【ぼくらの国会・第238回】ニュースの尻尾「増税の蠢きを暴く」
青山さんのお話は消費税の事とレジ袋有料についてです。
消費増税で個人消費が落ちると青山さん。
そうですよね。
消費税率が高いと買い控えをします。
反対に消費減税で個人消費が伸びるってことです。
野党が選挙公約で消費税を期間限定で5%にする、と言っていました。
選挙の為、人気取りの為の公約なのかもわかりませんが、
個人消費を伸ばす為にも消費減税をお願いしたいです。
特に武漢コロナで経済が冷え込んでいます。
何も困っている業種は飲食店関係だけではありません。
経営者も、従業員も、その他、様々な人が困っています。
消費の落ち込みを回復させる為、経済を回す為に消費減税をお願いしたいです。
また期間限定とすれば、預貯金に回していたお金を急いで使うので景気回復も早いです。
レジ袋、プラごみについては中国、韓国のゴミが日本に流れ着く話はよく聞きます。
特にプラごみは鳥取県や島根県沿岸に韓国のノリ養殖に使ったプラスチックタンクがが流れ着き、
回収の手間、経費が掛かって困っているらしいですね。
青山さんが仰る通り、日本人がレジ袋を海洋投棄するのは考えられません。
レジ袋はゴミ箱の内袋に、そして生ごみ入れとして再使用します。
最終的には自治体のゴミ収集で回収され、そして焼却されます。
かつて焼却時の有害物質発生が問題になっていましたが、焼却炉の改善でその心配もなくなっています。
ただ・・・・。
スーパーでは今でもレジ袋の無料配布のお店があります。
それは違法でも何でもありません。
経産省のサイトを見ると ⇩
プラスチック製買物袋有料化 2020年7月1日スタート(METI/経済産業省)
まず、紙製、布製、ロール巻きの薄い袋は対象ではありません。
そして厚手の袋、生分解性プラスチック、バイオマスプラスチックは対象外です。
-
- 1プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上のもの
- 繰り返し使用が可能であることから、プラスチック製買物袋の過剰な使用抑制に寄与するためです
- 2海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの
- 微生物によって海洋で分解されるプラスチック製買物袋は、海洋プラスチックごみ問題対策に寄与するためです
- 3バイオマス素材の配合率が25%以上のもの
- 植物由来がCO2総量を変えない素材であり、地球温暖化対策に寄与するためです
有料のレジ袋も上記の対象外の材質で出来ています。
つまり無料提供でも違法ではないレジ袋を有料にしているのです。
この事から、スーパー側はレジ袋無料提供が経費の点で負担になっていたのかなと思うのです。
もしかしたら、これらの袋が対象外だと知らないのかもわかりませんが。
総合的に考えると、悪く言えば便乗値上げ的に有料にしているのか、
良く言えば、無料でも違法でないことを知らないのか、
はたまた、啓蒙的考えで対象外のレジ袋を敢えて有料にしているのか。。。。
今まで気前のいいスーパー、そして気前のいいレジ係が余分にレジ袋をくれていましたが、
10円、20円をサービスしてくれていたのですよね。
これが経営者にとっては負担になっていたのでしょうか。
ちょっとスーパーの経営者に聞いてみたいです。
乾いた雑巾を絞るほど、日本は脱炭素を進めているのに海外から非難の的になり、
そんな海外の目を気にしてレジ袋有料化の法整備をしたと考えると、
小泉環境相の考えの浅さが露呈した感じがします。
もう少し、レジ袋有料化について議論し、出来たら無料化に戻して欲しいです。
家庭で炊事をしている人なら分かると思いますが、
レジ袋は便利です。
ゴミ箱の内袋にしますし、生ごみの捨てる時に使うし、便利です。
ですからゴミ袋用にポリ袋を購入する家庭も多いです。
それにレジ袋に変わるマイバック利用で万引きが増えたとも聞きます。
そう考えると、果たして有料化の政策は正しかったのか少々疑問ですね。