神奈川県衛生研究所などのチームは27日、新型コロナウイルスの検出に用いる新たな検査法を開発したと発表した。現在検査に使われているPCRと比べて大幅に時間を短縮でき、30分ほどで検出が可能になるという。医療現場に配備されれば迅速診断に役立ちそうだ。

 新検査法は理化学研究所と共同で試薬を開発、同県がクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染者から分離したウイルスをもとに効果を確認した。黒岩祐治知事は会見で「なるべく早く皆さんに使ってもらえるようにしたい」と話した。今後県内で実証実験を行う。*******************************************************************************************************************************

昨日から武漢ウイルス検査が飛躍的に早くなるような報道があります。

期待します。

でも。。。。

なんだか曖昧な感じもします。

●杏林製薬の「ジーンソック」と呼ばれる検査機器で、これまで数時間かかっていた新型コロナウイルスの検査が、わずか15分程度でできる。

●来月にも医療機関での実用化を目指している

http://www.news24.jp/articles/2020/02/26/06600926.html

「検査が出来る」ではなく「実用化を目指している」です。

ちょっと落胆しました。

 

また上記の神奈川の検査キットも「実証実験」を行うレベルです。

何かどちらもぬか喜びでした。

 

ところで昨日知ったのですが中国から検査キットが贈られているとか。

中国は14日に1万2500人の検査キット250箱を国立感染症研究所に無償提供した。

https://mainichi.jp/articles/20200225/k00/00m/030/160000c

 

 実際、このキットは使っているのですか。

もうかれこれ2週間になりますがどこかの倉庫の片隅に置かれたまま、という事はないでしょうね。

もしかして日本の医療の現場では使えないものだったりして。。。

認証審査が出来てないと使えないとか。。。よく知らないですが。

 

ところで韓国では感染有無の検査を1日に約7500件可能とか、

1日に5000~6000件程度を処理していると言っています。

 

それに比べて日本は6日間で約5600件の検査量だとか。

なぜ日本ではこんなに検査数が少ないのでしょう。

韓国の検査法は簡易の為、数をこなせるのか、

それとも韓国の方が熟練技師が多いのか。

 

できたら日本でもインフルエンザの様に簡単に検査をして欲しいです。

そして陰性で安心したいです。陽性なら絶望的になるかもわかりませんが。

 

医師が保健所に検査をして欲しいと言っても断られるらしいです。

それで医師はテレビカメラの前で、困ったなあ、と嘆いていました。

でも、陽性であろうがなかろうが、肺炎なら入院させませんか。

重症なら入院させませんか。

 

インフルエンザは陽性ならタミフルなど特効薬を服用します。

昔に比べて随分楽になりました。

自宅で高熱にうなされたり、食欲がなくなったり、酷い咳で苦しむことが少なくなりました。

 

武漢ウイルスにはまだ特効薬はありません。

だから検査をしてもあまり意味がないかもわかりません。

しかしリスクの高い人に感染移さない為にも陽性かどうかは知っておきたいです。

社会に武漢ウイルスを蔓延させない為に、重篤な人が増えない為にも

早く簡単に検査が出来る体制を取ってもらいたいです。

 

それにしても韓国よりも検査能力がないとは悔しいですし、ガッカリです。