女性皇族は結婚しても「皇族のまま」 皇位継承は先送り 有識者会議(朝日新聞) - goo ニュース
2021/12/22 20:19
安定的な皇位継承のあり方を議論する政府の有識者会議(座長=清家篤・元慶応義塾長)は22日、報告書をまとめ、岸田文雄首相に提出した。皇位継承策については示さず、皇族数の確保が喫緊の課題だとして、(1)女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する、(2)旧宮家の男系男子が養子として皇族復帰する――の2案の検討を求めた。政府は今後、報告書の内容を国会に報告する。
(1)について、有識者会議が7月に整理した案では、女性皇族は結婚後も「皇族の身分を保持することを可能とする」としていた。最終報告では「保持することとする」と表現を改めた。ただ、現在の女性皇族については「現行制度下で人生を過ごされてきたことに十分留意する必要がある」とも記した。
(2)は、皇室典範で皇族には認められていない養子縁組を可能にして、1947年に皇籍を離脱した旧11宮家にルーツのある男系男子に皇族に復帰してもらう案だ。養子となって皇族になった人は「皇位継承資格を持たないこととすることが考えられる」と併記した。(1)、(2)で十分な皇族数を確保できない場合に、法律で旧宮家の男系男子を直接皇族にする案も示した。
現在、次世代を担う皇位継承者は秋篠宮さまの長男、悠仁さま(15)のみ。報告書は、悠仁さま以降の皇位継承は「機が熟していない」として、悠仁さまの年齢や結婚をめぐる状況を踏まえて、将来議論すべきだとした。皇族数を維持して、公的活動を維持したり、天皇の負担を軽減したりすることに主眼が置かれた。女性・女系天皇の是非などには触れなかった。
報告書を受け取った岸田首相は「国家の基本に関する極めて重要かつ難しい事柄について、大変バランスの取れた議論をしていただいた」と述べた。
会議は2017年に国会が天皇退位の特例法を制定した際、安定的な皇位継承を確保するための諸課題や女性宮家の創設などを検討・報告するよう付帯決議で求めたことを受けて、今年3月に政府が設置した。(安倍龍太郎)
■報告書が示した皇族数確保策(要旨)
(1)女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する
・子は皇位継承資格を持たず、配偶者も一般国民
・現在の女性皇族には十分留意する
(2)旧宮家の男系男子が養子になり皇族に復帰する
・旧11宮家の子孫を想定
・皇位継承資格は持たない
(3)旧宮家の男系男子を法律で直接皇族にする
・(1)と(2)で皇族数を確保できない場合に検討する
安定的皇位継承について議論する有識者会議が昨日提言書を岸田総理に提出しました。
現在一番心配されている事は皇位継承者の少なさです。
次世代の皇位継承者は悠仁親王殿下ただ一人です。
男系男子という世界に誇る日本の皇室が近い将来終わってしまう事は避けてもらいたいです。
小室圭問題と愛子さま成年で女性天皇や女系天皇を待望する人たちが増えています。
それもYahoo!コメントやジャーナリストによる動画配信の影響も大きく、嘆かわしい事です。
そんな中の昨日の提言の発表。
ちょっと前進と言う人、大きな前進と言う人もいますが、
私はまだまだだと思っていますし、肝心の事を先送りしたと思ってしまいます。
産経新聞にはもう少し詳細の記事があります。⇩
「皇族数を確保」 皇位継承有識者会議報告書の要旨 - 産経ニュース (sankei.com)
まずは現行の皇位継承順位を変えてはいけない事との提言がありこれで安心です。⇩
天皇陛下、秋篠宮さま、次世代の皇位継承資格者として悠仁さまがおられることを前提にこの皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない。
悠仁さまの次代以降の皇位の継承について具体的に議論するには現状は機が熟しておらず、かえって皇位継承を不安定化させるとも考えられる。
悠仁さまの次代以降の皇位の継承については、将来において悠仁さまのご年齢やご結婚等をめぐる状況を踏まえた上で議論を深めていくべきではないかと考える。
また公務を担う為に女性皇族を結婚後も皇族の身分でいて頂くとの事ですが、
公務が多く負担ならば名誉職等は無理して受けなくてもよいと思っていました。
しかしそう単純な事ではなく、天皇不在時の臨時代行の必要性が指摘されていたようです。
提言書では⇩
皇族の役割として制度的に定められているものは、国事行為の臨時代行。
臨時代行とは天皇の不在時に憲法に定められた国事行為を行う事で、
臨時代行を担う皇族がおられなければ国際親善のため天皇が外国訪問や様々な天皇の活動に制約が生じる恐れがある。
そうですよね。
現行法では悠仁殿下が即位した時には誰も皇族がいない事態になりかねません。
ただ提言では配偶者もその子も皇族ではないとの事ですから、戸籍も別になります。
それもどうかと思いますが。。
また旧宮家の方が養子に入るとの案ですが、こちらも皇位継承資格を持たないとの事。
これでは一番懸念されている悠仁殿下の次の皇位継承者の確保になりません。
皇族数の確保が出来ない最後の手段として旧宮家の男系男子を皇籍復帰して頂くとありますが、
喫緊の課題は皇族数の確保よりも皇位継承者を増やす事だと思うのですが、違いますか。
そもそも皇籍離脱をされたのはGHQの政策でした。
(東久邇宮稔彦王と賀陽宮恒憲王はGHQの政策以前に皇籍離脱を決めたようですが)
日本国民が決めた事ではないのですから旧皇族方の皇籍復帰は問題ないと思います。
女性天皇や女系天皇待望論者は旧皇族方の皇籍離脱の経緯をご存じなのでしょうか。
今回の報告書では肝心の皇位継承者の確保まで議論されなかったのは残念ですが、
女性天皇はあり得ないとの結論付けは歓迎したいです。
何のための有識者会議かと思います。
まず、基本的にまもるべきことは、
現在第一の皇位継承者の秋篠宮文仁親王殿下と、その世継ぎの悠仁親王殿下を御守りし、
順調な皇位継承を遵守することだと思います。
悠仁親王様もあと十年前後でご結婚適齢期になられます。
皇室に、ふさわしい妃殿下をお迎えいただき、次世代のプリンス、ブリンセスの御誕生をお祈りしたい!!
また、万一の事に備えて、旧皇族のうち、昭和天皇様の外孫にあたるかた(たしか東久邇様)の
臨時皇位継承権の指定は検討すべきだと思います。
ただし、あくまでも秋篠宮様が優先です。
◎最近の小室さん問題にからませて、秋篠宮様の皇位継承に難癖をつける動きがあると聞いておりますが、
とんでもないことだと思いますね。
櫻井さんに同感です。
皇位継承1位の秋篠宮皇嗣殿下と第2位の悠仁親王殿下の順位を揺るがせる事があってはいけないと思います。
次に悠仁殿下以降の皇位継承者の確保です。
その為には旧宮家の方の皇籍復帰が一番です。
朝日新聞の記事にはその事が前面に出していないのは女性天皇や女系天皇を望んでいるのかと思ってしまいます。