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2016年10月2日(日)。読売新聞日曜版の名言巡礼にあった格言「もうはまだなり まだはもうなり」。もう値上がりする頃だと思う時には、まだ状況は変わらない。まだ同じ状況が続くだろうと思っている時、もう局面は転じている・・・と書いてありました。
この格言を読んで、はて? 自分のこれまでの人生はどうだったのか考えさせられました。自分で稼げるうちはいいのですが、年金生活に入ると思い切った勝負はできないもの。もっと要領よくできなかったかと考えてはみました。とはいっても、世の中、そして人生は「ゼロ・サム」の世界。どっかで帳尻があっているもので、ずーっと勝つこともないし、負け続けることもない。そして死ぬときは、あの世に何ももっていけないし、死んでしまえば自分の評判を聞くこともできない訳で、結局、水素・酸素・炭素の分子と化し、骨と煙になって生まれる前の元の状態に戻るだけ。そう思うと、写真のクラゲのように気ままに浮いたり沈んだりして生きていくのもありかと思ったりしました。
冒頭の格言でこんなふうに人生を考えるのか?ウケ狙いのまだまだ生臭い生き方をしている自分をみて、ちょっと笑ってしまいました。
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