今日は遠い親戚のお婆さん(おばさん)の通夜だ。
私が最後に合ったのはかなり前で、遺影も少し若い頃のものなのでオバサンと云う印象の方が強い。
実は彼女、私が人間界に生まれ出て初めて逢った家族以外の女性だ。
自他共に認めるオッパイ星人の私は、その時 亡母に抱かれて乳首を咥え、至福の時を過ごしていた。
前歯が生えてきた頃だから、多分 生後1歳前のことだと思う。
乳首の感触を楽しみ甘噛みをしては吸っていた私は、つい力が入ってしまったらしく母が悲鳴を上げた。
同時に愛しの乳首は私の口から逃げ、母は痛む乳首を抑えながら近くの女性と何かを相談していた。
この頃の私は日本語を解しないので、何を言っていたのかは判らないのだが、二人の目が「とても嫌な感じ」で私を見ていたのを記憶している。
(これは きっと何か良くないことが起きる) と感じた私。
案の定、それ以後、私がいくら泣いても「大人になるまで」乳首が私の口に入ることは無かった。
つまり亡くなったオバサンは私から大切な乳首を奪った張本人なのだ。
私の人生に最初の挫折を与えたオバサン。
今はもう憎んではいないけれどね。
オバサンのことは、いつまでも忘れないよ。
南無・・・・・・・・・・
私が最後に合ったのはかなり前で、遺影も少し若い頃のものなのでオバサンと云う印象の方が強い。
実は彼女、私が人間界に生まれ出て初めて逢った家族以外の女性だ。
自他共に認めるオッパイ星人の私は、その時 亡母に抱かれて乳首を咥え、至福の時を過ごしていた。
前歯が生えてきた頃だから、多分 生後1歳前のことだと思う。
乳首の感触を楽しみ甘噛みをしては吸っていた私は、つい力が入ってしまったらしく母が悲鳴を上げた。
同時に愛しの乳首は私の口から逃げ、母は痛む乳首を抑えながら近くの女性と何かを相談していた。
この頃の私は日本語を解しないので、何を言っていたのかは判らないのだが、二人の目が「とても嫌な感じ」で私を見ていたのを記憶している。
(これは きっと何か良くないことが起きる) と感じた私。
案の定、それ以後、私がいくら泣いても「大人になるまで」乳首が私の口に入ることは無かった。
つまり亡くなったオバサンは私から大切な乳首を奪った張本人なのだ。
私の人生に最初の挫折を与えたオバサン。
今はもう憎んではいないけれどね。
オバサンのことは、いつまでも忘れないよ。
南無・・・・・・・・・・