今回のラブラドール・ティントはリスボニア地方のワイナリー”カーザ・サントス・リマ”の赤ワインです。カタログには「ウナギの蒲焼など和食のタレと◎ 豊かな果実味と程よい渋みがなめらかに溶けこんだチャーミングな味わい」と書いてありました。これまで飲んだワインもそうですが、ワインリストのコメントがどれも素晴らしく感心してしまいます。実際に飲んでみても「なるほど」と思うので、ついつい次の一本に手が伸びます。そして今回のラブラドール・ティントはラベルの犬の絵が愛らしく、それも購入動機の一つでもあります。実際に飲んだ感想ですが、前に飲んだフォルティッシモ・ティントと同じワイナリーのワインですが、度数が13%のせいかそれほどガツンとはきませんでした。確かに渋みを感じるのですが、いやな渋さではなく、すき焼きの甘辛いタレとよくあい◎印の風味でした。
このリスボニア地方にはポルトガルの首都リスボンがあります。スペインから流れ込むテージョ川と大西洋の河口近くにあり、シントラ山脈の西側にはユーラシア大陸の最西端のロカ岬があります。本州最東端の北海道の納沙布岬は北米プレートのようなので、ユーラシアプレートの東端は伊豆半島付近になるのでしょうか?何れにしてもポルトガルと日本はユーラシア大陸の西と東の端の国になります。なんとも親しみを感じますね。コロナ禍が終息したら是非とも行ってみたい国の一つです。
写真に写っている小瓶はクルミ入りの蜂蜜だそうです。まだ開封してませんが、どんな味なのでしょうか?