【ぼくらの国会・第691回】ニュースの尻尾「韓国に弁償させよ 6000万円ウォン」
「ニュースの尻尾」650回目は、元応募工の訴訟で日立造船の供託金が原告側に支払われたことに対する対抗措置案を「日本の尊厳と国益を護る会」として岸田政権に提案することについて、令和6年3月12日に参議院議員会館で行われた「日本の尊厳と国益を護る会・総会」のブリーフィングの模様と共にお話しております。
出演:青山繁晴(参議院議員) 三浦麻未(青山繁晴事務所 公設第一秘書)
いわゆる元徴用工(殆どは元応募工)訴訟では日本企業が敗訴しています。
しかしこの問題は日韓請求権協定で解決済みの為、日本企業が敗訴しても払う訳にはいきません。
そんな中、折衷策として韓国企業の寄付による財団が肩代わりする案が示され、
実際支払われていました。
ところが財団の資金が底を突き始め、日本にも協力してもらいたいと言い出した韓国。
そりゃあ、次々と我も我もと賠償金請求する人が後を絶たないでしょうから、財源不足は目に見えています。
そして今回、日立造船が韓国内の財産を没収されない為に裁判所側に供託金を払っていたのですが、
その供託金を事もあろうか、賠償金に充ててしまったのです。
いわば目的外に使ったという事ですし、理由なき没収のようなものです。
この韓国のやり方に日本は上川外相や林官房長官はいつもの「遺憾砲」です。
これでは韓国側は聞き流す事も出来ますし、実害がありません。
いつまでさほど効果があるとは思えない「遺憾だ」で済ますのか呆れてしまいます。
自民党議員の中でもこの岸田政権のやり方に批判、不満が出てくるのは当然です。
「日本の国益と尊厳を護る会」総会では12日にこの事について話し合われ、
その後の記者会見で話し合いの内容の説明をされています。
青山さんは上川外相や林官房長官の「遺憾だ」との抗議には全く納得されていません。
勿論、護る会のメンバーも納得していませんし、更には対抗策を取るべきだとの意見です。
日韓請求権協定、レーダー照射事件、少女像(慰安婦像の事ですね)、竹島の不法占拠、旭日旗への中傷等、
何ら解決していない尹政権です。
ただ遺憾だと言うだけでは解決にならないので対抗策措置を取るべきで、
その事を岸田総理、外務大臣、経産大臣に要請したいとの事。
それ、それ。
遺憾砲だけでは何も変わらないのです。
対抗措置を取り「いい加減にしないとこっちも黙っていないぞ」と言わないと本当の抗議になりません。
経産大臣に要請したのはホワイト国から外す事もあるからでしょう。
とにかく、青山さんの話を聞いて、やっと日本は動き出した、と感じます。
繰り返しになりますが、遺憾砲では韓国は痛くも痒くもないという事です。
聞き流したって別にどうって事ないのですから。
まずは今回の日立造船の供託金を勝手に?原告に支払ったのですから、
その分を韓国政府が日立造船に支払うべきで、それをしなければ対抗策を取ると。
具体的には日立造船の供託金を原告へ支払った同額を韓国政府が日立造船に返金する。
それをしなければ駐韓大使の召還。
そして韓国をホワイト国から除外する。
この事を、来週にも総理、外相、経済相に要請するとのことです。
やっと動き出しました。
護る会の活動に期待します。
また気になる事は閣僚である高市早苗さんの意見です。
高市さんは護る会のメンバーですが、他の業務があり護る会の総会は欠席されています。
何しろ閣僚ですから。
中々自分の意見を言い難いかもわかりませんが、それでも高市さんなら護る会の方針に賛同されると思います。
いいえ、賛同して欲しいです。
青山さんの話を聞いていると、岸田政権は風通しが悪いと感じます。
青山さん達の話を聞く耳を持たないと言うか、排除していると言うか。
ドンドン独裁に近付いているというか。。。
閣僚の話は聞くというか本当にイエスマンというか、ごく身近の人の話は聞くけど、
それ以外の人の話は聞かない、そんな感じがします。
※この動画の収録は14日だそうですが、同じ日にも自民党外交部会、外交調査会合同会議でも話し合われています。
徴用工訴訟で日本企業の供託金没収 対抗措置を - 気になる事 blueのためいき