人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

追悼 震災10年

2021-03-11 20:12:08 | 日記

2021年3月11日。あの東日本大震災から10年が経ちました。やはりあの日は忘れてはならず、記憶に残すためにブログを書きました。改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

かく言う私も東北地方とは無縁でなく、母親が今のいわき市四倉の生れ、半分は東北人の血が混ざっています。四倉は福島原発のある双葉町の近く、叔父の家は津波の被害にあっています。10年経ったからといって亡くなられた方の事を忘れてはいけません。思い出すことが大切です。

その日、私は京都で仕事をしていました。京都でも大きく揺れて会議を中断し、すぐにテレビをつけました。画面には津波が押し寄せる様子、車が吞み込まれる様子、石油タンクが爆発し燃える様子、東京電力の福島原子力発電所が被災する様子などが次々と映されていました。被災地や東京の自宅では停電で見れなかったかと思います。直ぐに自宅に電話しましたが、当然のように繋がりません。家族の安否が確認できたのはかなり時間が経過した後。神奈川の自宅に戻れたのは数日後。家族からは敵前逃亡と言われる始末で、何とも情けない日々を送りました。自宅に帰っても計画停電で真っ暗。信号は消えて交差点では譲り合って通過する始末。それでも秩序だった行動には関心したものです。

10年前のこの震災は終わったのではなくまだ続いていると、今日の追悼式で天皇陛下のお言葉にありました。再び東北地方に来るのか、首都直下型か、富士山の噴火か、東南海沖地震となるのか、東京オリンピックやコロナ禍の陰で忘れがちですが、一瞬にして22,000人以上の人が亡くなった大災害を忘れることなく、十分な備えをしておく必要があります。

それにしても最近の国会周辺で起きている体たらくを見るにつけ情けなくなります。大丈夫か日本。なんとかして欲しいのですが。愚痴でした・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする