首相「24年秋に健康保険証廃止」改めて強調衆院決算行政委
2023/06/12 11:43
岸田文雄首相は12日の衆院決算行政監視委員会で、マイナンバーを巡るトラブルが相次いでいることに関し、健康保険証を来年秋に廃止してカードに保険証機能を持たせた「マイナ保険証」に統一することについて「医療保険証の一体化のメリットを着実に実現するためにも、来年秋の健康保険証の廃止に向けて取り組みたい」との考えを改めて示した。立憲民主党の柚木道義氏への答弁。
柚木氏は従来の健康保険証の存続を求めたが、首相は「マイナンバーカードで受診することで患者本人の健康、医療に関するデータに基づいてより適切な医療を受けることが可能になる」と強調した。
また、野党側はマイナンバーカードを所管する河野太郎デジタル相を巡り、首相の任命責任を追及したが、首相は「河野大臣にはマイナンバーカードの信頼確保やデジタルガバメントの推進に取り組んでもらっており、引き続き職責を果たしてもらいたい」と述べた。【畠山嵩】
マイナンバーカードの不具合が次々見つかっていますね。
これだけ出てくると不安にもなります。
でも、2万円につられて手続きしてしまいました。
ですからきちんと改良なり対応策を講じて欲しいものです。
上手く利用できれば日々の生活が便利になりそうですしね。
このカードがあればよかったのに、と思ったのは給付金です。
コロナ禍で日々の生活に不安を感じていたところの給付金です。
ところが給付金を受け取るまでに時間と手間がかかり過ぎました。
アメリカでは竜巻被害などでは政府から小切手が送られるニュースを聞いた事がありますが、
日本では全国民に届くまでに時間がかかりました。
申請書の記入では口座番号、口座名義人、家族名等々面倒でしたし、
この中には家族不和や夫からのDV等で別居していた人もいたでしょうから
自治体の事務処理も煩雑だったのではと想像します。
マイナンバーカードがあれば時間と手間の節約になったと思います。
ところで今問題になっているのは保険証との合体です。
というのも来年秋には現在の紙の保険証を廃止するとの発表で不安というか不満がある人も多い様です。
マイナンバーカードがなければ、受診料などが全額負担となってしまいます。
そこで一番困るのは高齢者です。
特に家族がいなかったり、いても遠くに住んでいたり、認知症で手続き自体が困難な人はどうするかです。
コロナで家族との面会を制限している施設が多く、家族がいても市役所などに連れて行くのも困難です。
施設に役所の職員が出向き手続きをしてくれればこの点は解消できます。
次に、問題は暗証番号です。
不安だと思う家族はご自身で管理したらいいですし、施設で一括して管理してくれれば済む話です。
この暗証番号が受診の度に必要だと言っている人や、車いすの人は顔認証が出来ないと言っている人もいます。
Twitterにこんな投稿がありました。
マイナ保険証の使い方知らない人の作り話では?読み取り機にカード置いて顔認証するだけ。しかも機器は固定されてないので少し傾ければ車いすの方も顔認証とれます。暗証番号入力は必要ないかと。 https://t.co/D7AyrWdKSI pic.twitter.com/AbH8g0iOD7
— しば -MG- (@shibater) May 31, 2023
厚労省のサイトにも説明があります。 (マイナンバー保険証の使用方法は7/22)
https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/000577618.pdf
不安過ぎてマイナンバーカードを返納する人もいるとか。
※その場合、付与された2万円は「貰い得」らしい。
紙の保険証がなくなった場合、どうするのでしょう。
コロナの特効薬では飲み合わせ禁忌の薬がある様ですが、カードで管理出来れば安心だと思いますが。
諸外国でも同様の管理システムがある様です。⇩
台湾のシステムではマスク配布にも活用されたようですが、デジタル担当大臣のオードリータンさん。
親日でもある台湾の大臣ですから、河野太郎大臣も指南を受ければよかったのに、と思ったりします。
参考:事務手続きの単純ミスが多いようですがシステムの不具合もある様です。