お笑いタレントの土田晃之(48)が16日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月〜金曜前11・55)に生出演。緊急事態宣言が発令されている地域があるのにもかかわらず、海外から五輪・パラリンピックの関係者が来日して、県をまたいで移動していることについてコメントした。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は15日、東京都庁で小池百合子都知事と面会。この日が69歳の誕生日だった小池都知事に、バッハ会長は「ハッピーバースデー」と花束をプレゼントした。この日、バッハ会長は被爆地の広島市を訪問。午後には平和記念公園を訪れ、慰霊碑へ献花し、黙とうをささげた。
土田は「小池さんのハッピーバースデーもそうなんですけど、このIOCの会長、別に来日しなくてもオリンピック出来るよなって思ってるし。人流抑えるって言ってるのに、リモートで出来ますよね」と指摘。「これわざわざ会いに行くのも分かんないし、今日かなんか広島の方にとか、コーツさんは長崎の方にとか、緊急事態宣言でよその県とか行かないでくれって言ってるのに、そういう行動は国はどう思ってるのかなと思いますね」と疑問を呈していた。
土田は「小池さんのハッピーバースデーもそうなんですけど、このIOCの会長、別に来日しなくてもオリンピック出来るよなって思ってるし。人流抑えるって言ってるのに、リモートで出来ますよね」と指摘。「これわざわざ会いに行くのも分かんないし、今日かなんか広島の方にとか、コーツさんは長崎の方にとか、緊急事態宣言でよその県とか行かないでくれって言ってるのに、そういう行動は国はどう思ってるのかなと思いますね」と疑問を呈していた。
東京五輪パラリンピックが成功するか否か。
全てが武漢コロナ感染が収まるか、拡大するかにかかっていると思ってしまいます。
それだけ武漢コロナの新規陽性者数が減らない事に多くの日本人は苛立っています。
しかし、ここは冷静に考えたいです。
オリンピックの主催者は誰かという事です。
まずはIOCがあり東京都があります。
特にIOCが開催国の決定権もあるので最重要なのには違いありません。
気持ち的にはバッハ氏の日本と中国とを言い間違えるなど、無礼にもほどがありますが、
それでもIOC会長であるバッハ氏を軽視できません。
ですから土田さんの、来日せずリモートで十分だ、は言い過ぎです。
少なくともバッハ氏だけでも開会式出席は当然だと思います。
勿論バッハ氏の言動は腹立たしいですし、受け入れるしかない事は悲しいですが。
また科学的合理的に考えてもバッハ会長はワクチン接種済みですから移動の制限は不要です。
ワクチンが万能とは言えないとしても、それでも感染リスクは殆どありません。
彼らにとって日本の印象は敗戦国なのでしょう。
戦後80年になろうとする現在でも敗戦国であり、
その象徴は原爆被害であり、被爆者への鎮魂が日本人への礼儀だと思っているのかもわかりません。
ただ見方を変えれば、原爆投下をしたアメリカ批判と思わないでもないですが、
そこまで考えているかどうか。。。
当初の東京五輪の意義は東日本大震災からの復興だった筈です。
それが今やコロナに打ち勝った証だと菅総理。
いつから変わったのかと思いますし、現状では打ち勝った証も何も打ち負けたとの印象しかありません。
それはさておき、本来なら福島や宮城、岩手に行き、犠牲者への追悼をすべきですが
日本政府がコロナに打ち勝ったと言い出したので本来の目的は薄れ、
広島より東北だと説明しなかったであろうJOCや小池都知事が問題です。
東京都を始め、今週は武漢コロナ新規陽性者数が激増しています。
人流を減らして、地方にコロナ感染拡大を防ぐのは当然ですが、
ワクチン接種をした人が感染を広げる確率は極めて低いですから
バッハ会長の広島訪問を非難するのもお門違いとさえ思ってしまいます。
バッハ会長に良い印象がないのは分かりますが、もう少し冷静に物事を考えて欲しいですし、
無責任な発言がテレビを通じて視聴者にどう伝わるかも考えてもらいたいです。