眠剤を飲んで熟睡し、未だ薬の残ったボケーッとした頭で起きて行ったらいつもと様子が違う。
居間には私より寝坊助のスリスリがいるし、テレビがついていない。
何と夜中に安平で震度7の大きな地震があって私の町は震度4?
それを全く知らずに眠りこけていた私。
震源地に近い、厚真火力発電所が止まり全北海道で停電だと云う。
北海道中全部が停電なの?そんなことあり得るの?他にも沢山発電所はありそうな気がするけれど。
ルンバはクルクルとハンドルを回すと発電しながら聴くことができるラヂオを出してきてクルクルしなから耳を澄ませている。
私はバッテリーで起動するノートPCで情報を得ようとしたのだが、ルーターに電源が来ていないのでダメ。
スリスリはスマホで情報を仕入れGSが閉じていてバスも止まっていると報告。
私は倉庫や納戸を調べて懐中電灯とランタンを見つけて点灯を確認。
携帯電話を確認したら、次々と入ってくるマイフレさんからの「大丈夫?」メール。
沢山心配されていることに感激し返信しているうちに電波が弱くなった。
幸いもにガスは使え、市内にある浄水場に水が無くなるまでは水も出ると云うので鍋に水を貯えたのだが、携帯で連絡していたマイフレのT子さんから、「鍋で御飯を炊いたら?」と云われ、(そうかぁ、その手があった)と喜び、ルンバに久しぶりの命令口調。
「鍋で御飯を炊きなさい」
こう云う時の家長は威厳があるのだ。
いつもは食欲が無いのに、暖かいホカホカのオニギリは とても美味しかった。
車中泊の時、車で携帯の充電ができるように改造してあったのを思い出し、エンジンをかけてスリスリのスマホと私の携帯を充電。
ついでにガソリンを補充して街の様子を見てみようかと走らせてみたら、近所にある、普段は客を見たことがない あまり新鮮とは言えない食料・雑貨を扱う店では入店制限をするほどの行列。多分開店以来の人出だろう。
GSはどこも閉じていて、一軒開いていたENEOSには長い、長い、長い、どこまでも続く長蛇の車列。
スーパーやホームセンターにも見たことが無い程の長い、長い行列。
その点我が家は菓子類が豊富にあり、普段でもカップ麺を食べることがあるので贅沢を云わずに普通に生きていける。
帰宅して夕暮れ前にオニギリを頬張っていると「もう夕食なの?」と云うルンバ。
「当たり前だろう、日が暮れたら真っ暗で何も出来ないから」と未だ何とか威厳のある家長の私。
あわててオニギリに手を伸ばしたルンバを横目に懐中電灯を持ってトレイへ。
少し萎びたジェームスに灯りを当てながら放尿し、「明日も頑張ろうね」と気合を入れた。
居間には私より寝坊助のスリスリがいるし、テレビがついていない。
何と夜中に安平で震度7の大きな地震があって私の町は震度4?
それを全く知らずに眠りこけていた私。
震源地に近い、厚真火力発電所が止まり全北海道で停電だと云う。
北海道中全部が停電なの?そんなことあり得るの?他にも沢山発電所はありそうな気がするけれど。
ルンバはクルクルとハンドルを回すと発電しながら聴くことができるラヂオを出してきてクルクルしなから耳を澄ませている。
私はバッテリーで起動するノートPCで情報を得ようとしたのだが、ルーターに電源が来ていないのでダメ。
スリスリはスマホで情報を仕入れGSが閉じていてバスも止まっていると報告。
私は倉庫や納戸を調べて懐中電灯とランタンを見つけて点灯を確認。
携帯電話を確認したら、次々と入ってくるマイフレさんからの「大丈夫?」メール。
沢山心配されていることに感激し返信しているうちに電波が弱くなった。
幸いもにガスは使え、市内にある浄水場に水が無くなるまでは水も出ると云うので鍋に水を貯えたのだが、携帯で連絡していたマイフレのT子さんから、「鍋で御飯を炊いたら?」と云われ、(そうかぁ、その手があった)と喜び、ルンバに久しぶりの命令口調。
「鍋で御飯を炊きなさい」
こう云う時の家長は威厳があるのだ。
いつもは食欲が無いのに、暖かいホカホカのオニギリは とても美味しかった。
車中泊の時、車で携帯の充電ができるように改造してあったのを思い出し、エンジンをかけてスリスリのスマホと私の携帯を充電。
ついでにガソリンを補充して街の様子を見てみようかと走らせてみたら、近所にある、普段は客を見たことがない あまり新鮮とは言えない食料・雑貨を扱う店では入店制限をするほどの行列。多分開店以来の人出だろう。
GSはどこも閉じていて、一軒開いていたENEOSには長い、長い、長い、どこまでも続く長蛇の車列。
スーパーやホームセンターにも見たことが無い程の長い、長い行列。
その点我が家は菓子類が豊富にあり、普段でもカップ麺を食べることがあるので贅沢を云わずに普通に生きていける。
帰宅して夕暮れ前にオニギリを頬張っていると「もう夕食なの?」と云うルンバ。
「当たり前だろう、日が暮れたら真っ暗で何も出来ないから」と未だ何とか威厳のある家長の私。
あわててオニギリに手を伸ばしたルンバを横目に懐中電灯を持ってトレイへ。
少し萎びたジェームスに灯りを当てながら放尿し、「明日も頑張ろうね」と気合を入れた。