〈独自〉日独外相が急遽電話会談へ中国との経済関係重視から転換慰安婦像の撤去も求める
フランスを訪問中の茂木敏充外相が、ドイツのマース外相と1日午後(日本時間2日未明)にテレビ電話で会談することが分かった。ドイツ側の要請で急遽決まった。ドイツは最近、中国との経済的関係を重視してきた従来のアジア外交を転換しており、両氏は覇権主義を強める中国をにらみ、日本が主導する「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け連携を確認する。茂木氏はドイツ国内に設置された慰安婦像の撤去も求める。
茂木氏は9月末からフランスなど欧州を訪問している。ドイツも訪れる予定だったが、マース氏が新型コロナウイルス感染者と接触した可能性が出たため取りやめた。テレビ電話での会談は、滞在先のフランスとドイツをつなぐ異例の対応となる。(以下略)
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タイトルにありますが、記事の文末には
茂木氏はテレビ電話会談で、ドイツの首都ベルリンの中心部に慰安婦像が設置されたことも提起する。日本の立場と相いれないとして、撤去に向けた協力を求める。
とあります。
タイトル冒頭に〈独自〉とあるので産経新聞の独自取材なのかもわかりませんが、
慰安婦像撤去を強く求めなかった可能性があります。
というか話題にもしてなかったような。。。。
外務省のHPにはhttps://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000455.html
10月1日午後5時30分(現地時間、日本時間2日午前0時30分)頃から約40分間、フランスを訪問中の茂木敏充外務大臣は、ハイコ・マース・ドイツ連邦共和国外相(H.E. Mr. Heiko MAAS, Federal Minister for Foreign Affairs, Federal Republic of Germany)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです(なお、本件テレビ会談は、自宅隔離中のマース大臣からの要請を受けて実施することとなったもの。)。
1.冒頭、茂木大臣から、「再任後初めての欧州訪問に際してマース大臣と対面での会談は実現しなかったが、このような形で意見交換できることは喜ばしく、明年の日独交流160周年に向け日独関係をともに盛り上げていきたい」と述べました。これに対し、マース大臣から、ベルリンでお迎えすることができず残念であったが、茂木大臣と早期に対面の意見交換ができることを楽しみにしている旨述べました。
2.両大臣は、新型コロナウイルス感染症対策に関する国際的枠組みの進展のために連携していくことを確認しました。また、茂木大臣から、入国規制の緩和に関し、9月1日から在留資格保持者の再入国を認めたのに続き、10月1日からは在留資格保持者の新規入国を順次認めることとした旨述べ、マース大臣から歓迎の意が示されました。
3.茂木大臣は、先般ドイツ政府が発表したインド太平洋ガイドラインを高く評価し、両大臣は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた日独連携を強化していくことで一致しました。
4.この他、両大臣は、二国間関係に係る諸課題、拉致問題を含む北朝鮮情勢、東シナ海、南シナ海等の国際情勢及び地域情勢につき意見交換し、G7等の国際場裡で両国が緊密に連携していくことを確認しました。
慰安婦像撤去を求めるなら、悔しいですが最後の項目になると思いますが
拉致問題についてはあっても慰安婦像撤去はありません。
日独外交の弊害になるとの認識で慰安婦像の話をしなかったとしたら大問題ですし、
外務省の考えで、話はしたが項目に入れなかったとしたらこれも大々問題です。