人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

雪中の正月ぼたん(鶴岡八幡宮ぼたん苑)

2018-01-24 17:46:55 | 日記

雪中の正月ぼたん(鶴岡八幡宮ぼたん苑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉を知る ーー 鶴岡八幡宮の雪景色 ーー

2018-01-24 16:29:24 | 日記

1月22日(月)は午後から雪。今回は4年振りの大雪警報の発令でしたが、10㎝から20㎝の積雪で鎌倉や首都圏の交通はマヒ状態。大混乱の様子が終日テレビに映し出されていました。翌日には道路の雪もすっかり解けてしまい、昨日の雪はなんだったのか、束の間の夢を見ているようでした。

写真は23日(火)の朝に鶴岡八幡宮の太鼓橋から社殿を写したもの。太鼓橋に積もった雪の白色と舞殿、本殿の朱色のコントラストが気に入りました。なんとも平和な光景です。

さて時代は遡りますが、14世紀の中ごろに初代の鎌倉公方足利基氏が詠んだ歌があります。

  つるか岡こたかき松をふく風の雲井にひびく万代の声

足利基氏は足利尊氏の子供で兄の足利義詮に代って鎌倉に下向し、鎌倉公方になりますが、入間川陣に滞在し戦争状態のまま約9年間も過ごします。記録にはたまに戻った鎌倉では師と仰ぐ義堂周信と交わった様子が残されています。そんな基氏が束の間の平和を愛しむ気持ち詠んだ歌ではないかと思われます。因みに関東大震災以前には、鶴岡八幡宮の背後の山には松林があったようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする