鎌倉人の密かな楽しみ －－手打ちそば 茶織菴ーー

ミーハーの極み、ここにあり。つい先日テレビで放映されたばかりの鎌倉雪の下にある《手打ちそば　茶織菴》を訪ねました。土曜日の11時半過ぎに行ったのですが、既に店内は満席で前にお一人待っている状態でした。直ぐに後ろにも列ができ、やはりテレビの影響は大きいと思った次第です。30分位待ちましたか、ようやく一巡目の客が席を立ちはじめ店内へ。コロナの感染防止対策が行き届いており、席数は平常時の半分15席程度でした。

注文したのはせいろ蕎麦（800円）。あとで蕎麦湯を楽しむにはシンプルなせいろしかないかと。お恥ずかしい限り、これもテレビの影響です。お客が注文してから茹でて冷水で晒すのでしょう。出てくるまでに時間がかかりましたが、冷たく引き締まった蕎麦でその丁寧な仕事に関心しました。最後に楽しむトロっとした蕎麦湯。これはレポートするには気が引けます。足を運んで自分で味わってみてください。店内は清潔感にあふれ、店員さんの応対もよく、十分に満足したひと時を過ごせました。