人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

鎌倉を知る ーー 亀ヶ谷坂の亀 ーー

2018-01-18 17:15:52 | 日記

写真をご覧ください。壁面に亀がいるのが分りますか?左に向って歩いています。さてこの亀がいる場所はどこでしょうか?

鎌倉ガイドでは、この1月は正月らしく「鶴亀」「松竹梅」を探し福をもとめるというテーマで史蹟めぐりをしています。鶴は鶴岡八幡宮で見つけ、亀は寿福寺から亀ヶ谷坂、長寿寺までの間に見つけました。寿福寺の山号は「亀谷山」、「亀ヶ谷坂」の亀、長寿寺の山号は「宝亀山」。そして長寿寺の山門前には亀のようで亀でない「贔屓」がありました。まさに亀づくしです。

そんなこんなで亀を求めていますと、窮すれば通ずとはこのことで、長寿寺手前、お稲荷さんの祠の横に亀そっくりの岩の裂け目があるのには驚きました。建長寺の池から出てきた亀が岩に閉じ込められたような形をしています。興味のある方は是非探して下さい。福がもらえるかもしれません。

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鎌倉を知る ーー 川柳駈込寺 ーー

2018-01-12 17:19:47 | 日記

東慶寺の前の前の住職井上禅定和尚の講演記録をもとに、『駈込寺-離婚いまとむかし』から東慶寺歴史散歩の部分のみを抜粋した、『川柳駈込寺』という冊子があります。これは松ヶ岡宝蔵売店で買い求められるのですが、なかなか面白い冊子なので紹介します。

東慶寺は縁切寺とも言われています。離縁・縁切りというと、正月過ぎのめでたさとは程遠い感じを受けますが、やむを得ず東慶寺に駈け込む女性の立場からすれば逆で、新しいし人生の再スタート物語とも言えます。江戸時代の女性は16歳頃に訳も分からず結婚し、お歯黒・眉剃りで未婚女性と区別されていました。いい旦那ならともかく、なかにはとんでもない夫もいたようで、そういう男から救済するのが「縁切寺法」でした。そんな様子が人情の機微を穿つ川柳として残されています。

まずはそんな駈込寺である東慶寺(=松ヶ岡ともいう)を詠んだもの。

  出雲にて結び鎌倉にてほどき ; 縁なき衆生を済度する松ヶ岡

江戸や各地から夫から必死に逃れ、東慶寺に駈け込んだ様子を詠んだもの。かんざし一つ投げ入れてもセーフ。粋な計らいがありました。

  泥足で玄関上がる松ヶ岡

無事に辿りつき、駈込めたご婦人方の晴れ晴れとした気持ちを詠んだもの。

  くやしくば尋ね来て見よ松ヶ岡

東慶寺に駈け込んでもすぐに出られるのではなく、3年間は寺で暮らす必要がありました。

  三年のうちに歯もはげ眉も生へ

  松ヶ岡出づれば桃や栗がなり

何かあればマスコミなどが追っかけまわす今の時代。胡散くさいもうけ主義の匂いがして面白くありません。江戸時代の川柳をみると大らかで節度があったような気がします。但し不倫は死罪の時代だったことをお忘れなく。

 

 

 

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鎌倉を知る ーー 光と影 ーー

2018-01-08 20:15:12 | 日記

浄智寺で写したお気に入りの1枚。鎌倉七福神の布袋尊です。斜め右上からさす太陽の光が布袋さんを浮き立たせ、背後の洞窟の影と絶妙なコントラストを生じさせています。幾度もこの布袋さんを拝んでいますが、これほど際立った瞬間はありませんでした。まさに「お前はどこに行こうとしているのか。何を迷っている。こうして指し示しているのではないか。」と諭しているように見えます。その方向は総門の「宝所在近」の扁額でしょうか・・・?

禅の言葉に「宝所在近 更進一歩」というのがあります。その言葉の意味するところは、

禅には「人は生まれながらにして仏の尊い命、仏の心というべき仏性を備えもっている」との考え方があります。その仏性こそ宝所そのもの。その宝に気づかず彷徨っているのが凡夫の現実そのもの。求めるものは遠くにあるのではなく、己が境地にある。その本来具有する仏性を自分自身が見得するところに修行があり、更に進めよの精進が肝心なのだと・・・。

 

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鎌倉を知る ーー お気に入りの景色 ーー

2018-01-07 10:55:39 | 日記

最近気に入っている景色があります。特に良く晴れわったた今頃の季節がお奨め。場所は?ですが、鎌倉山から七里ヶ浜の住宅地に下る一方通行路の途中。車では駐停車できるところはないので徒歩の散歩がいいですね。それも鎌倉山から来るのがベスト。鎌倉山の住宅地を抜けると一気に視界が開ける場所があり、そこから見る景色は圧巻です。

正面は相模湾、右を見れば富士山、左には海の彼方に伊豆大島、眼下には七里ヶ浜の住宅地。これ以上の展望の広がりはないでしょう。特にお奨めなのが、右側の広町の緑地から海につながる山裾に建つ家並みの展望です。最近の住宅はおしゃれで、地中海風住宅の定番色である白い壁に赤茶色の屋根にする家が多く、一瞬、イタリアの地中海地方にいるような・・・。これは観る人の感性ですから何とも言えませんが、私はこの開放感がたまらなく好きです。相模湾の海面がキラキラ輝く時間に行ってみてください。

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プラハ散策

2018-01-04 22:07:08 | 旅行

プラハ散策

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