松野博一官房長官は17日午前の記者会見で、韓国の金昌龍警察庁長官が同国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)に上陸したことをめぐり、現時点で韓国政府側の確認が取れてないと説明した。「諸般の状況から上陸が行われたものと考えられるが、現時点で韓国政府から確認は得られていない」と述べた。

同時に「上陸が事実であれば、竹島が歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに日本固有の領土であることに鑑み、到底受け入れることができない。極めて遺憾だ」と非難した。韓国側の意図については言及を避けた。

松野氏は、事前の報道を受け、日本政府が韓国政府に15日に計画中止を申し入れ、16日にも厳重抗議したとも説明した。

韓国メディアは15日、金氏が16日にヘリコプターで竹島を訪れ、警備隊員を激励すると報じていた。

韓国警察のトップが竹島に上陸しました。

数日前から上陸予定との報道がありましたし、昨夕には聯合ニュースが上陸したと伝えています。

それなのに「上陸が事実であれば」との枕詞をなぜ付けるのでしょう。

林外相も同じく「報道が事実であれば」と言っています。

韓国警察トップが独島訪問 日本政府「強く抗議」 | 聯合ニュース (yna.co.kr)

林外相も「(上陸したとの)報道が事実であれば、到底受け入れられず、極めて遺憾だ。わが国の領土、領海、領空を断固として守り抜くとの決意の下、毅然(きぜん)と対応していく」

 

事実であろうがなかろうが、韓国のマスコミが上陸を報じているのですから強く抗議するのは当然です。

そもそも上陸如何よりも竹島は約70年間に渡って韓国に不法占拠されています。

日韓基本条約締結までに日本漁船300隻以上拿捕され、4000人近くの船員が劣悪な環境に抑留され、

死傷者は44人に、損害額は当時の金額で90億円を超えているのです。

竹島は不法占拠されているだけではなく、それまでに多くの日本人が死傷しています。

にもかかわらず、大統領が上陸しても、国会議員が上陸しても警察トップが上陸しても

日本はただ「遺憾だ」「断固拒否する」と言うだけ。

なぜ制裁や報復をしないのでしょう。

 

日本は弱腰、意気地なしの対応ですから、いつも韓国に舐められ悔しい思いをするのです。

政府は本気で竹島を取り返す気持ちがあるのか問いたいです。

まさかとは思いますが、山本太郎氏のような考えではないかと疑いたくなります。

 

 

 

日本の国土を守る為に断固とした態度をとる、と言えば、戦争をしたいのかと極端な事を言う人がいます。

そんなに自国を愛し、大事に思う事がいけない事なのですか。

国土があり国民があってこその国家です。

 

未だに平和安全法制(安保法制)を戦争法案と揶揄する左翼野党たち。

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市民連合と立憲野党の政策合意にあたっての声明 市民連合 (shiminrengo.com)

 

総選挙で左翼野党は共闘を組んで戦いましたが、思ったほど票は伸びませんでした。

しかしある程度評価できると来夏の参院選でも共闘を組む気配です。

彼らは戦争を回避できるなら、領土を取られても仕方がないと思っているとしたらとんでもないです。

 

では岸田政権はどうなのでしょう。

反日国と友好関係を結びたいと思っているとしたら考えを改めてもらいたいです。

取られたものは取り返す。

当たり前です。

領土も国民も取られたら取り返す、この精神を忘れないで欲しいです。

 

不法占拠しているのにも関わらず、韓国は竹島に韓国領との石碑を設置し、

武装警官も常駐させ、建造物やヘリポートまで設置しています。

ところが尖閣諸島は日本の領土にもかかわらず、未だに公務員常駐はおろか、

国民の上陸を許さず、中国への過度の配慮をしています。

このちぐはぐさ。

岸田政権には領土、領海、領空、そして国民を断固守り抜く強い気持ちを持ってもらいたいです。