1993年に慰安婦問題に関する談話、河野談話で強制連行を認めた経緯がわかりました。
「記憶があいまいな部分はあっても、心証として明らかに強制的にさせられてというふうに宮沢喜一首相も思われて、強制があったということで結構ですとなった」と。
「記憶が曖昧」
「心証として」
いい加減だし、韓国側の主張に同情もあったのでしょうが事実かどうか証拠の文書など確認したとは思えません。
それに何か言い訳のような気もします。
要するにいい加減だったという事です。
上記の共同通信の記事で
河野談話は間違っていなかった。
慰安婦は日本が強制連行した可哀想な人達だった。
と言っているようなものです。
しかし当時の官房副長官だった石原信雄氏は国会で証言しています。
「日本政府、日本軍が(慰安婦を)強制的に募集したことを裏付ける資料はなかった」
更には韓国が日本に慰安婦の強制性を明確にするように求めていたと指摘したうえで「国内の資料を調べたが(裏付けるものは)出てこなかった。韓国からは慰安婦にされた人たちの証言を聞き、認定してもらいたいと要望があった」と強調した。
談話の発表に関し「韓国側も『これでこの問題に一応区切りを付けられる。未来志向でいく条件ができる』と言っていた。我々もそれを信じた」と。
2014年8月には朝日新聞は吉田清司に関する記事を取り消しています。⬇️
そして2015年12月28日に日韓慰安婦合意で最終的不可逆的解決をしたのです。
河野談話発表当時、河野洋平氏と宮沢喜一氏が慰安婦を強制連行だったと申し合わせをしていたとしてもそれは真実ではありません。
強制連行を示す証拠もなく、韓国側からの強い要望があり、これで一区切りだ、未来志向だとの発言を信じた日本だったのです。
なんと日本は愚かだったのでしょう。
なんと日本は従順というか素直というか。。
騙した韓国が悪いのか、騙された日本が悪いのか。
ただ最近、韓国は金柄憲氏らが証拠となる資料を示し慰安婦の真実、つまり強制連行ではなかったと訴え続けていますし、
ハーバード大学のラムザイヤー教授も強制性はなかったとの論文を発表しています。
河野談話で強制性があったと記者会見で述べた河野洋平氏。
30年前の記録が公開された今、河野談話の誤りを公表すべきです。
世界中に設置されている慰安婦像。
忌々しく腹立たしい存在であり、反日の象徴です。
また慰安婦像の撤去を求めても河野談話を根拠に拒否される現実があります。
ですから今こそ河野談話について日本政府としての考えを公表すべきではと。
30年前の河野洋平氏へのインタビューが公表された事よりも今後どうするか、日本としてどうするのかを決め、そして公表するべきです。
事なかれ主義では国益を損なうと、政治家なら知っておいて欲しいです。
※記事タイトルに誤りがありましたので訂正しました。
河野洋平氏へのインタビューは令和元年から令和4年に実施されてものです。