「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」は総裁直轄の組織で、会長に麻生太郎副総裁会長代理に茂木敏充幹事長、事務総長に萩生田光一政調会長を据えた。党幹部を並べることで、皇位継承の問題を重視する姿勢を示す狙いがある。

 麻生氏は初会合の冒頭で「皇室典範等の法改正の必要も考えねばならない」と述べた。現在の皇室典範は、皇位を継承できるのは父方の血統が天皇とつながる「男系男子」のみに限定する。皇室を構成する17人のうち皇位継承資格者は3人で、天皇陛下の次の世代は秋篠宮家の長男、悠仁さま(17)だけ。首相は「責任ある政権与党として活発な議論を率先して行っていく決意だ」と表明している。保守層の支持を取り付けるためにも議論を進めたい考えだ。

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「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」

あくまでも「安定的な皇位継承の確保」が重要だという事を忘れないでもらいたいです。

巷では愛子天皇待望論があり、その為なのかYahoo!コメントやSNS、YouTubeでは秋篠宮ご一家への誹謗中傷が止まりません。

まずは宮内庁や政府は皇位継承者2人がおられる秋篠宮ご一家への誹謗中傷を止めさせる為に対策を講じるべきです。

いいえ、早急にこれらの書き込みや動画を止めさせねばなりません。

宮内庁は何をしているのか!と言いたいぐらいです。

それだけ酷いです。 

地上波のニュースや新聞記事からの情報だけの方はご存知ではないでしょうが、それはそれは酷いものです。

あれだけ叩かれれば、普通なら精神的におかしくなります。

特に悠仁親王殿下は未成年ですし、何より次代の天皇に即位される方だという事を忘れないでもらいたいです。

「安定的な皇位継承の確保」を考えるなら、真っ先に悠仁親王殿下をお守りするべきです。

 

以下は本日10:30最終更新の記事です。⇩

“皇族数の確保”が待ったなしの状態 「皇位継承策」懇談会が初会合 女性皇族“結婚後も身分保持案”浮上も課題山積

“皇族数の確保”が待ったなしの状態 「皇位継承策」懇談会が初会合 女性皇族“結婚後も身分保持案”浮上も課題山積

17日、自民党は安定的な皇位継承策などを検討するため、麻生副総裁をトップとする新たな組織の初会合を開いた。政府の有識者会議は、皇族数の確保の案として2つを示した。...

gooニュース

 

自民党内には、すでに皇位継承策に関する別の会議体があったが、2022年1月に初会合が開かれて以来、議論が停滞していた。

とありますが、2年近く議論をしていなかったのは岸田総理の無関心さの証拠ではないでしょうか。

今後、政府の有識者会議の報告書をもとに、議論を進める方針とのことですが、

その元になる令和3年12月22日の有識者会議によると ⇩

皇位継承資格の問題とは切り離して、喫緊の課題と考えられる皇族数の確保を図る観点から、 

① 内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持することとすること 
② 皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること 
 

①及び②の方策では十分な皇族数を確保することができない場合に
③ 皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とすること  を検討すべき。

houkoku_honbun_20211222.pdf (cas.go.jp) (15/18頁)

とあります。

 

一番考えなければならないのは皇位継承者を途切れさせない事、

そしてそれは男系男子で継承する事。

この2つが重要です。

極論ですが、女性宮家がなくなってもいいのです。

女性宮家存続は皇族方の公務を絶やさない為、そして悠仁殿下を支える為と言われていますが、

名誉職と呼ばれる「〇〇総裁」はなくても良いですし、実のお姉さま方がいますし、

公務関係は宮内庁が支えるのですから悠仁殿下が孤立する筈もありません。

ですから① 内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持することとすること 

は不要ですし、配偶者や子供、孫たちの身分をどうするかも考えなくてはなりません。

以前の話では配偶者や子供たちは皇族の身分を要しないとの事でした。

そうなると戸籍は別にするというおかしな事になってしまいます。

同様に ② 皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること 

も行く行くは女性天皇、そして女系天皇へと結びつけるのではと警戒したいです。

 

とにもかくにも悠仁殿下に続く、皇統を絶やさない、これだけです。

また忘れないでもらいたいのは海外の王朝との違いです。

途切れることなく男系男子で2000年以上継続されている皇室です。

世界を見てもこの様な王朝は皆無です。

何度も途切れる危機が訪れましたが、何とか今に繋げられているのですから、

私たちの時代で途切れさせていいのか、と思うのです。

 

愛子さま優秀説が巷では広がり、天皇からその子へと直系で繋ぐべき。

だから次代は愛子さまだ、との主張がまかり通っていますが、

天皇は語学堪能とか、優秀とは全く関係なく、とにもかくにも男系男子で継続させてきたのです。

その事を大前提で考えるべきです。

ですから皇室典範からも、過去からの受け継いできた事実からも男系男子は外せません。

また直系が全てではありません。

今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下へは傍系ですが、

秋篠宮皇嗣殿下から悠仁殿下へは父親から息子ですから直系になり、そして繋がっていくのです。

この様に過去にも傍系、直系、また傍系と受け継がれてきた歴史もあります。

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更には② 皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること 

は女性宮家の存続を考えているのではと思いますが、

その点、「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」会長が麻生太郎氏が就任して良かったのか、

と思ってしまいます。

というのも麻生氏の実妹である信子さまの三笠宮家はお子様方は女性ですから行く行くは断絶になります。

しかし皇統に属する男系男子を養子縁組をすれば断絶を免れます。

ですから身内の将来を考えればこの②案を取り入れたい、つまり公正な判断が出来ないのではと思うのです。

勿論、麻生氏だけの意見が通る訳ではありませんが、やはり忖度が働かないとは言い切れません。

 

結論としては付け足しのような③案が最適です。

なぜかというと敗戦がなければ今も存続されいる旧宮家です。

GHQ政策により仕方なしに皇籍離脱された方々ですから、政府はもっと早くに男系男子減少に危機感を持ち、

遅くとも小泉政権の頃に旧皇族方に皇籍復帰して頂く法整備をしておくべきでした。

 

つまり皇室の歴史と旧皇族方の皇籍離脱の理由を考えれば、

旧皇族方に復籍して頂くのが最良だと訴えたいです。