岸田首相の秘書官の差別発言が波紋を広げる中、性的マイノリティーに関する超党派の議員連盟が、8日、会合を開くことがわかった。

岸田首相「国民に誤解を生じさせたことは遺憾であり、また不快な思いをさせてしまった方々に、おわびを申し上げます」

6日、岸田首相は、政府与党の会議で更迭した秘書官の発言を謝罪したが、国会では、野党が同性婚をめぐる首相答弁などを追及した。

こうした中、超党派の議連が8日、会合を開く予定で、2021年、自民党内の反対意見で国会提出が見送られた、性的マイノリティーへの理解増進を図る法案についても議論するものとみられる。

「LGBT議連」会長代理 自民・稲田議員「(今回の発言は)あまりにも理解がないなということを感じました。成立に向けて頑張っていきたい」

取材に対し、議連幹部の自民党・稲田議員は成立への強い意欲を示し、茂木幹事長も会見で「提出に向けた準備を進めていきたい」と述べた。

首相秘書官のオフレコでの発言が問題になっています。

秘書官の発言に大慌ての岸田さんは検討もせず即座に更迭としました。

オフレコと聞けば松本龍復興相の恫喝まがいの発言を思い出しますが、

今回はオフレコが前提での発言で、秘書官の本音を聞けたと言えます。

ただオフレコだと思って自由な気持ちで発言したのにオンレコになったのですから

今後、オフレコの意味がなくなり、本音を聞く機会が失われた事にもなります。

 

では荒井秘書官の発言は間違いだったのか、ですが、

秘書官の発言で国民が誤解し、不快な思いをしたのかどうか。。。。

秘書官「LGBT」差別発言で――法案審議が動く? 締め付けのロシアメディアも批判…「G7で同性婚認めないのは日本だけ」

●G7で同性婚を認めていないのは日本だけ。

有働キャスター

「荒井前秘書官の発言は、誤解ではなく差別だと思いますし、首相の発言にあった家族観や価値観、そして社会というのはもう既に変わっているから、声が上がっているわけです。その認識のズレを本当に理解してほしいと思います」

日テレNEWS 荒井前秘書官 に対する画像結果

有働さんは誤解ではなく差別だ、と発言しています。

そうですね、分かりにくい岸田さんの発言ですが少なくとも誤解したわけではないでしょう。

では差別ですか?

荒井氏の感じ方であり、感想であり差別したわけではないと思いますが違いますか?

あの人は嫌だなあ、あの人はどうも好きになれない、と思う事は誰しもあると思いますが、

それは差別になるのですか? ちょっと違うのではありませんか。

 

では、この発言の経緯をもう少しみてみると、

●首相の同性婚に関する国会答弁を巡り、オフレコを前提にした記者団の非公式取材に官邸で応じた際の発言

首相の国会答弁については⇩

●1日の衆院予算委員会で、同性婚について「全ての国民にとっても家族観や価値観、社会が変わってしまう課題」

 

同性婚を認めるかどうかで、家族観、価値観、社会が変わってしまうとの発言だったようです。

さて、どうでしょう。

同性婚を認めるかどうか。。。。

家族観が変わってしまうのは確かだと思います。

それでも認める、認めて欲しい、との意見です。

岸田さんはこの問題について慎重であり、いつもの検討する、との考えのようです。

荒井秘書官の更迭は検討もなく、即座に決断しましたが、同性婚は検討です。

 

そうですよ。

同性婚を即座に認めるとどうなるのか、よくよく考えて欲しいです。

いつもの事ながら、外国では認めているのに日本は遅れている。

G7の中で認めていないのは日本だけ。

だから日本は後進国だ。 

何でもかんでもG7の国が正しいとは限りません。

日本には日本の、そして時代に流されない考えがあってもいいではありませんか。

 

拙速に決めていいのか、

その弊害はないのか、

簡単に決められるものではありませんし、何でもかんでも多様性で片づけるのは間違いの元。

後悔する事になりそうな気がしてなりません。

 

最後になりましたが、記事にある性的マイノリティーに関する超党派の議員連盟、略して「LGBT議連」。

そんな議員連盟があったのですね。

そして稲田朋美さんが会長代理。

wikiにもありません。

議員連盟のサイトもありませんが8年前に設立したようです。

当時の報道では細野豪志さんが関わっていたようなのでTwitterを見てみると⇩

 

この問題、様々な問題が抱えているように思います。

憲法改正も必要な案件の可能性もあります。

もう少し考えてみたいと思います。