【北朝鮮と交渉決裂?】拉致問題解決に向けた政府の姿勢に『松原の喝』が入る!
昨年から近年稀に見る融和的な発言が北朝鮮からありました。 それは拉致担当本部や政府の健闘の結果だと思います。
非常に良い流れで2024年2月まで推移しました。
しかし3月に入り金与正氏、外務大臣、北朝鮮中国大使。この3人が立て続けに「今後一切の接触を認めない」との旨の発言をしました。
これは誰が見ても2月までの融和的なムードから一転したことがわかります。
この理由は明確ではありませんが、日本政府が新たな窓口からの交渉に走ったことが原因の一つだと考えられている。
私はもう一度従来の外交ルートに戻って、交渉していかなくてはいけないと思っています。
この拉致問題解決には時間的制約もあります。 私も一早い解決のためにさらに尽力してまいります。
松原さんのXで外国人パーティー券についての質問をすると知ったのですが、
その後の松原仁さんのXで拉致問題についての動画アップされていると知りました。⇩
今回のYouTube 「松原仁のジンジンちゃんねる」は拉致問題の現状について。
— 松原仁(衆議院議員 無所属 東京26区 目黒区・大田区)まつばら仁 (@matsubarajin731) April 24, 2024
昨年来、北朝鮮から融和的発言が続いていたが、3月に態度が一変。様々な情報を鑑みて、岸田政権の焦りがその結果を招いたと分析されています。#拉致被害者全員奪還 のため引き続き尽力します。https://t.co/HLeEiUhIMX pic.twitter.com/EwWGtJ4RDv
上記の動画は4月3日の外務委員会での松原仁さんの質問です。
ずっと拉致問題に関わってきた松原さんだからこその質問です。
官房長官になり、拉致問題担当を兼務しろと言われて初めて拉致問題を考えた議員ではありません。
菅さん、加藤さん、松野さん、そして林さん。
官房長官になり拉致問題担当を兼務しています。
しかし彼らは今までどれだけ拉致問題解決に熱心だったのでしょう。
岸田さんは拉致問題解決が最重要課題だと言っていました。
自分が直接金正恩に無条件に向き合い話がしたい、と言っていました。
ハッタリですか?
自惚れですか?
本当に解決したいと心の底から思っているのですか。
思っているなら、松原仁さんを拉致問題大臣に任命し、拉致問題省なり拉致問題庁なり専属の省庁を新設し、
本気であるところを国内外に示してもらいたいです。
その本気度を金正恩、金与正兄妹に見せつけ、慌てさせたらどうですか。
言うだけ番長と揶揄された某議員がいましたが、岸田さんも取り敢えずは言うだけ、
その実何も出来ないのではないですか。
ただ水面下での交渉が進んでいるとしてもペラペラと喋る筈ありません。
交渉ってそんなものでしょう。
表に出たらそれまで、慎重に進めていた話が台無しになり、その時点で終了となりかねません。
ですから岸田政権も水面下で交渉し続けていると思いたいです。
ただ弱みを見せれば足元を見られます。
締めて締めて出来る限り締め付け、そして交換条件として交渉するべきでしょう。
早くから「無条件で」等と言っていては吹っ掛けられるのがオチです。
相手が音を上げ、助けて欲しい、と言ってくればこっちの物。
小泉訪朝の頃、ブッシュ大統領が北朝鮮を「悪の枢軸」と名指して批判していました。
そして訪朝時には安倍さんが「もう帰りましょう」と盗聴を承知で言い、
その後拉致を認めた金正日でした。
また金正恩斬首作戦が囁かれ、具体的な話が進められた為に金正恩が米朝首脳会談に応じたと言われています。
つまり当てにしていた経済支援が実現しなくなったり、自分の命が危うくなったりと、
彼らにとって危機的状況に陥って初めて、こちらの言う事を聞くのです。
最初から「無条件で」とか「会いたい会いたい」等と言っていては有利に話が始められません。
やはり交渉術に長けた人、専門的に訓練を受けた人、例えばネゴシエイターと呼ばれる人の助言も必要ではと。
とにかく、一日も早く被害者を救い出す為に、あらゆる方面の専門家の力を借りるべきです。
それと同時に、北朝鮮への圧力、考えられる全ての圧力をかけるべきです。
岸田さんには是非とも政治生命を賭けるぐらいの気持ちで拉致被害者を救い出してもらいたいです。
言うだけ番長では信用を無くすと、岸田さんには自覚してもらいたいですし、
総理は国民全員が家族だと認識し、家族が拉致され続けていると思い行動して欲しいですが、
岸田さんはどう考えているのでしょう。
そして上川大臣の本気度は?
拉致担当大臣である林官房長官は?
繰り返しになりますが、他人事ではなく自分の家族が拉致されていると思って一日も早い解決を望みます。