拉致における偽装(R5.11.4)
令和5年11月4日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1299号。
山本美保さん・秋田美輪さんのバッグなどの遺留品、1990年代に失踪した若い女性の残した車など、偽装工作で捜索を攪乱したと思われるケースは少なくありません。
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※今回、荒木さんが取り上げた拉致被害者の方々⇩
山本 美保 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
生年月日 :昭和39(1964)年3月3日 (現在59歳)
失踪年月日:昭和59(1984)年6月4日 (当時20歳)
失踪場所 :山梨県甲府市の自宅を出て以来消息不明
秋田 美輪 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
生年月日 :昭和39(1964)年1月25日(現在59歳)
失踪年月日:昭和60(1985)年12月4日 (当時21歳)
当時、神戸松陰女子大学文学部国文科4回生(失踪場所は大学校門:最寄り駅は阪急神戸線六甲)
※9年前の産経新聞記事⇩
【拉致再調査】特定失踪者・秋田美輪さんの姉「両親が元気なうちに会わせたい」(1/2ページ) - 産経ニュース (sankei.com)
河田 君江 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
清水 桂子 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
松橋 恵美子 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
因みに横田めぐみさんが拉致されたのは1977年(昭和52年)、
蓮池さんや地村さん達が拉致されたのは1978年。
サンケイ新聞が拉致問題について報道したのが1980年。
国会質問で拉致問題を取り上げたのがサンケイの報道から2か月後。
更には大韓航空機爆破事件(1987年)の実行犯の供述で田口八重子さん拉致が確実となりました。
国会質問で北朝鮮による拉致が問題となっていたのに、
政府も警察も危機感を抱いていなかったのではと思います。
北朝鮮による工作活動を知っていたのに、有効な対策をしてこなかった日本政府。
歴史には「たられば」は禁物と言われますが、それでもあの時危機感を抱いていたなら、
警察がもっと捜索や検証をしていたなら、山本美保さんの事件が防げたのではと、
防げなくとも事件の不可解さと疑問が湧き、警戒をしていればと思ってしまいます。
特に山本さん失踪事件では警察の偽装工作ともとれる捜査です。
誰の為の警察なのか、もしかして朝鮮総連からの差し金があったのかと疑いたくなります。
サンケイ新聞の報道や国会での最初の質問から43年。
蓮池さん達5人の帰国からでも21年経ちました。
拉致犯は北朝鮮という国家であり、今も北朝鮮に拉致され続けている日本人がいるのです。
犯人も居所も分かっているのに何も出来ない日本。
これで国家と言えますか。
これで国民を守る責務を果たしていると思いますか。
日本に何が足らなく、何が必要なのか。
政府、警察、そしてマスコミは何が出来るのか。
それぞれ考えてもらいたいです。
そして私たちも拉致問題解決に少しでも手助けが出来ればと思います。
それは署名活動にSNSでの発信、そして政治家への訴えも必要でしょう。
一番は我が身の事と考えるという事です。
政治家もマスコミも他人事。
自分の親兄弟、親族、親友が拉致されたと考えて行動してもらいたいです。