【深圳＝三塚聖平】中国国営新華社通信は１７日夜、中国で対台湾政策を主管する国務院（政府）台湾事務弁公室の朱鳳蓮（しゅ・ほうれん）報道官が同日、新型コロナウイルスの感染が急拡大している台湾に対し、「最大限の努力を尽くして、台湾の同胞ができるだけ早くコロナ禍に打ち勝つよう援助したい」と表明したと伝えた。

　朱氏は、中国製ワクチンについて「広範な台湾の同胞が使用を切望している」と強調。台湾側にワクチンを提供する用意があるとの構えを見せた。

　一方で「当面の急務は、人為的な政治的障害を排除することだ」とも主張した。中国が「台湾独立」派とみなす民主進歩党の蔡英文政権に対し、歩み寄りの姿勢を見せなければワクチン支援を行わないと迫った形だ。突然の感染拡大に台湾で衝撃が広がる中、蔡政権に揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。

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台湾では変異株の所為か、パイロットの無秩序な行動の所為か武漢コロナが急拡大しています。

5月16日から3桁の増加を続け、今日10時の時点で前日比が335人で、この3日間だけで727人の増加です。

今まで2桁の増加でしたから台湾としては危機感を持っていると思います。

因みに死者数は4月25日に1人増加し、今日までずっと12人のままです。

それこそ、さざ波どころか波も無い感じです。

新型コロナウイルス感染　世界マップ：日本経済新聞 (nikkei.com)

 

そんな台湾に中国が「言う事を聞けばワクチンを提供してやってもいいぞ」との考えを表明しました。

そもそも、この武漢コロナ禍は中国の管理不届きの所為なのに、

「どの口が言う！」と言いたいです。

過失か故意か今のところ分かりませんが、とにかく中国からこのウイルスが世界中に拡散したのです。

それをなんですか。卑怯と言うか、姑息と言うか。

最近ではパイナップルの輸入を止める嫌がらせをした中国です。

そんな事をしながら、ワクチン提供とは呆れます。

 

前総統の馬英九ならいざ知らず、蔡英文総統は拒否するでしょう。

そしてバイデン政権が真面なら、有り余った？ワクチンを直ぐに台湾に提供する筈です。

「米国は世界のワクチン倉庫に」バイデン氏、さらに２千万回分を国外提供へ(読売新聞) - goo ニュース

 

一連の中国のやり方を全世界が警戒して欲しいです。

そして中国の甘い言葉に乗ると、それは中国の支配下になると知ってもらいたいです。