どこまでが「北朝鮮による拉致」なのか(R4.1.25)
令和4年1月25日火曜日のショートメッセージ(Vol.661)。普段より長く9分38秒あるので再生速度を上げてお聞き下さい。「北朝鮮による拉致」と言いますがどこまでがそれにあたるのか、考えてみると結構曖昧です。
そうです。
荒木さんの話を聞くまでは拉致事件は新潟や福井など日本海側、それも海岸で拉致されたと思っていました。
そして有本恵子さんはヨーロッパで「北朝鮮にいい仕事があるから」と騙されて北朝鮮に行っています。
しかし東京近辺での拉致も鹿児島での拉致もあり、必ず日本人や在日朝鮮人の手引きがありました。
北朝鮮から工作員が単独で密航して来るのは無理があります。
拉致する人の特定、地元の地理も知らなくてはいけませんから。
ずっとずっと前は北朝鮮は工業で発展し、韓国は農業国で貧しいとのイメージがありました。
そして地上の楽園だと騙されて北朝鮮に行った人もいました。
よど号の犯人、その妻たちは革命を夢見て、訪朝しました。
では有本さんや石岡さん、松木さんはどんな目的で拉致されたのでしょう。
背乗りをして偽造パスポートの為?
韓国への工作活動の為?
朝鮮半島は朝鮮戦争の休戦中というのも大きく影響しているのでしょうか。
それにしても半世紀に渡って、日本人を拉致し続けるのが異常です。
北朝鮮も異常ですし、救出に行かない日本も異常です。