており、投稿は「私共も未だ入院中でありまして、今はこのような形でしかお詫びできない事をお許し下さい」と記している。(外尾誠)

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東京を中心に武漢コロナの感染者が急増しています。

ところが最近、鹿児島の感染も増えています。

火山灰の影響で換気が十分でなかったようです。

その事について関係者は謝罪をしていますが、ちょっと言い訳にも聞こえます。

ウイルスは口や鼻、目から侵入します。

ですから飲食中が一番危険です。

では飲食中の対策は十分だったのか気になります。

 

以前はクラスター発生は病院や介護施設でしたが最近は夜の店です。

ホストクラブやキャバクラ、そして鹿児島のショーパブ。

鹿児島の店は「NEWおだまLee男爵」。

ニューハーフのショーパブだそうです。

ニューハーフの口癖?が「お黙り!」ですから、中々のネーミングです。

この店名は早くから公表されています。

 

昨夜の情報ではこの店関連の感染者は97人です。

この事を考えると、東京の夜の店関連の感染者は膨大な数になるのではないでしょうか。

 

ところで飲食店で食中毒が発生したら営業停止になります。

ではクラスター発生のホストクラブやキャバクラ等はどうでしょう。

殆どは店名も公表されないし営業停止になっていません。

 

飲食店の営業停止などの処分は食品衛生法に基づいていますが、

クラスター発生のキャバクラ等もこの法律の適用にできないのでしょうか。

食中毒を起こした飲食店は食材や調理人の衛生管理が悪かったのです。

ではキャバクラ等は武漢コロナ感染を食い止める対策をしていましたか。

一般の飲食店が食中毒対策をしているの同じように、十分な対策をしていましたか。

 

勿論、対策を十分している店もあるでしょう。

しかし東京の夜の街からのクラスター発生と聞けば、全ての店が駄目だとの印象があります。

正直者が馬鹿を見るような社会にしてはいけません。

 

また夜の街で感染した人は感染経路を正直に話さないようです。

その様な店に行ったのがわかったら困る。

職場にバレたら困る。

家族にバレたら困る。。。。。

バレたら困るような店に行くなと言いたいです。

特に武漢コロナの恐ろしさを知った今、行く人の気が知れません。

因みに鹿児島県は県内全域の「接待を伴う飲食店」に休業要請をしているようです。

補償もするようですが、元は税金です。

なんだか釈然としません。

 

行政はこのような店にはもっと厳しくしてほしいです。

最近東京発の感染が増えています。

この事をもっと深刻に考えて欲しいです。

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