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【コメント全文】金与正氏の談話を受け、横田めぐみさんの母・早紀江さんと弟・拓也さんがコメント(TBS NEWS DIG) - goo ニュース
北朝鮮の金正恩総書記の妹・金与正氏が談話を発表し、岸田総理が「できるだけ早い時期に、金総書記と直接会いたいとの意向を伝えてきた」と明らかにしたことについて、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さんと弟・拓也さんがコメントしました。
【コメント全文】横田早紀江さん
「『できるだけ早く日朝協議を』というのは、以前から言っていて、見守ってきています。失敗しようとどうしようと、『動いていく形』ができてこないと何も動きません。向こう(北朝鮮)がそういうふうに言ってきてくれるのであれば、そうなれば嬉しいです。交渉をしないことには何も動かないし、始まりません。あの国のことだからこの先どうなるか分かりませんが、少しでも動いていけばと願います。もう本当に時間がないですから」
【コメント全文】横田拓也さん
「個人的立場の個々の意見に回答は出来ない。両国が抱える人道問題解決に向けて、金正恩委員長の勇気ある英断を期待する。全拉致被害者の即時一括帰国の要求の水準を下げることは出来ない」
最近の北朝鮮の発言は日本との関係を動かしたいとの思惑ではと思えます。
今年1月の能登半島地震について岸田総理に「閣下」との敬称を着け、
内容も通常のお見舞いのメッセージでした。
更には日本が会いたければ会っても良い、との金与正の発言。
相変わらずの上から目線でしたが。
ただ拉致問題は解決済みとの従来の姿勢は変わりませんでした。
そんな中、完全否定の発言が発表されたのです。
この発言の切っ掛けとなったのが林官房長官の「(拉致問題解決済みの北朝鮮の立場は)絶対受け入れられない」
との発言でした。
日朝双方の拉致問題についての姿勢を表明しただけでどちらもこう言うしかありません。
しかし、これをチャンスととらえて北朝鮮への制裁を強化すればいいのです。
以前から松原仁氏が指摘している朝鮮総連への圧力等まだまだ日本にはカードが残っています。
北朝鮮に振り回されたら、救出が遠のく⬇️
— 加藤 健 (@JapanLobby) March 26, 2024
日本政府は、「拒否ですか。じゃあ朝鮮総連破産、金正恩制裁などなど、松原仁元大臣が提唱する制裁策を全部実行します」と言うべし。@kantei @MofaJapan_jp
北朝鮮、対日交渉を「拒否」 金与正氏がまた談話 - 日本経済新聞 https://t.co/iZTNUJWyGj
そして拉致問題解決に前向きになれば一つ一つ制裁を解除したらいいのです。
今のところ北朝鮮は強気です。
加藤健氏の言っている様に北朝鮮に振り回されていては解決は遠のくでしょう。
横田早紀江さん、横田拓也さんのコメントと飯塚耕一郎さんは同じ意見のようです。
※横田早紀江さんはご存知の通り横田めぐみさんのお母さん。
※横田拓也さんはめぐみさんの弟であり北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表。
※飯塚耕一郎さんは田口八重子さんの息子。家族会前代表の飯塚繫雄さんに育てられた。
早紀江さん「北朝鮮側からいくら言われようともいちいち気にせず、絶対に諦めずに交渉を続けてほしい」
— 飯塚耕一郎 (@koichiroiizuka) March 27, 2024
拓也さん「拉致問題を解決しない限り、両国に明るい未来を描けないことを理解してほしい。解決の定義を決めるのは加害者側ではない」https://t.co/sR1doBrONh #拉致問題 #拉致被害者全員奪還
「そのような内容に一つ一つ、回答はできない。私たちは全ての拉致被害者の即時一括帰国を求め続けており、この要求は決して下げない。」https://t.co/CjpR7Gag4S#拉致問題 #拉致被害者全員奪還 #横田めぐみ
— 飯塚耕一郎 (@koichiroiizuka) March 25, 2024
日朝首脳会談が実現するとしたら日本側は岸田総理。
ちょっと心許ないです。
上手く口車に乗せられそうで。
ですから朝鮮語がわかる西岡力さんに同行して頂き、同時に助言もお願いすべきでしょう。
またそれまでに、今日からでも北朝鮮に揺さぶりをかける様な発言も必要です。
小泉訪朝時に盗聴を承知で当時の安倍官房副長官が「これでは話にならない、もう日本に帰りましょう」との発言。
これに驚いた金正日が拉致を認めた逸話があります。
朝鮮総連は日本の状況を逐一本国に報告しているでしょう。
それを承知で日本に有利に働くような発言をするのです。
どこまで金正恩、金与正兄妹に効き目があるのかわかりません。
しかし何もせず「会いたい会いたい、無条件で会って話をしたい」では話になりません。
交渉術に長けた官僚、駆け引きがわかる専門家たち総力で拉致被害者奪還に向けて行動して欲しいです。
岸田さんには政治生命を賭けた日朝首脳会談とする意気込みを持ってもらいたいです。
北朝鮮にこれ以上の制裁を強化すると、野党のみならず知識人、文化人、芸能人、ジャーナリスト、市民団体、そして産経新聞以外のマスメディアが憤りながら「制裁反対」の声をあげ、「制裁よりも支援。拉致事件とやらよりも日朝国交正常化を優先せよ」と主張し始めるでしょうね。また、自民党議員の中にも北朝鮮寄りの勢力は少なくないと思われます。
以前、田嶋陽子氏が『そこまで言って委員会』で、「国交正常化すれば人や物の往来が活発化するし、情報も入りやすくなる。そうすれば拉致被害者家族の方々も家族を探しに行ける」といった趣旨の発言をされていました。彼女は拉致被害者をまるで家出人か何かのように認識されているみたいで、呆気にとられた憶えがあります。もっとも、日本のリベラル派の方々の認識や見識はそのような程度なのかもしれません。
安倍元総理でも解決できず、安倍元総理が暗殺された今では余計に解決不可能に近いのかもしれません。岸田政権には期待できないし。本当にどうにもならないようで、もどかしさだけが込み上げてきます。
かねがね松原仁さんの国会での発言等を聞き、北朝鮮への制裁はまだある。
出来る限りの制裁をすべきだとの発言に賛同しています。
カードを多く持てば持つほど有利になると思うからです。
勿論、締め付けると交渉が成り立たない可能性もありますが、アメリカの様に斬首作戦は現実的ではない日本にとっては出来る限りの制裁を加えるしかないのではと。
そして向こうが困り果て、そして音を上げればその時が交渉のチャンスだと。
相手は拉致犯です。
国家ぐるみの拉致をしているのです。
誘拐犯にはどう対応し、被害者をどうすれば助け出せるのか。。。
ここはネゴシエーターも必要でしょうし、高度の交渉術も必要でしょう。
政権にその様な人物がいるとは思えませんが、それでも専門家の助言を求めるべきですし、場合によっては専門家が同行しての首脳会談に臨んでもらいたいと思います。